成田 健志 院長の独自取材記事
町田歯科・矯正歯科
(町田市/町田駅)
最終更新日:2026/07/13
町田駅から徒歩3分。原町田商店街に立つビルの2階に「町田歯科・矯正歯科」はある。歯科一般から小児歯科、矯正歯科に対応し、ファミリー層から高齢者まで地元住民を中心に多くの患者が訪れている同院。成田健志院長が診療で大切にしているのは、「なるべく削らず抜かず、歯を保存し守る」こと。そのためにも、予防メンテナンスが重要で、歯列矯正やインプラントなど、どのような治療でも、大切なのは予防的観点から取り組むことだと話す。「お口の状態は人それぞれ異なります。患者さん一人ひとりに合わせた、適切な予防プランをご提案いたします。一緒に頑張っていきましょう」と話す成田院長に、診療や歯科医療にかける思いなどを聞いた。
(取材日2025年10月14日)
治療は患者ファースト。予防的観点で歯を守る
どのような患者さんが利用していますか?

ここは都心や横浜に近くベッドタウンといわれるだけあって、患者さんは老若男女バランス良くお越しいただいています。家族全員で利用してもらっていることも多く、うれしいですね。矯正歯科も、もちろん成人の患者さんもいますが、圧倒的にお子さんが多いんです。歯並びの治療は、小さい頃から始めたほうが費用も期間も抑えられますし、当院としても大歓迎です。ほかに印象的なのが、入れ歯の人が少ないことです。歯やお口の健康に関心がある、いわゆるデンタルIQが高い方が多いというイメージですね。
患者さんともよくお話しされるそうですね。
歯科治療は相手があってのことですから。押しつけにならないよう、その人が何を求めているのか把握するためにも、コミュニケーションを大切にしています。また、私は予防メンテナンスも重視していて、患者さんに「入れ歯にならないためには」ということを、よくお話ししています。皆さん反応はいいのですが、自分に限ってはこの先ずっと入れ歯とは無縁だと思われている方も多くいます。ですが、年齢とともに歯は衰えていきます。誰だって入れ歯になるのは避けたいですから、そうならないためにも予防をしましょうとお伝えしています。実際、歯を失った時に初めてその重大さに気がつく人もいます。私は、そんな場面を目にしてきたからこそ、予防がいかに重要か、一人でも多くの患者さんにわかってほしいと頑張っているわけです。
なぜ予防メンテナンスにこだわるのですか?

できるだけ抜かず、削らない治療のためです。定期的に検診に通い、予防歯科に真面目に取り組んでいただくことで、健康な口腔内環境がキープできると思います。中には削らなくてもいい虫歯がある一方で、痛みがないまま見えないところに虫歯ができてしまっているケースもあります。定期的に検診を受けていれば、自覚症状がない虫歯や歯周病なども早期に発見しやすく、必要以上に歯を削らずに済むなど、ダメージも最小限にとどめることが見込めます。また、私はインプラント治療も行いますが、インプラントは、ブリッジなどの義歯に比べて隣接する歯への負担が少ないんです。つまり、インプラントも適切なケアさえ続けていれば、その後の口腔内の状態を良く保つことにもつながります。どのような治療であれ、共通するのは予防とメンテナンスを怠らないことですね。
矯正歯科で歯並びと正しい噛み合わせをめざす
矯正歯科にも力を入れていらっしゃいますね。

歯並びや噛み合わせは、見た目の美しさだけでなく、お口全体の健康を守る上で欠かせない大切な要素です。歯列矯正は、そのための有用な手段です。当院では、ワイヤー矯正とマウスピース型装置を用いた矯正の2種類を提供しています。マウスピース型装置を用いた矯正は、すきっ歯や軽度の叢生(そうせい)に適しています。一方で、歯を大きく動かしたり、細かく調整したりする必要がある場合には、ワイヤー矯正のほうが適しています。それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらが良いかは一概に決められません。当院では、適切なほうを選べることに加えて、必要であれば両方を組み合わせた矯正が行えることも強みの一つです。歯列矯正は、ほかの治療に比べて時間や費用がかかるため、十分に納得してから始めていただくことが大切です。そのため、初回の相談は無料で行っています。迷っている方も、どうぞお気軽にご相談ください。
マウスピース型装置を用いた矯正について教えてください。
透明なマウスピース型装置を使用するため、目立ちにくく、ワイヤー矯正と比べて痛みも少ないのがメリットです。食事の際などに取り外しができるほか、例えば結婚式など人目が気になる場面でも安心して対応できます。歯磨きがしやすいため、虫歯や歯周病のリスクを軽減できる点も大きなメリットです。また、当院では3D口腔内スキャナーを導入しています。従来の型採りよりも精密に口腔内の情報をデジタル化でき、診断や矯正計画に活用できるだけでなく、これまでの臨床データをもとにAIが矯正後の将来像をシミュレーションすることも可能です。スキャンにかかる時間はわずか5分程度。得られた画像データは360度回転させて確認できるため、どの角度からも歯並びをチェックできます。私自身も使っていて驚くほど便利だと感じますし、患者さんも口で説明されるより一目で理解できるため、診療への納得感や安心感がより深まると思います。
ほかに力を入れていることはありますか?

