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気になる下痢や血便、痔の悩み
病気かどうか専門的な診療が重要

みよしかめいクリニック

(みよし市/三好ヶ丘駅)

最終更新日:2021/12/27

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  • 保険診療

下痢や便秘が気になる、または排便後の出血で「もしかしたら痔かもしれない」と悩んだことは誰しも経験があるのではないだろうか。様子を見ようとそのままにしたり市販の薬で済ましたりする人も多いが、中には大きな病気が隠れているアラームサインという可能性もある。胃や大腸など消化器全般の病気、肛門の病気を専門とする「かめいみよしクリニック」の亀井秀弥院長は、「たかが下痢、たかが痔と自己判断せず、長引くときはためらわず受診してほしい」と呼びかける。内視鏡や肛門鏡、血液検査の機器を備え、正確な診断と病気の早期発見・早期治療に努めている亀井院長に、「おなかとお尻」の病気について詳しく教えてもらった。

(取材日2021年8月23日)

下痢や血便に重大な病気が隠れていることも。自己判断せず早めの受診で治療を受けることが重要

Q1週間以上など長引く下痢の原因は何でしょうか。
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▲診療科目が多く多岐の相談に乗ってくれるかめいみよしクリニック

下痢の原因は、細菌による感染、小麦、魚介による食物アレルギー、また暴飲暴食や冷えなどで自律神経のバランスが崩れて腸の動きが過剰になり、便の通過が速くなって水分の吸収が不十分になったことなどさまざまです。多くが腹痛を伴います。一般に4週間以内の下痢を「急性下痢」、それ以上続くと「慢性下痢」と呼ばれます。慢性下痢はストレスからくる神経性のものや薬の副作用による腸内の炎症のほか、全身的な病気の一症状であることも考えられます。長引くと脱水など他の問題が起きて点滴が必要になることもあるので、早めの受診を。3ヵ月以上にわたり3日以上、下痢や便秘、腹痛が起こる場合は過敏性腸症候群(IBS)かもしれません。

Q血便から考えられる病気はありますか?
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▲丁寧に話を聞いてくれる院長

血便とは一般的に赤い血が混じっている便のことで、大腸や肛門など下部消化管から出血した場合をいいます。大腸がんや大腸ポリープ、または大腸憩室炎、虚血性腸炎、薬剤や感染による腸炎など、それらの病変部からの出血によるものと、いわゆる切れ痔やイボ痔からの出血があります。大腸からの出血だと暗赤色に、肛門からの出血だと鮮やかな赤色になることが多いです。潰瘍性大腸炎やクローン病の症状の一つにも血便があります。血便は、とりあえず様子を見ていてよいものから命に関わる大腸がんといった悪性腫瘍など種々の原因があるといえます。ちなみに胃や十二指腸など上部消化管からの出血は下血といい、黒っぽい便が出ます。

Q下痢かつ血便という症状もありますか?
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▲検査機器も充実している

下痢でも血便になることはあります。下痢が続くということは大腸の粘膜が炎症を起こしている可能性がありますので、出血しやすい状況になります。この場合も大腸がんや大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患やクローン病、さらに虚血性大腸炎、重度の感染性腸炎などの病気があるかもしれません。赤い血だと痔とも考えられますが、すぐ近くに直腸がんがあることもあり得ます。下痢が長く続くときや、血便が出たとき、便潜血の検査で陽性となったときには受診していただきたいですね。「血が混じっているのは、痔が原因だろう」という決めつけは避けてほしいと思います。

Q痔についても教えてください。
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▲女性のみの検査・治療日も設けている

痔は、種類によりますが、肛門が痛い、血便が出るなどの症状が出ます。放置すると、重大な病気に進むことはまれですが、切れ痔の場合は肛門ポリープや潰瘍、肛門狭窄により便が出にくいなどの問題が起こり、イボ痔の場合は脱肛やひどく腫れて嵌頓(かんとん)の状態になるなど、痛みが増したり出血が続いたりと悪化することが考えられます。市販の薬でいったんは落ち着いたように思えても、刺激物を食べるとまた症状が出ることもよくありますね。命に関わるものではないとはいえ自然治癒はなく、痛みやつらさで生活の質は大きく下がります。たまに痔が原因で貧血になる方も。より良い生活のためには放置せず、受診をしましょう。

Q便や肛門のことは専門的な診察が大事ですね。
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▲検査から治療まで一貫して行えるのは同院の魅力だ

そうですね。下痢、血便以外に便秘にも気をつけてほしいと思います。薬を飲んでもなかなか改善しない場合は検査によって大腸がんなど病気の有無を確認することが必要でしょう。便秘にはタイプがありますので、薬を使い分けていく治療が望ましいです。私は大腸はじめ消化器全般、また肛門の病気の手術、治療に長く関わってきましたので、患者さんには「大腸は内科、肛門は外科」と分けることなく、おなかもお尻も一貫して診察を受けていただくことができます。便秘や痔のお悩みは女性にも多く、当院は火曜の午後は女性限定で検査、手術を行います。患者さんが来やすいクリニック、来て安心していただけるクリニックをめざしています。

ドクターからのメッセージ

亀井 秀弥院長

下痢も便秘も痔も、お子さんから高齢の方までずっと長い間悩んでいる方がとても多いと感じます。しかし「たかが下痢、たかが便秘」と自分で決めつけ、市販の薬で様子を見て受診しない方も多いのではないでしょうか。健診の便潜血で指摘されても痔と思い込む方もいるようです。問題は、そうした症状の中に重大な病気が隠れている可能性が否定できないことと、痛みを我慢したり悩み続けたりすることで生活の質が下がることだと思います。早めの受診によって重大な病気かそうでないかを明確にし、病気であってもすぐ治療に入ることができれば生活の質の向上につながると思います。気になることは自己判断せず、どうぞ相談にいらしてください。

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