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平松 健 院長の独自取材記事

ひらまつクリニック 内科・消化器内科

(北名古屋市/西春駅)

最終更新日:2021/11/17

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名鉄犬山線の西春駅から車で10分以内。国道41号線と22号線を東西につなぐ県道62号線から少し北に入ると見えてくる真新しい建物が「ひらまつクリニック 内科・消化器内科」だ。院長の平松健先生は青森県の弘前大学を卒業後、故郷である名古屋市に戻り、中川区の名古屋掖済会病院に勤務。得意とする消化器系疾患のみならず救急対応など幅広く研鑽を積んだ。次に名古屋大学医学部の医局に所属し、小牧市民病院で消化器内科、消化器内視鏡を専門に診療にあたったのち、2021年9月に同院を開業したばかり。そんな平松院長に、医師を志した理由、開業までの経歴、こだわりの院内設備や今後の展望などについて聞いた。

(取材日2021年10月6日)

大腸カメラ検査にはAI技術を活用したシステムを導入

車でのアクセスがしやすいクリニックですね。

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当院は2021年9月10日に開業いたしました。クリニックのある北名古屋市は車が主な移動手段である地域ですので、遠方からの患者さんもお越しになりやすいように国道41号線と22号線を東西に結ぶ県道近くに場所を決めました。駐車場は余裕のあるスペースを確保し40台以上を止めることができます。東西南北どこからも幹線道路を使ってアクセスがしやすく、前勤務先の小牧市民病院でフォローしていた患者さんにも便利なところであること、私の母方の実家が近くにあり、ご縁のある地域というのもこちらを選んだ理由です。

建物のこだわりについて教えてください。

患者さんがリラックスできるように木造建築にしました。駐車場から院内までは段差なしのバリアフリー構造です。待合室は広くスペースを取ったのと、明るい雰囲気にしたくて自然光を取り入れるようにしたのがこだわりです。ベージュ系に色調が統一されたウッディな感じは、ほっと一息つける空間になっていると思います。一番のこだわりは内視鏡検査の患者さんに待機時間や検査後にご使用いただくリカバリー室です。革張りのリクライニングチェアとテレビを設置した上質な空間で、プライバシーに配慮した半個室の造りになっています。

検査機器も先進のものを取り入れていると伺っています。

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レントゲンやエコーなどの検査機器のほかに、患者さんの負担軽減のために被ばく量が低く、使い勝手の良い16列のマルチスライスCTを備えています。消化器内科の専門家として特にこだわったのは、大腸カメラ検査においてAIを活用した画像診断支援システムです。大腸ポリープなどの病変を自動で検出し、検査のサポートをしてくれます。もちろん最終的には私が判断をしますが、いわば2人の専門家が内視鏡の映像をリアルタイムで観察しながら検査をしているようなイメージですね。総合病院で最近、導入が始まり、街のクリニックで導入しているところはまだあまりないと思います。

総合病院での経験を生かし理想のクリニックに

ところで院長が医師をめざしたきっかけを教えてください。

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親族に医師はいませんでしたが、中学生ぐらいから社会貢献ができ達成感がある医師という仕事に就きたいと考えていました。しかし、高校時代の学力では国立の医学部合格は厳しいと思い、国立大学の理系学部に進学しました。卒業後は製薬会社で営業職のMRとして働いていました。しかし、赴任先の徳島で、営業先のとある消化器内科の先生が地域医療に力を入れていてかつアカデミックな志を持っている方で、一度は諦めていた医師になる夢がむくむくとよみがえってきました。一念発起して青森県の国立大学である弘前大学医学部の編入試験に合格、2つの総合病院勤務を経て現在に至ります。徳島の先生とは今でも連絡を取り合い、私にとって師匠のような方です。

最初の総合病院ではどういった診療に注力されていたのですか。

医学部卒業後は故郷の愛知県に戻り名古屋市中川区の総合病院で研修医として勤務しました。ここは救命救急センターを持つ病院で、研修医は専攻科だけでなくすべての診療科をローテーションします。特に救急科はいろいろな患者さんが搬送されます。そこで消化器系の内科領域だけなく、さまざまなけがや病気の診察にあたった経験は、何かあったら最初にかかるクリニックをめざす今、とても役立っています。また、いろいろな境遇の患者さんがいらっしゃいましたから、医師として上から目線ではなく患者さん一人ひとりの立場になって対応するコミュニーション能力や人間力も鍛えられました。

研修を終えた後のことをお聞かせください。

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最初の病院で2年の研修期間を経て、後半は主に消化器を中心とする内科を選択とし、内視鏡を専門とする消化器内科医の道を歩み始めていましたね。名古屋大学医学部の医局に入り、小牧市民病院に派遣されました。働き世代の患者さんが多く、会社の健康診断で便の潜血検査が陽性と出て2次検査を受けに来る方が多かったです。中には3年連続で要精査と判定が出ていたのにもかかわらず、ずっと放置していたという方もいらっしゃって、お忙しい中で総合病院の予約を取るのが大変で、検査を受けにくいこともあるのかなと常々考えていました。内視鏡検査や消化器内科の専門家の診療が気軽に受けられるクリニックを開業したいと思ったのは、この頃の経験がきっかけですね。

胃と大腸の内視鏡検査を軸に地域の健康を支えたい

開業されたばかりですが、どういった患者さんが多いですか。

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やはり消化器系の主訴をお持ちの患者さんが7~8割ですね。この地域は古くから住んでいらっしゃる方と、高層団地もあってニューファミリー層と幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。当院には、当日検査結果のわかる血液検査機器があり、CRPという体の炎症を数値化したものや、糖尿病の指標となるHbA1cに至るまで即日結果をお伝えすることができます。また、動脈硬化の具合を測定するCAVI/ABIという脈波の装置や心電図など消化器系以外の検査機器もそろえていますので、なにか体調不良があれば気軽に来院していただけたらと思います。例えば内視鏡検査で重篤な病気が見つかった場合でも、5つの総合病院と提携していますので、患者さんのご事情に合わせて病院を選んでいただくこともできますし、紹介状をすぐお出ししスムーズに総合病院で診察を受けられる体制も整えています。

今後はどういったクリニックにしていきたいですか。

専門の消化器内科の中でも、特に胃と大腸の内視鏡検査を軸として気軽に受診できるクリニックにしていきたいですね。内視鏡検査は、小牧市民病院時代からタッグを組んでいる気心の知れた看護師さんを中心に実施していますし、検査が不安な方には鎮静剤を投入して眠っている間に検査を終えることもできます。胃の内視鏡検査は、枠が空いていれば当日検査も可能です。当院では患者さんの負担に配慮して細い内視鏡を使用していますので、挿入は口と鼻の両方に対応しています。大腸内視鏡検査では、ポリープが見つかった場合、10ミリ前後のものであれば、検査時間内に切除する日帰り手術も可能です。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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地域医療を支える新しい内科・消化器内科クリニックとしてこのエリアにお住まいの皆さんの健康維持を手助けできれば幸いです。会社や自治体の健康診断において、便の潜血反応陽性と出たら、無症状だからと放置するのではなく、専門家がいるクリニックで検査を必ず受けることをお勧めします。胃がんや大腸がんだったらどうしようと不安になる方もいらっしゃると思いますが、不確定要素で悩むより、早めに内視鏡検査を受けてはっきりさせたほうがすっきりしますし、万一疾患が見つかっても早期治療につながります。消化器の症状でお悩みの方は当院にぜひ一度ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃内視鏡検査/1万5000円(鎮静薬使用の場合は1000円増額)、大腸内視鏡検査/2万円

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