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北見 瑛一 副院長、藤本 徹生 副院長の独自取材記事

山田歯科成瀬クリニック

(町田市/成瀬駅)

最終更新日:2021/10/12

北見瑛一副院長、藤本徹生副院長 山田歯科成瀬クリニック main

歯周病治療専門に特化している「山田歯科成瀬クリニック」。高齢化が進む今の日本で歯科医療の面から社会貢献するため、同院では歯周病治療のスペシャリスト育成をクリニックの指針の1つとして掲げ力を入れている。その指針のもと研鑽を積み、患者からの信頼を獲得して今や同院に欠かせない存在となった、ともに副院長の北見瑛一先生と藤本徹生先生。歯科医療を通してさらなる社会貢献をめざし、歯周病以外の鍛錬にも余念のない2人の先生に、同院の特色や診療で心がけていること、将来の展望などさまざまな話を聞いた。

(取材日2019年3月7日)

歯周病専門クリニックならではの診断力が強みの一つ

他院と違うなと思うこちらのクリニックの特徴をお聞かせください。

北見瑛一副院長、藤本徹生副院長 山田歯科成瀬クリニック1

【北見副院長】歯周病のスペシャリストとしての視点で検査・診断をまずしっかり行うことを大切にしている点が、何よりの違いだと思っています。
【藤本副院長】一般的な検査よりも精密な検査を行うことで、より多くの情報を得て診断に役立てています。それをもとにこの患者さんが今どういう状態か、何が原因で問題が起きているかということを分析していきます。精密な検査から導き出していく診断力、そこが強みの一つです。

治療など技術面での強みについてはいかがですか?

【藤本副院長】高いレベルの治療技術を追求できているクリニックではないでしょうか。他院からの紹介の患者さんは多いですね。技術はもちろんですが、同じ治療でも、介入するタイミングなどを見極め一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を行っている点も当院ならではかもしれません。
【北見副院長】歯周病治療専門のクリニックとしてクリーニングから外科的処置まで幅広く対応できる技術を持っていることです。当院では特に、歯周基本治療といって、オペが必要な段階に入る前の治療には自信があります。

設備も充実しているように見受けました。

北見瑛一副院長、藤本徹生副院長 山田歯科成瀬クリニック2

【北見副院長】先ほど検査・診断についてお話ししましたが、患部を拡大視できるマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)やレントゲンでは見えない部分まで見ることが可能となる歯科用CTなどの機器は、正しく診断をしていくためには重要な設備ですね。
【藤本副院長】マイクロスコープを使うにはある程度の訓練が必要ですが、当院に所属するすべての歯科医師は、マイクロスコープを使いこなしています。それも当院の強みでしょう。一般にマイクロスコープを使う場面は根管治療なのですが、歯石が残っていないかどうかの確認においても有効活用できますので、歯周基本治療のレベルが上がり、結果として外科処置を減らすことができています。

コミュニケーションを重視し、患者が求める治療を提案

どんな患者さんが来ますか?

北見瑛一副院長、藤本徹生副院長 山田歯科成瀬クリニック3

【北見副院長】当然ですが歯周病の患者さんが圧倒的に多いです。年代的にも、歯周病で困ることが多い中高年層が中心で、最近目立つのは70代以上のご高齢者。逆に、学生さんやお子さんは少ないですね。地域の方はもちろん、先ほど申し上げたように他院からのご紹介も多いので遠方からわざわざ訪れる患者さんもいらっしゃいます。
【藤本副院長】急患の患者さんもいらっしゃいますが、メンテナンスの受診率は一般の歯科医院さんよりも高いのではないでしょうか。歯周病は自覚症状がないまま進行する病気ですから、患者さんは病気の成り立ちやご自身のお口の中がどういう状態なのかを把握されていないことがほとんどです。当院では、まずそこを丁寧にご説明して、歯に対する意識を高められるように取り組んでいます。それが結果としてメンテナンス受診率の高さにつながっているのではないでしょうか。

診療の際、どのようなことを心がけていますか?

