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成田 健志 院長の独自取材記事

町田歯科・矯正歯科

(町田市/町田駅)

最終更新日:2021/10/12

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「町田歯科・矯正歯科」は、2021年9月開業の真新しいクリニック。院長の成田健志先生は、患者と歯科衛生士が歩調を合わせた予防・メンテナンスを土台に、なるべく削らない、歯を保存し守っていく治療に意欲的だ。昨今の歯科医療でますます進歩が著しいデジタル技術の導入にも積極的で、より精度の高い手技や、患者が理解しやすい説明をめざして大いに役立てている。将来の診療拡張も見据えた広々とした院内は、十分な換気の確保による感染症対策や、床全体をかさ上げすることによるバリアフリーの実現など、きめ細かな配慮が隅々まで行き渡っている。町田エリアで誰もが頼りにできる歯科をめざしたいと意気込む院長に、開業までの経緯やコンセプト、大切にしている患者とのコミュニケーションのことなどを聞いた。

(取材日2021年9月27日)

歯を保存するための治療が自らの歯科医師としての原点

歯科医師になろうと思われたきっかけは?

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父が歯科クリニックを開業している家庭に育ちましたが、僕はもともと歯科医師になるつもりはなかったんです。大学進学の前にはイギリスの高校に留学し、ブラジル人などと一緒にホームステイする環境の中、いつか海外で働きたいなどと思っていました。帰国して都内の大学に進みましたが、選んだのは法学部。しかし卒業が近づく頃、父が人生をかけてやっている仕事への見方が変わったんです。患者さんから寄せられる厚い感謝や、いくつになっても勉強し続けるに足るだけの奥深さに興味を抱くようになり、遅ればせながら歯学部に入り直す決断をしました。

歯科の中で特に注力された分野はありますか?

歯科医師免許を取得した後、出生地の札幌にある北海道大学病院の歯周・歯肉療法科で臨床研修を受けました。つまり歯周病と根管治療です。これから歯科医師として歩んでいくにあたり、まず歯を保存するところから始めたかったのです。失った歯や噛む機能を回復することももちろん大事ですが、予防に重点を置いた治療こそ、今日多くの患者さんが望んでいるだろうという確信もありました。開業する前の5年間は、歯周病を専門とする歯科医師が複数在籍する都内のクリニックに勤務しました。そこには歯周病のほかに口腔外科や根菅治療が得意な先生もいらっしゃって、いろんな先生から良いところばかりを吸収できたのは大きな収穫でしたね。

町田を開業の地に選んだのはなぜですか?

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僕自身、町田のエリアと特に縁があったわけではないんです。いずれ開業するつもりで研鑽を積んできて、一通りの技術は習得できたし自信もついた、よし始めるかと思ったタイミングで新型コロナウイルス感染症の流行に見舞われ、クリニックの設計段階から見直しをする必要が出てきました。そう考えた時に、専門性の高い治療への需要が見込めるぐらいに都会で、なおかつ十分な感染症対策を行うために必要な広さを確保できる街を探した結果、町田にちょうどいい物件が見つかったのです。とはいえ、いざ来てみると町田駅の周辺はランチのおいしいお店が多く、職場としていい環境ですね。家族で受診に来られる患者さんが目立つのはやや予想外で、小さなお子さんもいますから、コロナ禍が落ち着いたらキッズスペースを設けることも検討するつもりです。

予防管理を行った上でのなるべく削らない治療を重視

あらためて、クリニックのコンセプトを教えてください。

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予防管理をしっかり行った上で、なるべく削らない治療を提供することです。今や「削らない」は歯科でよく見かけるフレーズになりましたけれど、そもそも予防していないと歯が駄目になってしまいますから、「削らない」どころではないですよね。予防を考える時に患者さんに知っていただきたのは、きちんとケアをしていれば虫歯は悪くならないこともある、ということです。すでにできてしまった虫歯が、10年たっても悪化していないケースだって珍しくありません。理由は、歯に再石灰化が起こるからです。歯は毎日わずかに溶けて、再石灰化によって元に戻るサイクルをぐるぐる繰り返しています。だから小さな虫歯があっても、日頃のケアで予防ができていれば、あえて削らないで保存するという選択も可能になります。そうした知識を患者さんと共有しながら、予防への意識を持っていただくように努めています。

