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尾崎 聡 理事長、岩田 智則 院長の独自取材記事

えびな脳神経クリニック

(海老名市/海老名駅)

最終更新日:2022/04/15

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小田急線とJR相模線の海老名駅に挟まれた複合施設に2022年4月1日に開院したのが「えびな脳神経クリニック」。下今泉で長年診療を続ける「えびな脳神経外科」の分院として、ノウハウを受け継ぎながらさらに進化させた質の高い診療の提供をめざしている。「患者さんの不安を一刻も早く取り除くことが重要」と話す尾崎聡理事長と、「適切な診療に結びついていない若年層にこそ利用してほしい」と語る岩田智則院長。頭痛やめまい、しびれ、物忘れなど身近で気になる症状の相談が可能だという。平日は21時まで診療しており、働き世代でも来院しやすい環境を提供している。これから同院での医療にかける思いを、それぞれに語ってもらった。

(取材日2022年3月25日/情報更新日2022年4月15日)

高精度MRI・CTを備え、脳神経診療を提供

開院に至った経緯を教えてください。

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【尾崎理事長】当院は2014年に私が市内の下今泉に開設した「えびな脳神経外科」の分院です。もともと脳神経を診る医療機関が少ないエリアだったということもあり、同院には多くの患者さんを迎え、外来と通所、訪問でのリハビリテーションも含め、地域に貢献させていただけていると感じていました。しかし、駅からやや遠いことから、もっと通いやすい環境でも医療を提供できたらと考えていたところに、海老名駅近くにクリニックモールを新設すると聞き、分院の開設を決めたのです。そこで、脳神経内科を専門とする旧知の岩田先生にお声をかけ、院長としてクリニックの運営をお願いすることにしました。
【岩田院長】同じ脳神経領域を専門とする尾崎理事長とは、ともに湘南住まいでサーフィンを趣味とするなど共通点も多く、長く縁があったことから、昨年より本院で一緒に診療にあたってきました。

どのような特徴がありますか?

【岩田院長】最大の特徴は脳神経外科と脳神経内科の医師が常駐しているという点。他にも大学病院との連携により、各分野から専門のドクターが多数診療に加わってくれることとなり、専門的な診療を提供できるような体制にしました。脳神経疾患と関わりの深い生活習慣病なども診られますし、クリニックモール内ということで、循環器内科など他科クリニックとの連携がとれるのも心強いです。
【尾崎理事長】脳神経疾患の予防から治療、後遺症対応などのフォローアップまでを一連で行うと同時に、高性能医療機器と便利な立地による利便性を加えたクリニックになります。

検査機器も充実させたそうですね。

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【岩田院長】MRI、CT、超音波診断装置といった画像診断装置を駆使し、迅速かつ適切に診断することは、本院においても大切にしてきたことです。当院には3テスラMRIや80列CTなどさらに高精度な検査機器を備え、疾患の早期発見をめざします。
【尾崎理事長】脳の気がかりは患者さんに大きな不安を抱かせるものです。ですので可能な限り早くその不安を取り除けるよう、できるだけその日のうちに検査結果をお出しし、詳しい説明とともにご提供できるようにしたいと思っています。

21時までの診療で頭痛に悩む人の手助けになりたい

平日夜の診療も展開されると伺いました。

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【岩田院長】月曜から金曜は9時~21時まで、土曜は9時~18時まで診療します。駅徒歩1分の立地ですから、お勤め帰りにも気軽に受診していただくことができます。もちろん、即日検査対応も可能ですから、気がかりを長く抱える必要もありません。長く大学病院にいた後、クリニックでの診療を経験してみて感じたのは、画像検査により安心して帰られる患者さんが多いこと。脳に不安や悩みがあっても、大きな病院の受診はハードルが高く、長くもやもやを抱えている方が多くいるのです。そうした方に安心を提供することも、当院のようなクリニックの大きな役割と感じています。もちろん、身近な頭痛などの症状の影に、ごくまれに驚くほどの大きな疾患が隠れていることもありますので、そうしたケースではできるだけ早く適切な治療へとつなげていきます。

夜診療の必要性を感じられた理由は?

