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約1時間の手術で痛みも少ない
鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術

新橋DAYクリニック

(港区/新橋駅)

最終更新日:2022/10/06

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  • 保険診療

鼠径(そけい)ヘルニアとは、筋肉と筋肉の隙間から腸管や腹膜の一部が脱出し、足のつけ根や下腹部に膨らみが生じる病気。手で押すと膨らみが戻る場合が多く、気にしつつも放置している人は少なくないといわれる。さらに、治すための手段が手術のみであることも、治療をためらう人が多い一因となっているようだ。ところが、「新橋DAYクリニック」の岡村正之院長によれば、「当院が行う腹腔鏡を用いた日帰りの鼠径ヘルニア手術は、体表面につくる傷も小さく、痛みも少ないです」とのこと。同院が採用する手法による日帰り手術であれば、日常生活への早期復帰が見込めるという。そこで岡村院長に、同院が取り組む鼠径ヘルニアの日帰り手術について、手術にかかる時間や費用、手術の流れまで詳しく聞いてきた。

(取材日2022年6月10日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q鼠径ヘルニアとはどのような病気なのですか?
A

本来、筋肉と筋肉の間にとどまっているはずの腸管や腹膜が、筋肉の弱まった部分から飛び出してしまう病気で、脱腸と呼ばれることもあります。鼠径ヘルニアになると、足のつけ根や下腹部などにぽこっとした膨らみができるのですが、手で押したり体勢を変えたりすると戻るケースも多いですね。加齢が一因と考えられるほか、運送業のように重い荷物を頻繁に持つ職業に就いている方や、咳が頻繁に出る方もなりやすいとされます。患者層としては中高年男性に最も多い一方で、妊娠を経験した女性や、乳幼児にも多い病気です。自然治癒することはなく、また薬で治療することもできないため、完治をめざすには手術が必要となります。

Q日帰り手術にかかる時間や費用について教えてください。
A

手術自体の時間は30分から1時間ほどです。それにプラスして、術前の麻酔にかかる時間、術後の覚醒時間が加わり、1時間30分~2時間程度が手術室の滞在時間とお考えください。術後は、立ち上がれる状態まで覚醒したかを確認してからリカバリー室に移っていただき、おおよそ1時間30分程度休んでから医師の診察後、帰宅となります。また、手術費用に関しては健康保険適用です。当院では、クレジットカードや各種キャッシュレス払いにも対応しています。ほとんどの方が高額療養費制度を利用し、窓口での支払い金額の減額、または後日返金を受けていらっしゃいます。利用方法など不明な点はお気軽にお申しつけください。

Qこちらで採用している手術の方法はどのようなものですか?
A

術式は鼠径部を切開する手術と腹腔鏡手術に2通りに大別され、当院で採用しているのは後者の一種である腹腔内到達法です。この手法では腹部をガスで膨らませ、体内に非常に小さなカメラと器具を入れてヘルニアを直接観察しながら処置を行います。体表の傷は3ヵ所できるものの、いずれも5mm程度。脱腸状態の改善を図ったら、腸が出ていた筋肉の隙間を医療用メッシュ、体表の傷は医療用ボンドでふさぎ、それぞれ体内に吸収される糸で縫合しますので、抜糸の必要もありません。ボンドは1週間ほどで剥がれ落ち、それが傷のふさがった合図です。また、術後1週間前後で診察が必要となりますが、当院ならオンライン診療で対応することもできます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1事前にウェブ問診票に記入し、問診へ

まずは手術前の診察日をウェブサイトから予約。メールで問診票のURLが送られてくるので、ゆっくりとオンライン上で回答しよう。項目は、現在の状況や服用中の薬の種類、既往歴や手術歴などについて。新型コロナウイルス感染症の罹患歴に関しても入力する。同院に紙の問診票も用意されているので、来院時に記入することも可能。問診票をもとに医師が問診し、日帰り手術の適応の可否を判断する。

2診察・検査を経て、手術の説明を受ける

問診後に、医師が視診・触診で鼠径ヘルニアの有無や状態を診断。術前検査として血液・心電図検査を受ける。CT・心臓機能検査が必要な場合は、提携先の近隣クリニックへ。検査後に手術内容や手術前・後の注意点などに関して医師から、当日の準備などに関して看護師から説明を受ける。問題がなければ術前の診察日は1日のみ。

3手術当日。準備を済ませたら麻酔を導入

手術当日は食事を取らず予約時間に来院。個室で術衣に着替え、看護師が体温、血圧、心拍、酸素飽和度などを確認。麻酔薬剤投与の準備段階として点滴注射をしてから手術室へ。麻酔科の医師や看護師がそろって患者の名前やアレルギーの有無、鼠径ヘルニアの場所などを確認した後、全身麻酔の導入を開始する。救命も担う麻酔科の医師がいるため、不測の事態やアナフィラキシーなどにもすぐに対応可能だ。

4全身麻酔下で日帰り手術がスタートする

手術の全工程が全身麻酔下の入眠中に行われる。医師が5mmほどの小さな穴から腹部に器具を挿入。腹部を炭酸ガスで膨らませ、カメラを入れてヘルニアを観察しながら処置を行う。同院では、鼠径ヘルニア手術をはじめ腹腔鏡手術の経験が豊富な外科医師と、安全管理のスペシャリストである麻酔科医師、看護師3人の計5人体制での手術が基本。安全に手術を完遂するため、厳密な安全基準に則って麻酔・手術を実施している。

5術後はリカバリー室で休んでから帰宅

術後、覚醒前に腹部に痛み止めのブロック注射が打たれる。麻酔投与を終えて5分程度で覚醒するので、医師が安全を確認してから個室のリカバリー室へ移動。術後の安全確保のため、1時間30分ほど休憩を取った後、飲水や歩行に問題がないかを看護師が確認。最後に医師が診察し、問題がなければ帰宅。1週間前後で術後診察を受けるが、オンライン診察でも良いそうだ。

ドクターからのメッセージ

岡村 正之院長

腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術は傷も数mm程度と小さく、痛みも少ないため、術後は早期に元の生活に戻れるでしょう。当院にお越しいただければ、きっと「もっと早く相談しておけば良かった」と感じていただけると思います。また、当院の日帰り手術の特徴は、麻酔科の医師による徹底した安全管理にある、という点もぜひご認識いただきたいです。麻酔科は救命も担う部門であり、当院にも心肺蘇生の道具をそろえています。予期せぬ事態が起こらないよう万全を期し、万が一何か起きた場合でも迅速に対応しますので、ご安心ください。もちろん、ご不安のある方はまずは相談だけでも大丈夫です。皆さんのご来院をお待ちしております。

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