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亀井 秀弥 院長の独自取材記事

みよしかめいクリニック

(みよし市/三好ヶ丘駅)

最終更新日:2021/12/27

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車でアクセスしやすい広々とした敷地に立つ「みよしかめいクリニック」。亀井秀弥院長は外科、消化器外科が専門で、肛門疾患や、さらに小児科、皮膚科、整形外科の診療経験も持つ。「どの科にかかってよいかわからない方でも気軽に相談できる場にしたい」と笑顔が優しい亀井院長。2021年9月開業の、きれいで広い建物には、誰もがやすらぎ、リラックスして過ごせるようにとの願いをこめた。アクアリウムやキッズスペースがあり、内視鏡検査を受ける人のためにはプライベートな控室とトイレが、また発熱した人には正面とは別の入り口や隔離された診察室が用意されている。インタビューでは普段の心がけや今後の展望などについて話してくれた亀井院長。言葉を選び、わかりやすく話してくれる姿が印象的だった。

(取材日2021年8月23日)

「おなか」を軸に、経験を生かし幅広い診療を行う

きれいで明るく、広いクリニックですね。

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ありがとうございます。患者さんは何かしら不調や苦痛を抱えて来られますので、ほっとできて、やすらぐ空間をつくりたいと思いました。建物は落ち着いた色遣いとし、車いすでも大丈夫なように院内はバリアフリーで通路も広く設け、またお子さんや、お子さん連れの方にも安心して過ごしていただけるようにキッズスペースを備えました。待合室のアクアリウムは薬局さんのアイデアですが、皆さんに楽しんでいただけるので取り入れて良かったです。当院は内科をはじめ消化器内科、肛門外科、外科、皮膚科、小児科、リハビリテーション科と複数の科を標榜していることが特徴。医師生活25年目という節目を迎えて、病院での専門性の高い医療に関わる立場から、もっと幅広く一人ひとりの患者さんの近くで寄り添いたいと思い開業を決めました。

こちらの場所に開業を決めたのはなぜですか?

私は名古屋市出身ですが、家族のつながりで、みよし市とご縁ができました。開業を考えたときに名古屋市も含め複数の都市で迷ったのですが、環境がのどかで、家族を通して知り合ったみよし市の方々が素晴らしいお人柄だったこともあり、こちらに決めた次第です。全体的に地域の方々にも穏やかな雰囲気を感じます。お隣にあるカフェにはすでに何回も通っていて、すっかり顔なじみに。コーヒーやシフォンケーキをおいしくいただいています(笑)。

先生のご専門について教えてください。

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もともとの専門は外科で、わかりやすく言うと「ごはんの通り道」、つまり食道から胃、小腸、大腸、そして肛門までと肝臓、胆のうなどの臓器が得意分野になります。勤務医時代は主に胃や大腸など消化器全般の手術を含めた治療、さらに名古屋大学医学部附属病院では肝臓移植に携わりました。ですからクリニックとしても胃、大腸、肝臓の診療に特に力を入れていきたいですね。肝臓移植は子どもの患者さんも多く、術後は外来で感染症に留意しつつ通常どのお子さんでもかかるような風邪や発熱などさまざまな病気の診療にあたりました。開業直前には小牧市のクリニックに勤務し小児科と、さらに皮膚科、整形外科、生活習慣病の診療を行い、豊田市の肛門疾患専門の病院でも研鑽を重ねました。こうした経験を生かすべく、複数の科を標榜しています。より高度で専門的な治療が必要と判断したときには適宜、病院へ紹介いたします。

検査機器を充実させ、正確で素早い診断を心がける

こちらで行う胃と大腸の内視鏡検査について教えてください。

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胃の内視鏡検査は経鼻、経口いずれも対応します。機器も先進のものを取り入れ、内視鏡検査室の造りにもこだわりました。普段は院内2ヵ所にあるトイレを自由に使っていただけるのですが、検査があるときは検査の控え室の前を閉めきり、1ヵ所のトイレを含めて検査を受ける方の完全なプライベート空間とします。そのトイレにはその方だけが検査室からも控え室からも自由に行き来できるのです。内視鏡検査は体に力が入ると苦しくなるため、私やスタッフは患者さんがリラックスできるような空気感をつくるように配慮します。患者さんもお1人の空間でゆったりした気分で過ごしていただければと思います。当院では13時から15時を検査と手術の時間にあてていますが、火曜日は女性限定です。大腸の検査もですが、肛門の手術も女性には恥ずかしいと思う方が多いことから時間帯を分けました。

