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大木 隆史 院長、辻 香織 先生の独自取材記事

亀有えがおのクリニック

(葛飾区/亀有駅)

最終更新日:2022/06/28

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亀有駅から少し離れた住宅街にある「亀有えがおのクリニック」は2021年10月に開業したばかりの小児科クリニック。院長の大木隆史先生は名古屋大学医学部卒業後、愛知県や長野県などの医療機関でさまざまな研鑽を積んできた内科・小児科のエキスパートだ。子どもの年齢によって質問のニュアンスを変えながら「一人ひとりの話をしっかり聞いていくこと」を心がけている大木院長は、日々の診療の中で小児科と皮膚科は切り離せないものだと痛感し、今年4月に皮膚科を開設。担当する辻香織先生もまた、経験豊かな皮膚科医だ。互いに相談・協力し合いながら二人三脚での診察を始めた大木院長と辻先生に、詳しい話を聞いた。

(取材日2022年5月19日)

新たに皮膚科を標榜。より専門的な診療をめざす

開業までの経緯を教えてください。

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【大木院長】駅前には小児科がたくさんあるのですが、駅から少し離れたこの地域にはなかったこともあり、お役に立てるのではないかという思いから開業を決めました。お仕事をされている親御さんは平日に来院するのは難しい場合もありますので、小児科は土曜も18時まで診療を行っています。また、数台分ではありますが駐車場もありますから、車でお越しいただけます。クリニックの中も広くスペースを取っていますので、院内でも快適に過ごしていただけると思います。

今年4月から皮膚科の診療もスタートしましたね。

【大木院長】ワクチン接種の際などに、お母さんがお子さんのニキビ、湿疹、乾燥のことについてよく聞かれるので、患者さん側のニーズは日々の診療の中で感じていたんです。実は開業時から皮膚科も標榜する予定だったのですが、なかなか良い医師が見つからず時期が遅れてしまいました。やはり小児科と皮膚科は切り離させないので、ご縁がありました皮膚科の辻香織先生に常勤としてご勤務いただける運びとなりました。
【辻先生】私は旭川医科大学医学部卒業後、関東労災病院、NTT東日本関東病院、国際医療福祉大学三田病院など都内の病院やクリニック勤務を経て、今回ご縁があって当クリニックの常勤医師となりました。これまでは湿疹、アトピー性皮膚炎、じんましん、ほくろ、粉瘤、皮膚がん手術など、多岐にわたって臨床を重ねてきましたので、そうした経験を生かして診療にあたりたいと思っています。

診療の際に心がけているのはどんなことですか?

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【大木院長】同じ質問でも、患者さんの年齢に合わせて言葉のニュアンスを変えながら、しっかり話を聞くことですね。また最近はマスク装着が必須のため、目で物を言わなければならない面がありますよね。なるべく優しい目つきも心がけています。
【辻先生】些細なことでも気になることがあれば気軽に相談していただきたいので、なるべく聞き漏らしがないように患者さんのお話にはじっくりと耳を傾けるように心がけています。診察の最後には必ず「あとほかに何か気になることはないですか?」という言葉を添えることも忘れません。大抵の患者さんから1つ2つは出てくるんですよ(笑)。

小児科と皮膚科の連携診療で適切な診断と治療を

小児科ではどのような診療が行われますか?

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【大木院長】鼻水、咳、腹痛、乾燥肌やかゆみといった症状のお子さんが多いですね。また小児の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種や、各種予防接種、乳幼児健診にも力を入れています。軽い風邪や新型コロナウイルス感染症の検査については、成人の方も診察を受けつけています。小さいお子さんには「おなか?」「頭?」といった感じで具体的に聞くことで明確な答えを得るようにしていますが、隠れている病気があるかもしれないので、必ず全身状態をチェックするようにしています。前と同じ薬が欲しいという患者さんもいらっしゃいますが、ただ薬を出すのではなく、その時々の状態をしっかりと診察してから処方するようにしています。皮膚科開設とともに小児科に来院する患者さんも増えたので、インターネットや電話で予約をしてからお越しいただくことをお勧めします。

皮膚科ではどのような診療を行っていますか?

