これ以上歯をなくしたくないときに
インプラント治療という選択肢
白金SAIKI DENTAL CLINIC
(港区/白金高輪駅)
最終更新日:2022/08/16


- 自由診療
抜け落ちてしまった歯を補うための治療の一つにインプラント治療がある。治療が広く行われるようになって久しく、耐久性や天然の歯に近い噛み心地が期待できるなどメリットが大きいことで注目度も高い。その一方で、治療の安全性に対する不安や治療費が高額になることで、治療に踏み出せない人も多いのが現状だ。そこで、機能と見た目の美しさを追求した歯科治療を専門に行う「白金SAIKI DENTAL CLINIC」の齊木賢広院長に、インプラント治療の安全面や齊木院長の考えるインプラント治療を受ける意義やメリットについて話を聞いた。
(取材日2021年12月1日)
目次
安全性を重視し、入念なカウンセリング・診査・診断のもと行うインプラント治療
- Qインプラント治療はどんな方が受けるべきですか?
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A
▲問診やカウンセリングに加え「お薬手帳」も確認し健康状態を把握
虫歯や歯周病などで歯を失ってしまった方。歯が割れた、折れたなどで抜歯が必要となってしまった方、入れ歯やブリッジへの不満を抱えている方で、これ以上歯をなくしたくない方へお話しする機会がありますね。しっかり噛めることや、見た目、入れ歯のように取り外しする煩わしさがないこと以上に、残った健康な歯への負担が少ないこともメリットとしてあげられます。ただ、インプラント治療は、歯の土台となる骨が少ないとインプラントを入れることができません。ですので、事前の診査・診断で骨の状態まで正確に診ることが非常に大切になります。
- Q高額な費用を理由になかなか治療に踏み出せない方も多いのでは?
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A
▲日々のセルフケアや定期検診をしっかり受けることが重要とのこと
特に保険治療において入れ歯やブリッジは、治療費を抑えられるメリットがある一方、周囲の歯への負担が大きいため残った歯も失ってしまう可能性があります。これらの治療と比べて、インプラント治療は1本あたりの費用は高額かもしれませんが、周りの歯に負担をかけにくく、しっかりした噛み心地が期待できるというメリットがあります。お口の健康は全身の健康につながるという点で、ぜひ推奨したい治療法です。また、インプラントは骨と結合していき天然歯と同じように機能してくれますが、インプラント周囲炎のリスクはありますので、ご自身の歯と同様にケアが必要となります。日々のセルフケアや定期検診が重要になります。
- Q治療の安全面も気になります。
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A
▲しっかり説明をし、患者がリラックスできるよう努めている
インプラントの“手術”と聞くと、先入観で、全身麻酔で寝た状態で受けるようなとても大がかりな治療を想像するかもしれませんが、一般的な歯を抜く治療とほぼ同じレベルの治療だと思っていただいていいかもしれません。麻酔は通常の歯科治療よりも少し多くなる程度で、時間は30分ほどで終わることもあります。また安全に手術を行うために、歯科用CTなどの事前検査で骨の状態や血管、神経の位置をしっかり確認した上で行っています。当院では、院内の衛生環境を保つため欧州基準でトップレベルのクラスB滅菌装置を採用しています。緊張されている患者さんが少しでもリラックスできるよう、スタッフ一同丁寧に対応することを心がけています。
- Q同院のインプラント治療の特徴を教えてください。
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A
▲良い状態を保つためには、メンテナンスと正しいセルフケアが大切
当院では事前診査で歯周病検査や全体の噛み合わせのバランスチェックを含むさまざまな精密検査を行います。状態が良くない場合は、先に噛み合わせの構築を図るか、噛み合わせを整えながらインプラント治療を進めていきます。また、インプラント治療の安全性を追求するためには糖尿病や骨粗しょう症など全身疾患がないこと、あったとしても軽度できちんと管理できていることが大前提。当院では、問診やカウンセリングに加え、全身の健康状態をしっかり把握した上で治療に臨んでいます。
- Q治療後のメンテナンスについて教えてください。
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A
▲幅広い選択肢から適切な治療の提供に努めていると話す齊木院長
お口の中をより長く良い状態で保つためは、インプラント治療をしたかどうかに関わらず、3、4ヵ月に一度は来院していただき、定期検診を受けていただくことをお勧めします。セルフケアとしては、歯ブラシだけでは汚れを落とすことはできないので、デンタルフロスや歯間ブラシなども取り入れるとよいでしょう。噛み合わせは月日の経過とともに少しずつ変化していきます。自分では磨けているようで磨けていない部分も意外と多いものなので、良い状態を維持するためには、プロによるメンテナンスと正しいセルフケアがとても大切です。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/44万円~
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マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。