こちらではどんな診療を受けられるのか、特徴などをお聞かせください。

僕が普段から実践しているのは、歯科用ルーペを使った精密な治療です。患者さんの歯を見る時、顔に固定したルーペで拡大することにより、肉眼では見づらい小さな虫歯も発見できるだけでなく、削るべき個所の範囲がはっきりわかり、なるべく削らない治療にも役立ちます。当院ではこのほかにも、口腔内スキャナーや歯科用3Dプリンターなど、治療の精度を高めるためのデジタル機器を積極的に導入しています。患者さんへのメリットがあるのはもちろん、実は僕自身の安心材料でもあるんです。削り過ぎて神経を傷つけるといった危険がなくなれば、より自信を持って治療に臨めますからね。

感染症対策について教えてください。

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器具の滅菌は当たり前ですが、一番に意識したのは換気ですね。受付や待合室から診療室の奥まで換気が行き届くように、最善の間取りを考えました。また、患者さんとスタッフが行き来する動線の天井には高性能の医療用空気清浄機を2台設置しています。チェアユニットのそばには口腔外バキュームも導入しました。これを治療中に稼働させることで、口内から発せられる飛沫や粉塵を吸い取ってくれます。強力なだけに少々うるさいですが、感染症対策としてはとても有用ですから、患者さんにもご理解いただいています。器具用の滅菌器は思い切って3台。いずれ診療室がフル稼働した時に備えての先行投資です。

患者と話しながら相手が求める治療を正しく理解したい

検査や治療の機器と同様に、クリニックの運営面でもデジタル技術の導入に前向きだそうですね。

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近年普及が進んでいるウェブ予約を当院も取り入れ、「歯が痛い」「かぶせ物や詰め物が取れた」「定期検診希望」などの診療メニューの選択や受診日時の予約がすべてアプリで完了できるようにしました。また、キャッシュレスのタッチ決済を保険診療の患者さんにもお勧めしていて、今のところ半数以上の方にご賛同いただいています。こうした取り組みは患者さんの面倒な手続きを省くとともに、スタッフの業務負担を軽くし、なるべく早く帰れるようにする意味合いも含んでいます。勤務時間をルーズにしないことは、優秀な歯科衛生士に当院を選んでもらう上で重要なポイントなんです。また、受付の非接触化は、感染症予防の観点からも理解を得られやすいと思います。コロナ禍によって開業の時期がずれるなどの影響も受けましたが、結果としてデジタル化の加速につながった点では、いいきっかけだったかもしれませんね。

先生は患者さんと話すのは得意ですか? また、患者さんとの会話で得た情報をどのように活用していますか?

おしゃべりは好きですし、ぜんぜん苦にしません。患者さんと話すのはすごく大事なことですよ。何も知らない人に治療されるより、相手の人となりを少しはわかっていたほうが安心できるでしょうからね。患者さんには歯科医師に言いづらいこともあると思いますけど、100%は無理でも、なるべく相手の気になっていることをくみ取れるよう、話し方や聞き方に気をつけています。以前、先輩の歯科医師に、歯科治療の正解は1つじゃないと教わりました。僕はこれが最良の治療だと思っても、患者さんから見たらそうじゃないかもしれない。相手に納得してもらえるのが一番なので、“正解”の押しつけにならないよう常に意識していますね。

最後に、今後の抱負と読者へのメッセージをお願いします。

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まずは、可能な限りの質の高い治療を提供して、町田エリアの患者さんから信頼を得ることが第一の目標です。そして、ゆくゆくはいろんな分野の先生にも協力いただいて、困った時はここに来れば大丈夫と思ってもらえるようなクリニックにできればと思っています。最後に僕自身のアピールを。治療中、麻酔などの痛みには人一倍気を使っているつもりです。父にも「痛みは、歯科医師が想像する以上に患者さんは気にしているから、とにかく痛くない治療をしなさい」と学生の頃からよく言われていて、そこは大事にしています。麻酔については導入から効き目が出るまでの待つ時間、使用量などにも細心の注意を払っていますので、痛みが怖いという方も、ぜひご相談いただければと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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