【辻先生】これまでの臨床経験を生かして皮膚科の疾患全般の治療を行っています。患者さんはお子さんから高齢者まで幅広いですね。お子さんに多いのは水イボや湿疹、アトピー性皮膚炎などです。ステロイド剤を使用する際は親御さんにきちんと説明をして少量から始めるようにしています。成人の方では帯状疱疹で来院される方も多いですね。治療は服用薬で行いますが、目の周囲などに出ている場合は眼科と連携し、発熱している場合は入院の必要があるため、病院と連携した治療になります。中高生の方はニキビやほくろ、高齢の方は巻き爪や水虫などの症状で来院されています。また帯状疱疹のワクチン接種や、傷痕・手術痕の治療なども行っていますので気軽にご相談ください。

小児科と皮膚科で連携を取って診察することもあるのですか?

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【大木院長】小児科から皮膚科へ移行することはよくありますよ。例えば乾燥肌やかゆみがスッキリよくならないという時には、辻先生にお願いすることが多いですね。症状が良くならないとドクターショッピングをされてしまう方もいらっしゃるので、皮膚科と連携することで患者さんが悩みを抱え込まないような方向へ持っていくことができていると思います。
【辻先生】皮膚科から小児科へ、ということもよくありますね。例えばお子さんが「お尻がかゆくて痛い」と皮膚科を受診される場合、よくよく聞くと便秘というケースもあるのです。私にはお子さんの便秘のことはよくわからないので、そういった場合は大木先生にお願いして小児科で診察をしてもらいます。やはり一つの症状でも、何人かで連携して診察すると、私たち医師も患者さんも安心できますよね。

地域住民の悩みに寄り添う医療を提供

お二人が医師をめざした理由には共通点がありますね。

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【大木院長】私自身が尋常性乾癬という皮膚の病気を抱えていて、受診しても原因がわからなかったので、それならば自分で治そうと思ったのがきっかけです。皮膚科にも関心はあったのですが、さまざまな疾患を診たかったので最終的に小児科に決めました。医局長の先生から、「小児科では800gの新生児から診るんだ。すごいだろう」と言われて、まんまと触発されたのも理由の一つですね(笑)。
【辻先生】実は私も、小さい頃にアトピー性皮膚炎に悩まされていたんです。それで皮膚科に興味を持つようになりました。両親や親戚などに医師はいません。そういう意味では大木先生と同じような動機で医師をめざしたと言えるかもしれませんね。

感染症対策について教えてください。

【大木院長】当院では朝9〜10時は発熱患者さんの診療枠、14〜15時は予防接種や健康診断の枠に区切っています。さらに、熱や咳、吐き気などの症状がある患者さんのために、外階段を上がって2階入り口から入室できる隔離待合室を設けています。スタッフが誘導いたしますので、受付や通常の待合室を通らずに隔離待合室でお待ちいただけます。
【辻先生】基本的に、皮膚科には発熱した患者さんなどはいらっしゃいませんが、状況に応じて臨機応変な対処を心がけています。小児科と皮膚科共通の感染症対策としては、受付、診療室、待合室など各所に加湿器つき空気清浄機を設置し、自動のアルコールスプレー、受付のシールドなども導入しました。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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【大木院長】地域に寄り添って一人ひとりに合った医療を提供したいと考えています。患者さんの生活の質を上げられるよう手助けしていきたいですね。私は大学卒業後、多くの医療機関に勤務しさまざまな医療を吸収してまいりました。その経験を生かしてお子さんを丁寧に、しっかりと診察させていただきます。なるべくベストに近づけるよう、より良い医療を心がけていますので、心配なことや気になることがありましたらご相談ください。
【辻先生】お子さんを連れたお母さんが「しみが気になる」といった悩みを持っていらっしゃることも多いので、自由診療のアプローチを準備中です。また今後はレーザーなどを取り入れてもう少し大きな手術もできるようにしたいと思っています。これまで諦めてきたことも、相談してくださればより良い方法を提供していきますので、なんでも気軽に相談してくださるとうれしいです。

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