【藤本副院長】患者さんが今何を求めているかをよく考えながら診療しています。ただ、患者さんのリクエスト通りに治療を進めるのはプロとして問題がありますから、いくつか選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットを伝えた上で患者さんと相談し決めていきます。接遇面では患者さんの表情から気持ちをくみ取るよう心がけています。こちらの話がうまく伝わっていない時は患者さんの表情に表れるので、再度理解していただけるよう模型や写真をお見せしたり、場合によっては治療中の動画を見せながらご説明します。
【北見副院長】患者さんとのコミュニケーションを最大限に重視し、自分にできる最高の医療を提供することを心がけています。ここで言うコミュニケーションというのは、適切な言葉遣いや目線を合わせる、きちんとマスクを外してお話するなど、ごく基本的なことです。当院の患者さんは年配の方が多いので、特に言葉遣いには注意しています。

お二人がこちらに勤務されるようになった理由は?

北見瑛一副院長、藤本徹生副院長 山田歯科成瀬クリニック4

【北見副院長】大学卒業後は一般歯科のクリニックに勤務して基礎を身につけましたが、もともと歯周病を学びたいと思っていたのでしっかり勉強できる環境を探し、ここにたどりつきました。当院の院長の、真摯に患者さんに向き合う熱い性格というところに引きつけられ、数々の難症例を手がけ若い患者さんの治療例を拝見し、「こういうことを学びたかった」と感銘を受けて入職を希望しました。
【藤本副院長】私も大学卒業後は一般歯科のクリニックに勤務しましたが、実力がまだまだ足りないと感じ、専門性の高い歯科医院への勤務を希望して当院を見学したのがきっかけです。もともとオペや歯周病には興味があったこと、それにじっくり治療に取り組む診療姿勢や充実した設備など歯科医師として成長するのに最適な環境だったことから、ぜひここで働きたいと思いました。

周囲全員を幸せにし、社会貢献できる歯科医師をめざす

歯科医師をめざしたきっかけを伺えますか。

北見瑛一副院長、藤本徹生副院長 山田歯科成瀬クリニック5

【北見副院長】父が歯科医師で自宅兼の診療所で育ちましたから、歯科に抵抗がなかったというのがベースにあります。将来の職業として意識し始めたのは中学生時代。大学受験前にはいろいろ悩んだ時期もありましたが、人のためになり感謝される職業でやりがいがあると思い、歯学部に進みました。
【藤本副院長】実は子どもの頃から料理が好きで、ずっと料理人をめざしていました。高校時代に進路を決める時、それを両親に話したところ、「料理は趣味でできる、歯科医師をめざしてみたら?」と母に提案され、歯科医師を意識したのが最初のきっかけです。父や兄が医師なのでもともと医療には興味があったことから、次第に医療の道へと傾いていきました。

今後取り組みたいことや将来の展望についてお聞かせください。

【藤本副院長】歯周病に関する専門の資格をとるというのが当面の目標です。といっても、資格をとることそのものが目標ではありません。自分の技術に自信がつくと思いますし、専門家の立場で最良の治療を提供したいと思っています。最終的には、父や当院の院長のように、患者さんにしっかりと向き合い、寄り添いながら治療に取り組み信頼される歯科医師になりたいですね。そして患者さんはもちろん、一緒に働くスタッフや家族も幸せにできるような歯科医師になるのが理想です。
【北見副院長】将来的にめざすのは、自分の知識や技術を多くの人に還元し、より社会に貢献できる歯科医師になることです。そのためには高い技術と人間力を兼ね備え、日々研鑽を重ねることが大切だと考えています。歯周病を専門的に学ぼうと思ったのも、歯科の技術全体のレベルを上げたかったからです。歯周病の治療は、虫歯治療・根管治療・補綴など総合力が求められますからね。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

北見瑛一副院長、藤本徹生副院長 山田歯科成瀬クリニック6

【北見副院長】歯周病専門という看板は掲げていますが、虫歯や根っこの治療など歯周病以外の治療も行っていることを知っていただきたいですね。虫歯の治療にいらして、そこで歯周病が見つかり重症化する前に治療に入れた、などというケースもありますので、歯周病以外の症状でもぜひご相談ください。
【藤本副院長】当院のコンセプトの1つに、「1本でも多く歯を残す」というのがありますが、歯だけではなく、歯槽骨や歯の神経など、ご自身の組織をできる限り保存することを大切に治療に取り組んでいます。特に歯周病は無症状のまま取り返しのつかない状態まで進行してしまい、歯を失って気づくことも多いもの。それを未然に防ぐためにも、歯の大切さをこれからもお伝えし続けていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/42万円~ 歯周基本治療/54万円~ 歯周組織再生療法/15万円

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