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谷口 佳浩 先生の独自取材記事

カラダテラス海老名

(海老名市/海老名駅)

最終更新日:2022/09/05

谷口佳浩先生 カラダテラス海老名 main

小田急線・相鉄本線、JR相模線のそれぞれの海老名駅をつなぐペデストリアンデッキに面したビナガーデンズパーチにある、「カラダテラス海老名」。施設長を務める谷口佳浩先生は、消化器内科出身で、海老名総合病院で長らく診療や施設運営に関わってきたベテランドクターだ。健診で病気や、病気につながるリスクを早期発見できても、多忙な働き世代は医療に結びつかないことが多い。谷口先生はそういった状況を憂慮してきたという。そこで、利便性の高い立地と通いやすい診療時間で、忙しい人に配慮した同施設の開設に尽力した。健診部門とクリニック部門を備えた、健診・診療を気軽に受けられる環境を提供することで、地域の健康を守りたいとの想いからだ。穏やかな笑顔と気さくな語り口も印象的な谷口先生に、同施設の特徴や地域への思いを聞いた。

(取材日2022年8月19日)

婦人科や乳腺外科を開設して女性の診療にも注力

まず、こちらの施設について教えてください。

谷口佳浩先生 カラダテラス海老名1

当院は、健診部門と、診療をするクリニック部門の2つの機能を兼ね備えた複合型の医療施設です。当法人では、もともと2001年に海老名総合病院に併設する形で健診施設を開設しました。海老名市を含む県央地域は、高齢化が緩やかで、働き世代やファミリー層の増加が予想される全国的にも珍しい地域です。そこで、病気になってからではなく、未然に疾病の予防と早期発見をして、働き世代の方たちの健康を支えようと考えたわけです。その後は、健診施設を受診される方がどんどん増えて手狭になってきたため、移転と拡充を重ねてきました。ここは、駅前でアクセスは申し分ないですし、広いスペースも確保できました。多忙な働き世代の方に受診していただきやすい施設として開設しています。

健診部門とクリニック部門に分かれているのですね。

そうです。健診部門では、利用される方の快適さや利便性に配慮して、個室で健診を行っているのが特徴です。看護師による問診、基本的な採血、腹部超音波、心電図などは個室で受けていただきます。移動していただくのは、エックス線検査や内視鏡検査、肺機能検査、視力検査など、大型の医療機器が必要な検査だけですから、受ける方の負担もかなり軽減されるのではないかと思います。クリニック部門では一般の診療を行うほか、健診で異常や病気につながるリスクが見つかった際にはすぐに受診していただくことができます。健診部門もクリニック部門も、快適さ、利便性、同法人内の充実した医療サポート体制への連携を重視しています。当院は2つの機能を合わせて、健康に不安を感じた時には、気軽に検査や診療を受けられる、なんでも相談できる身近な医療施設をめざしています。

クリニック部門にはどのような特徴がありますか。

谷口佳浩先生 カラダテラス海老名2

ファミリー層が多いエリアですから、お母さん世代、女性の方々の健康に役立ちたいと考え、全般的な一般内科診療に加えて、婦人科と乳腺外科を設けました。女性医師も多く在籍しており、特に婦人科と乳腺外科は、医師もスタッフも全員女性ですので、安心して受診していただけると思います。内科には、糖尿病内科も設けています。多忙な働き世代の人に通院していただきやすくするために、診療時間を長く設定し、昼休み時間も診療を行っています。例えば、出勤前に採血をして、仕事帰りに結果を聞きに来ていただいたり、職場のお昼休みに受診していただいたりすることができます。また、当施設は海老名総合病院・海老名メディカルプラザ・座間総合病院・今里クリニックと共通の診療コード(ID)を使用しており、電子カルテで全施設と共有されています。必要であればいつでも高次医療機関につなげることが可能ですし、利便性の高い施設を利用することも可能です。

病気やリスクの早期発見により、地域住民の健康を守る

先生のプロフィールを教えてください。

谷口佳浩先生 カラダテラス海老名3

私は子どもが好きで、最初は小児科医になりたくて医学部に進学しました。しかし、医学部時代、臨床実習の際に子どもに感情移入してしまいがちで、先輩に小児科には向かないのではないかとアドバイスされたのです。そこで、方向を転換して、医学部卒業後は消化器内科の医局に入局しました。関連病院などで研鑽を積み、1996年に海老名総合病院に入職して、消化器内科医として診療に携わってきました。その後、海老名メディカルプラザの院長や、海老名総合病院の副院長を経て、当法人の理事長を11年間務め、2022年5月にこちらの施設長となりました。もともとの専門は消化管や肝臓疾患です。