当院ではインプラント治療にも力を入れており、私のほか、30年以上のキャリアを持つ歯科医師が担当しています。ガイドシステムを導入し、安全かつ確実な治療を心がけています。また、歯茎の切開はできるだけ最小限に抑え、出血や痛み、腫れなどの負担を軽減できるよう努めています。処置自体も内容によっては10分程度で終了することがあり、抜歯より短時間で終わるケースもあります。実際に受けてみると「もう終わったんですか?」と驚かれる方は多いと思いますね。さらに、顎の骨が薄い場合には骨造成にも対応するほか、条件が合えばその日のうちに仮歯を装着できるインプラント治療も行っています。患者さん一人ひとりの状態や希望に合わせ、さまざまなインプラント治療に柔軟に対応できる体制を整えています。
モットーは「偽りのない誠実な歯科医療の提供」
診療体制がさらに充実したと伺いました。

歯科口腔外科と根管治療の専門の歯科医師が、常勤で加わりました。そのため埋伏している親知らずなど難易度の高い抜歯や、粘膜疾患の診療にも院内で対応できるようになりました。また、自由診療による精密根管治療も開始。マイクロスコープを使用し、保険診療に比べて治療にかけられる時間が十分に確保できるほか、ラバーダムによる感染予防や、使用する薬剤の品質も高く、再発率の低減が期待できます。口腔内の病気や悩みに対してこれまで以上に幅広く、一貫した対応が可能となり、患者さんの利便性も向上したと考えています。同時に、より専門性の高い診療が必要な場合には、これまでどおり大学病院などへの紹介する方針に変わりはありません。
院内の感染症対策にも気をつけていらっしゃいますね。
特に配慮したのが空気の循環です。待合室から診察室の奥まで、院内の隅々に換気が行き届くよう間取りを考え、天井には医療機関向けの空気清浄機を2台設置しました。また、受付などは非接触で行えるよう、診察券のアプリ化やキャッシュレス決済も取り入れています。診察で使う器具も、徹底した消毒・滅菌は当たり前のことながら、当院では一人分ずつパッキングしたものを用意していますし、治療中のエアロゾル感染を予防するため、口腔外バキュームも導入しました。これは、患者さんのお口の外に設置する大きくて仰々しい吸引器具ですが、飛沫や粉塵などをフィルターで浄化し、排気ができるので頼もしいですよ。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

どのような治療を受けるかを最終的に決めるのは、歯科医師ではなく患者さん自身であるべきだと考えています。私たち歯科医療のプロが果たすべき使命は、患者さんが納得して選択できるよう、丁寧でわかりやすい説明を行い、誠実に支えること。症状によって「この先生のほうがより適している」と判断した場合には、その理由をきちんとお伝えし、大学病院などへ紹介することもあります。開業医といえども万能ではなく、それぞれに得意・不得意があります。だからこそ、自院で対応できる範囲を明確にし、必要に応じて適切な医療機関へつなぐことも大切な役割だと考えています。そして、何よりも大切なのは、ごまかしや偽りのない誠実な治療。最終的には、そこに尽きるのではないでしょうか。
自由診療費用の目安
自由診療とはワイヤー矯正/88万円~、マウスピース型装置を用いた矯正(部分)/44万円~、インプラント治療/44万円~、骨造成/11万円、精密根管治療/11万円、セラミックの詰め物/7万円、セラミックのかぶせ物/13万円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

