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めまいや吐き気を感じる頭痛
生活習慣の改善や予防薬などの対策も

東京予防クリニック

(港区/新橋駅)

最終更新日:2022/04/27

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  • 保険診療

パソコンやスマートフォンなしでは生活が成り立たないような昨今、肩凝りや目の疲れから頭痛を訴える人も増えている。頭痛と一口に言っても、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛などの種類があり、症状も異なってくる。頭痛が起こると仕事をはじめとする日々のパフォーマンスの低下にもつながってしまうので、自分がどのタイプの頭痛かをしっかり診断してもらい、適切な治療を受けることが大切だ。「東京予防クリニック」の村上友太院長は、頭痛の診療を得意とし、脳神経疾患を専門に勤務医として研鑽してきた。今回はそんな村上院長に、頭痛の種類や、2021年から使用できるようになったという片頭痛の予防薬である抗CGRP抗体製剤の注射などについて話を聞いた。

(取材日2022年3月31日)

日中のパフォーマンス低下にもつながる頭痛。頭痛タイプや対処法を知るためにも受診して医師に相談を

Q頭痛の原因について教えてください。
A
1

▲頭痛の種類もさまざま

頭痛は大まかに一次性頭痛と二次性頭痛とに分けられます。一次性頭痛は、慢性的な頭痛であり、完全に治すのは難しいけれど薬などで痛みをうまくコントロールすればよい痛みです。二次性頭痛は、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎など緊急性の高い病気などによる頭痛です。多くの患者さんが訴える頭痛は一次性頭痛で、さらに緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛などに分けられます。緊張型頭痛の原因は肩こりによる筋肉の血流悪化や眼精疲労、ストレスなどです。片頭痛の原因は、低気圧、緊張から解放された安心感など何らかの理由によって、脳の血管が拡張することで起こるといわれています。群発頭痛の原因ははっきりとわかっていません。

Qそれぞれの特徴について教えてください。
A
2

▲プライマリケアと専門性を生かした医療サポートを心がけている

緊張型頭痛は頭全体が締めつけられるような痛みで、多くの人がこの頭痛に該当すると思います。ひどい場合はめまいや立ちくらみが起こることもあります。群発頭痛は若年から中年の男性に多く、数年に1〜2回ほど、数週間や数ヵ月の間じっとしていられないような頭痛が続きます。日常生活に支障を来すレベルですが、痛すぎて何かしていないと気が紛れないという話も聞きます。片頭痛は脈を打つような痛みで、女性に多い傾向にあります。視野障害といって、視界の中にギザギザしたものやキラキラしたものが見えるといった前兆を感じる人もいます。群発頭痛と違って、痛みが過ぎて動きたくなくなる、寝込んでしまう、という痛みが特徴です。

Q頭痛やめまいがある場合、何科を受診すれば良いのでしょうか?
A
3

▲問診を特に丁寧に行っている

一般内科でも診てもらえますが、頭痛に特化した外来があればさらに良いと思います。脳神経内科や脳神経外科、あるいは頭痛専門の外来というのもあればそれも良いでしょう。というのも、脳神経内科や脳神経外科ですと、まず緊急性の高い重症な病気ではないことを排除しようとする意識が高いからです。私自身も患者さんを診る際に、そのことを強く意識しています。病歴や既往歴、症状でおおよその検討がつきますので、病歴聴取はとても重要です。緊急性の高い頭痛の可能性がある場合は提携している病院を紹介させていただきます。

Q治療法や対処法について教えてください。
A
4

▲脳神経疾患を専門としている村上院長

緊張型頭痛や片頭痛はストレスや疲労も関連していることが考えられるので、生活習慣を見直すことが大切です。できるだけ睡眠を取るようにしましょう。肩や首のコリにも注意して、適度な運動を心がけましょう。群発頭痛は今のところ予防方法は見つかっていないのですが、頭痛が発生しているときは飲酒や喫煙は控えたほうが良いと思います。また、頭痛は季節の変わり目に発症しやすいので、その時期には頭痛に備えておくと良いかもしれません。頭痛を繰り返し起こしている人は、ある程度発生パターンを把握しているので、頭が痛くなりそうだなと思ったら今までの経験をもとに頭痛を誘発していると考えられる食品を控えるようにすると良いですね。

Q今は片頭痛の予防薬もあるのですね。詳しく教えてください。
A
5

▲片頭痛発作を予防する目的の注射薬もあるという

2021年より使用できるようになった薬です。片頭痛に関連するCGRPの働きを抑えこむことで、片頭痛発作を予防する目的の注射薬です。いくつか種類がありますが、大概は月1回の皮下注射ですので最初の数ヵ月は毎月受けます。製剤によっては、その後3ヵ月に1回へとまとめることもできます。この薬を継続することで、発作の起こる頻度が減ったり最終的に薬をやめられたりする可能性も期待できます。当院でも希望される方が増えています。費用が高めではありますが、頭痛が起こった際のパフォーマンス低下を防ぐために試す価値はあると思います。

ドクターからのメッセージ

村上 友太院長

当院の周りには多くの会社があり、責任のある仕事をしている方がたくさんいらっしゃいます。仕事のストレスや疲労などから頭痛を感じる人も多いと思います。忙しいと市販薬で済ませがちですが、働き盛りの方にこそ医療機関を有効的に利用していただきたいと思っています。緊急性の高い頭痛かそうでないかを適切に診断し、少しでも頭痛が軽くなるような対処法や治療法を考えますので、ぜひ一度受診していただきたいですね。

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