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心と体の両面からケアする
女性特有の月経や更年期の悩み

ウェルネストメンタルクリニック

(渋谷区/渋谷駅)

最終更新日:2021/11/15

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  • 保険診療

忙しい人のためのクリニックとして、夜は19時まで、土曜も診療を行っている「ウェルネストメンタルクリニック」。渋谷駅の目の前にあり、アクセスは抜群だ。院長の井村昌義先生は、隣接するウェルネストクリニックでは産婦人科を担当しており、日本産科婦人科学会産婦人科専門医でもある。女性総合診療分野での経験を生かし、PMS(月経前症候群)・PMDD(月経前不快気分障害)の診療にも対応している。「あらゆる不調において心と体は切り離せません」と井村院長。患者の意見を大切にしながら薬や治療方法を選択し、心の不調に対しては心理療法・精神療法を軸とした診療を行っている。落ち着いた雰囲気で、目の前の患者に丁寧に向き合う井村院長に、女性特有のサイクルとメンタルとの関連性について話を聞いた。

(取材日2021年10月29日)

女性特有の悩みの主な原因はホルモンバランス。心と体の両面をチェックして、女性の健康をトータルサポート

Q月経に関わるような不調について教えてください。
A
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▲日本産科婦人科学会産婦人科専門医の井村院長

月経前症候群(PMS)は近年よく知られるようになりました。月経周期のいつの時期でも起こり得ますが、排卵後に分泌されるホルモンの影響を受ける黄体期~月経直前直後の不調を訴える方が目立つ印象があります。頭痛やむくみなどの体の症状以外に、イライラしたり怒りっぽくなったり不安が増したり逆にうつっぽくなったり悲しくなったりと、心の不調が同時に起きることも少なくありません。特に心の不調が目立つ時に月経前気分不快障害(PMDD)という病名を使うことがありますが、患者さんは特に区別する必要はないと思います。当院では薬物療法以外にも心理療法・精神療法を取り入れ、患者さんの生き方を尊重した診療をめざしています。

QPMSやPMDDはメンタルと密接に関わっているのですね。
A
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▲精神療法を取り入れている同院

心の在り方が症状につながるという点では、PMSやPMDDも心身症に似た要素があるといえますね。イライラや不安を感じた場合、あからさまに表情や行動に出る方もいれば、その感情がうまく表現できず、ご自身の中に閉じ込めてしまう方もいます。また体の不調、例えば「むくみ」が気になる患者さんには、心の奥底どこかにおそらく無意識に抱えてこられた、しかし抱えていることすら思い出したくないようなことが、「むくみ」という形をとっていることもあるのかもしれません。そうして心のバランスをとって頑張ってこられたのですから、いきなりそうしたことを深く掘り下げようとしたりはしません。安心して受診していただければと思います。

Q女性は更年期にどのような症状が起こるのでしょうか?
A
3

▲ホルモンバランスが崩れることにより「更年期障害」が起こる

思春期・性成熟期の女性の体では、脳と卵巣からのホルモンの周期的な分泌によって月経・排卵のリズムが繰り返されています。この周期的なリズムが乱れ始め、最終的に卵巣からのホルモン分泌が消失する、つまり閉経までが更年期で、この時期の心身の不調が更年期障害です。ホットフラッシュという言葉も一般によく知られるようになり、世界の女性に共通にみられる症状です。日本では更年期のうつ病が話題になりやすく、精神症状が現れやすい更年期障害も心身症的と言えるかもしれません。この時期は人生の節目の時期とも重なり症状も多彩です。その人の人生の歩み方とお悩みの症状とが密接に関連しているようです。

Qどのようなタイミングで受診をするのが良いのでしょうか?
A
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▲「つらい」と感じたら受診しよう

患者さんがつらいなと感じた時が受診のタイミングだと思います。更年期の患者さんでもPMSやPMDDの患者さんのように心理療法・精神療法を中心に、必要に応じて薬物療法を行います。ただし少数派ですが40歳前後の早い時期に閉経を迎えることがあり、早めの受診が必要です。女性ホルモンには心血管系を守ったり骨の強さを維持したりする働きがあるからです。人生100年がうたわれる現代では、早い閉経が健康寿命に大きく影響します。こうした患者さんにはホルモン補充療法をお勧めしています。かつては飲み薬が主流でしたが、貼り薬やジェルタイプのものなど、より副作用の少ないものが開発されておりますのでご相談ください。

Q隣のクリニックとも密な連携をとっているのですね。
A
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▲隣接するウェルネストクリニックと密な連携を取っている

経営母体を同じくするウェルネストクリニックと当院は、体の不調と心の不調の入り口を分けた2院体制で、連携して治療を進めています。また私は当院で院長を務めると同時に、ウェルネストクリニックでは産婦人科を担当しています。女性特有の病気に限らず、あらゆる不調において心と体は切り離せません。患者さんの入り口が両院のどちらであれ、心と体の両面を診ることで、女性の健康をトータルでサポートしています。

ドクターからのメッセージ

井村 昌義院長

「受診」という行為は患者さんにとっては非日常的な行為です。医療現場で日常的に診療にあたっている私たち医療従事者はこれを忘れがちかもしれません。私も親族には医療従事者はおらず医師になるまで病院は大嫌いでしたので、病院で何をされるのだろう、何を言われるのだろう、という患者さんの不安がよくわかります。急を要する状態はともかく、治療を無理強いすることはありません。個々の患者さんの希望を大切にしながら患者さんと一緒に治療プランを立てていきたいと考えています。女性特有と言われる症状でお困りであったりつらいなと感じられた時は、気軽な気持ちでいらしてください。

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