まとめて一緒に受けられる
上部内視鏡検査・下部内視鏡検査
かさい内科消化器肝臓クリニック
(札幌市西区/琴似駅)
最終更新日:2022/06/22
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胃や食道、大腸は生きていく上で非常に大切な器官だが、体の内部にあるため自分で見ることができず、状態を確認できない部位でもある。消化器の状態を調べる方法はいくつかあるが、その中でもカメラを使い、リアルタイムで確認できるのが内視鏡を使った検査だ。患部を直接映像で見られるためしっかり状況が把握できるというメリットがあるが、上部内視鏡検査も下部内視鏡検査も、苦しくてつらいという印象がある。そこで、内視鏡検査を得意とする「かさい内科消化器肝臓クリニック」の葛西和博院長と葛西幸穂副院長に、内視鏡検査を受ける意義や、同院の検査の特徴について話を聞いた。
(取材日2022年4月2日)
目次
麻酔と鎮静で痛みに配慮。先進の機器を使って見落としのない内視鏡検査に努める
- Q内視鏡検査はどのような人にお勧めなのでしょうか。
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A
【和博院長】40歳を超えたら、症状がなくても年に1回は受けていただきたいです。胃・腸・十二指腸を調べる上部部内視鏡検査では、がんのほか、逆流性食道炎が見つかることが多いです。逆流性食道炎の主な症状は胸焼けや喉が詰まるような感じなどがあるので、心当たりがある方は検査を受けてみてください。一方、大腸を調べる下部内視鏡検査は大腸ポリープや大腸がんの発見に有用です。若い方でもずっと下痢が続いているという場合は、炎症性腸疾患などの兆候が疑われるので、下部内視鏡検査を受けていただくと良いですね。
- Qこちらの医院で行っている内視鏡検査について教えてください。
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A
【和博院長】上部内視鏡と下部内視鏡検査いずれにも対応しています。上部内視鏡検査では、負担が少ないといわれている鼻から挿入する経鼻内視鏡を導入しています。管がとても細く、舌の付け根に触れないため嘔吐反射が起きづらいのが特徴ですが、ご希望や状況によっては経口で検査することもあります。下部内視鏡検査では、ポリープが見つかった場合、その場で切除を行っています。入院は不要で当日中に帰宅することができます。上部内視鏡も下部内視鏡も、がんを見落とさないよう細心の注意を払って検査を行っています。
- Q内視鏡検査は痛い、苦しいというイメージがあります。
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A
【和博院長】確かにそういう印象をお持ちの方は多いと思いますが、そういう方には静脈麻酔を用いて寝た状態で検査ができます。麻酔を希望しない方には鎮静をかけずに検査をします。麻酔を受けた後に休憩するためのリカバリールームも完備しているのでご安心ください。大腸内視鏡の場合はお薬を飲んでおなかの中のものを出す処置があるのですが、大腸内視鏡検査を受ける方専用の個室を用意しており、トイレもついています。医師も看護師も内視鏡検査の経験が豊富です。背中をさすったりこまめに話しかけたりするなど、患者さんに寄り添った対応ができるスタッフばかりなので、リラックスして検査に臨んでください。
- Qこちらの医院で内視鏡検査を受けるメリットは何ですか?
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A
【和博院長】当院では女性医師による内視鏡検査が可能です。また、先ほどもお話ししたように当院では上部内視鏡と下部内視鏡検査のどちらも行っており、同じ日に上部内視鏡と下部内視鏡検査を受けることも可能です。1日で検査が済みますので、時間的にもほとんど負担のないかたちで検査を受けることができるでしょう。上部内視鏡は先進の機器を導入しており、精密な検査が受けられるのもメリットだと言えます。挿入する管もとても細いので、負担が少ないと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とは上部内視鏡検査/1万3000円~、下部内視鏡検査/2万円~