全国のドクター9,259人の想いを取材
クリニック・病院 160,668件の情報を掲載(2022年7月03日現在)

  1. TOP
  2. 京都府
  3. 京都市西京区
  4. 桂駅
  5. 桂駅前 Mihara Clinic
  6. タイミング/検査/保険適用で費用はどうなる不妊治療の基礎知識

タイミング/検査/保険適用で費用はどうなる
不妊治療の基礎知識

桂駅前 Mihara Clinic

(京都市西京区/桂駅)

最終更新日:2022/06/21

Main Main
  • 保険診療

2022年4月1日から、人工授精や体外受精、顕微授精など、高額になりやすい不妊治療に公的医療保険が使えるようになった。治療を考えていながら、費用が気になってためらっていた人にとっては朗報といえるだろう。保険適用になったことで、治療を希望する人も増えるかもしれない。とはいえ、まだまだ一般的ではない治療だけに、中身についてはよく知らないという人が多い。人づてに聞いた話に、不安を持っている人もいるのではないだろうか。不妊治療を受ける際にはどのようなことを注意すべきなのか。実際にどういった診療が行われるのか。受診を考える際に気になるポイントを、京都の産婦人科病院「身原病院」の分院「桂駅前 Mihara Clinic(かつらえきまえみはらくりにっく)」の身原正哉理事長に聞いた。

(取材日2022年4月1日)

丁寧な問診とカウンセリングで無理のない不妊治療を提案。本院との連携を生かして出産までトータルサポート

Q不妊治療を始める前にやっておきたいことはありますか?
A
20220420 1

▲理事長の身原正哉先生

ご夫婦の意志の統一が何よりも大切です。お二人ともお子さんが欲しいと考えておられ、治療を受ける意志があるのかどうか、子どもを持つならご夫婦の年齢やライフステージを考えていつが適当なのか、しっかりと話し合ってください。細かい規定については今後改定される部分もあると思いますが、健康保険の適用になったことで、ご夫婦の同意がないと治療を受けるのが難しくなっております。また、治療の中には夫婦生活のタイミングをコントロールするものもあり、忙しくてそうした時間が取れないというカップルや、意図的な性交渉が難しいと感じる男性もおられるので、ご夫婦の気持ちをしっかり定めておくことが大切だと思います。

Q不妊治療を始めるタイミングや費用が気になります。
A
2

▲プライバシーに配慮した院内設計がされている

不妊の定義は、希望しているにもかかわらず1年以上妊娠しない状態です。妊娠を希望されていて、夫婦の時間も取れているのに、1年以上できないという場合は、早めに医療機関に相談することをお勧めします。来院されていきなり体外受精などの治療を開始するのではなく、通常はまず妊娠するために体に問題がないかの検査を行います。また、検査を受けたからといって、必ず治療を受ける必要はありません。当院でも、検査の結果が問題ない若いご夫婦の場合は、例えば3ヵ月、半年ほどタイミングを見ながら自然に任せてみてはどうですかとアドバイスすることもありますよ。検査費用は原則的に保険診療となります。

Q不妊治療の検査ではどのようことをするのですか?
A
3

▲充実の設備と医療機器を取りそろえる

まずはしっかりとお話を伺います。既往歴などを確認し、妊娠しづらい生活習慣になっていないかなどを確認します。その後、超音波エコーを使って子宮や卵巣に形態的に問題がないか検査し、併せて不妊の原因になるクラミジアを含む感染症検査、ホルモンバランス検査を行います。また、男性の精液検査も行います。精液検査の場合は、ご自宅で採取してご持参いただければ問題ありません。検査ごとに適したタイミングがあるので、こうしたいくつかの検査を生理の周期に合わせて、およそ1ヵ月かけて実施していきます。

Q検査後の治療の流れについて教えてください。
A
4

▲阪急桂駅西側降りて徒歩すぐ

多くの場合は負担の少ないタイミング指導から始めます。排卵日を予測して性交渉のタイミングを図る方法です。生理の周期と妊娠のタイミングについてきちんと説明させていただき、周期が安定しない場合はお薬を使って調整することもあります。また、悩みなどのストレスが関係していることもあるので、カウンセラーがお話をお聞きします。30代以降になると徐々に妊娠率が低下するので、タイミングを合わせているのに妊娠しない、多忙で夫婦生活の時間が取れない、年齢が高めといった場合は、人工授精などほかの治療法を提案します。ただし、最も大切なのはご夫婦の思いです。このため根気よくタイミング指導を続けることも珍しくありません。

Q身原病院と連携されているのですね。
A
20220420 5

▲不安なことはなんでも相談してほしいと話す身原理事長

高度不妊治療やその後の出産、出産後のケアについて、グループ内の身原病院と連携してサポートをしています。高度不妊治療の場合は、合併症のリスクが若干上がることがわかっています。不妊治療を専門とするクリニックの場合、通常は高度不妊治療や出産のために別の医療機関の受診が必要になると思います。主治医やスタッフが変わったり、経過を知らない医療機関に任せることに不安を感じる方や、出産は不妊治療に理解のある病院でと考える方も多いのではないでしょうか。桂駅前 Mihara Clinicでは、身原病院と連携することで不妊相談、一般不妊治療、高度不妊治療、出産、産後と主治医やスタッフも一気通貫でサポートしています。

ドクターからのメッセージ

身原 正哉理事長

不妊で悩んでおられるなら、早めにお話を聞かせていただきたいと思います。当院の患者さんの中にも、負担の大きさや治療に対する不安でずっと悩んでいたという方や、ご主人が忙しくてじっくり相談できないという方もおられます。しかし、思いきって受診し、検査をして不妊の原因が特定できれば、適切な治療を受けることにもつながります。説明を聞き、あるいは検査を受けて、治療は必要ないと判断されても問題ありません。妊娠率は年齢とともに下がるので、赤ちゃんを希望されるなら悩んでいるよりも気軽にご相談いただければと思います。本院とも連携してご出産までしっかりサポートさせていただきます。

Access