ほかにも検査機器の充実を図られたと伺いました。

はい、肛門疾患も診ていますので肛門鏡でいわゆる、イボ痔や切れ痔の有無を調べることができます。ヘモグロビンA1cの値、さらに白血球やCRPという炎症反応や貧血の有無を調べる機器があり、いずれも検査当日に結果を知ることができます。おなかの病気、例えば盲腸とも呼ばれる急性虫垂炎は、薬で処置するか、いち早く手術するかどうかの判断が難しい場合があります。しかも1日2日で状況が変わることもあるので、炎症反応の値によってはすぐ病院に紹介することが必要となります。検査当日に炎症の度合いがわかることは医師、患者さん双方にとって非常に重要なことなのです。

先生が医師として心がけておられることはどんなことですか?

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先にお話ししたように、まず患者さんが気軽に来やすい場であること、そして診察室では緊張せず何でもいろいろ聞きやすい雰囲気をつくることを心がけています。加えて、専門的なことでもできるだけわかりやすく丁寧に説明することを大切にしています。「こんなことは先生に言いにくい」「大したことないと言われそう」などと気にせず、患者さんには何でも話していただければうれしいです。病院時代からそのように考えていて、おかげさまで「話しやすい」と言われることもよくありました(笑)。開業にあたりスタッフは新しく募集したのですが、地元の人を中心に、昔、大学病院で一緒に仕事をした人も来てくれてベテランがそろいました。やわらかい雰囲気がある人がいいなと思って面談したのですが、笑顔がすてきで優しい人が集まりましたね。私と同じように心がけを大切にしてくれると思います。

「ちょっと相談してみよう」と気軽に来院できる場に

先生が医師をめざされ、外科を専門にされた理由は何ですか?

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小学校の頃から「人の役に立つ仕事をしたい」と思っていて、文集にも書いていました。今はどんな仕事も人の役に立っているとわかりますが、子どもの発想では「お医者さん」というイメージがありましたので、当時から医師をめざしていましたね。外科を専門にしたのは、天才医師を主人公にした漫画を読んで手術に興味を持ったことがきっかけです(笑)。実際には手術は難しい症例も多々あり、1例1例、絶対に失敗できないという緊張感があります。しかし、月並みな言い方かもしれませんが、患者さんが回復され、笑顔で帰られる姿を見ると、安心と同時にやりがいを感じます。

病院勤務時代に学ばれたことなど、心に残っていることはありますか?

どの病院においても素晴らしい上司の先生に恵まれました。ある先生は経験も知識も十分豊富で手術も私から見たら完璧にされる方でしたが、ふとしたときに見ると、ボタンを使ってよく「糸結び」の練習をされていて、服が糸だらけになっているのです。糸結びは外科の基本で傷の縫合のことを言い、手術では研修医が行うこともあります。それをベテランの先生がずっと練習されている姿に感銘を受けました。修練には終わりがなく、常に勉強を続けることが大切だという姿勢を学びましたね。私もできるだけ患者さんの体に負担の少ないような検査、治療の技術向上に励み、新しい知識や治療法を学び続けていきたいです。

今後の展望についてお聞かせください。

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みよし市は比較的人口が若く、現在は40~50代の方も多い市です。ということは、これから徐々に高齢化が始まっていくということなのです。高齢化が進めば、生活習慣病、がんなど病気が増えてくるでしょう。今後、長きにわたってみよし市の皆さんのために少しでもお力になりたいと思っています。病院時代に「何科にかかったらよいかわからない」というお声をたくさん聞きましたので、そのような方や、「何となく体調が思わしくないけれど、こんなことで病院に行ってもいいだろうか」と迷われている方にもいらしていただきたいですね。ちょっと不調を感じたときに「かめいさんに相談してみようか」と思っていただけるような来やすいクリニック、来たら気持ちがやすらぐクリニックで在りたいと思います。

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