診療や施設運営に際して、どのようなことを大切にしていますか。

一番大切なことは、患者さんが求めていることは何なのかを医療者側から察して、患者さんが求める医療を提供することだと考えています。中には、必ずしも病気を治したいということだけではなく、何か不安があって、安心するためにクリニックを受診される方も多いものです。そういう方の思いも早めに察して、求められる医療をなるべく的確に提供できるようにしたいと考えています。患者さんの思いを大切にするということですね。医師やスタッフにもそう伝えています。当院は、もとより患者さんの気持ちを大切にする考えの職員が集まってくれていますのでチームワークも良く、質の高いチーム医療が実践できていると思います。

患者さんとの印象的なエピソードはありますか。

谷口佳浩先生 カラダテラス海老名4

忘れられない患者さんとの思い出はたくさんありますが、とりわけ印象的だったのは30代のがん患者さんですかね。今のように有効な抗がん剤治療が十分に出そろっていない時代で、深刻な状況でした。まだ若い方で、奥さんも若く、子どもさんもとても小さかったのです。告知という考え方も浸透していない時代でしたが、私は、奥さんにご本人に告知したほうが良いのではないかと勧めて、奥さんも承諾されて告知を行いました。約半年後、患者さんは亡くなられましたが、告知後に自分が他界した後のご家族の生活のこともいろいろと手配されていたようで、奥さんに告知してもらって良かったと感謝の言葉をいただきました。そして、20年後、成長したお子さんが、わざわざ私のところまで受診に来てくれたことがあり、うれしく思いましたね。今は早期発見すれば消化器のがんの多くは治療できますから、働き世代の方にはぜひ早めに検査を受けていただきたいですね。

女性が気軽に受診できるよう、女性医師も多数在籍

開設後、どのような患者さんが来院されていますか。

谷口佳浩先生 カラダテラス海老名5

患者さんはやはり近隣の方が多いですね。健診以外の、一般の患者さんがだんだん増えてきています。また海老名総合病院や海老名メディカルプラザに通院されていた方が、こちらのほうが便利だからと通われているケースも目立ちます。私が最初に海老名総合病院に赴任した頃に比べると、このエリアの発展は目覚ましく、ここまで変わるんだなと感慨深いものがあります(笑)。働き世代が多いという地域性は変わりませんから、病気の予防や早期発見、早期治療という、当院の果たす役割もますます重要になっていくと思っています。

では、今後の展望について聞かせてください。

健診部門、クリニック部門、それぞれの機能を充実させることに加え、やはり、患者さんに寄り添った診療を心がけていきたいですね。特に生活習慣が原因といわれている病気は、体質が原因となっている場合もありますし、患者さんの事情や生活スタイルを否定せずに、ともに改善策を考えて診療を継続できるように配慮することが重要です。患者さんの考え方や価値観、ライフステージに合わせて、一緒に治療に取り組んでいきたいと思っています。

最後に読者の皆さんへのメッセージをお願いします。

谷口佳浩先生 カラダテラス海老名6

当院は、地域の皆さん、特に若い世代や働き世代の方々が安心して健診や診療を受けられる施設でありたいと考えています。健診で異常やリスクを指摘された方には、いつでも気軽にクリニックに立ち寄って医療にアクセスしていただき、適切な診療を受けることで健康を守っていただきたいと思います。そして、特に仕事や育児に忙しく、ご自分の健康を後回しにしがちな女性の方にこそ、当院を活用していただきたいと考えています。婦人科・乳腺外科はもちろん、内科にも女性医師が在籍していますし、安心して受診していただけると思います。少しでも体に不安を感じていると、毎日を楽しく過ごし充実させることができません。ご家族のためにも、健康への不安、体調の異常などで何か気になることがあれば、気軽に適切な検査や診療を受けていただく、そんな形で当院を利用していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

▪健康診断 1万1000円~
▪人間ドック 2万6400円~
▪子宮がん検診 4400円~
▪乳がん検診 4400円~
(全額自己負担の場合)
※人間ドックや健康診断、各種がん検診は、同施設の健診部門にてご受診いただけます。
※がん検診は、検査内容によって料金が異なります。詳細はホームページをご確認ください。

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