【岩田院長】若年者、つまり働き盛り世代の頭痛は増加しており、今や社会的問題となっています。しかし、この世代は忙しく、日常で受診の機会をつくることが難しい世代。なかなか必要な治療につながらず、長く症状に耐えていたり、市販の鎮痛剤で痛みをごまかしていたりといった方も多いのです。日本人は我慢強い民族といわれると同時に、塩分摂取量が多く、座って過ごす時間が長いなど、脳血管障害のリスクが高いという特徴もあります。近年、頭痛の治療では新薬も続々登場しており、治療の選択肢は急速に広がっています。もはや頭痛は耐えるべきものではなく、治療できるものになっているのです。当院では高い利便性を生かしてこうした忙しい世代にも気軽に受診いただき、適切な治療を受けられない「頭痛難民」を一人でも減らしていければと考えています。

リハビリテーションにはこちらでも取り組まれますか。

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【尾崎理事長】脳神経疾患では早期発見・早期治療とともに、後遺症や生活障害に対応するフォローアップが非常に重要です。そこで当院でも外来でのリハビリテーションには力を入れています。スペースに限りがあるため本院ほどの規模ではありませんが、理学療法、作業療法や物理療法などを展開していきます。駅直結の完全バリアフリー施設ですので、ハンディキャップのある方にもご利用いただきやすい利点もあります。
【岩田院長】リハビリテーションは、薬物療法とともに重要な治療選択肢の一つです。当院ではリハビリテーションのみならず、同時に栄養士による栄養指導や運動指導なども行い、生活習慣改善を通して病気の進行を遅らせたり、再発を防ぐといった目的のアプローチも行います。脳血管障害は10年間で半数が再発するとされますが、予防から治療、フォローアップまで一貫して診ることで、トータルに患者さんを支えていければと思います。

つらさや悩みにとことん向き合い信頼される医療機関に

医師を志し脳神経を専門に選ばれたきっかけは?

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【尾崎理事長】仲の良い友人を亡くし、自分に何かできなかったのかという思いを抱いたことが医師を志したきっかけです。脳神経外科を選んだのは、脳の神秘性に惹かれたのと、昔から手先が器用で細かい作業が得意だったこともあります。
【岩田院長】幼少期より人に感謝される仕事に憧れを持っており、小学校の卒業文集にも「人のためになる医師になる」と書いていました。その後、母方の祖母はパーキンソン病、父方の祖母はアルツハイマー型認知症と、二人の祖母がともに脳神経疾患を患ったことから神経学に興味を持つようになりました。2000年以降は脳神経疾患に関する薬物療法の進化が著しいことを受けて、神経内科での研鑽を希望し、初期研修終了後に神経学を学ぶために、神経内科講座が日本国内でも早い時期に設置された歴史のある九州大学神経内科に入局し、専門性を深めました。

余暇の気分転換方法は?

【尾崎理事長】自宅が湘南で、海の目の前に住んでいますので、サーフィンを楽しんでいます。夏には早起きして出勤前に海に入ることも。朝が暗く海水温も低い冬場は足が遠のきがちになりますが(笑)。
【岩田院長】私もサーフィンが趣味で、尾崎先生と一緒に海に入ることもありました。サーフィンをしていると自然の偉大さの前に謙虚になるというか、独特のマインドを持つようになるのですが、そんな共通点から気が合うのかもしれません。とはいえ、腰の不調などもありサーフィンはそこまで頻繁に行けていないので、座りっぱなしを避けて日常の中で体を動かす方法として、最近は昼休みなどを利用して1日1万歩を目標に歩いています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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【岩田院長】大学病院では三次救急医療や研究など、多様な経験をしてきました。経験に基づき、専門分野の知識をアップデートしながら、常にハイレベルな医療を提供していきたいと思います。めざすのは神奈川一のクオリティー。高いレベルと気軽さを兼ね備えたクリニックでありたいと思います。
【尾崎理事長】病院が手術の必要性を判定し、手術で助ける役割を果たすのに対し、当院のようなクリニックは手術には至らない方々のつらさや悩みに最後まで向き合う役割を求められていると感じています。「脳のことで困ったらあそこに行けば大丈夫」と信頼されるクリニックであれるよう、問題解決に向けて諦めず試行錯誤を続けていきたいです。神奈川トップといわず、日本一の信頼を受けるクリニックをめざしたいですね(笑)。

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