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高度な専門性を追求
質の高さにこだわる関節外科手術

医療法人社団JSI 八王子ひがし整形外科

(八王子市/北八王子駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療

加齢やスポーツ外傷などによってトラブルが起こりやすい下肢の関節。膝や股関節などの痛みや腫れは、やがて歩行をはじめとした日常生活のパフォーマンスにも悪影響を及ぼす可能性があるため、早期の医療介入が欠かせないのだという。八王子市高倉町の「八王子ひがし整形外科」では、関節外科を中心とした手術を数多く手がけ、初診から検査、手術、リハビリテーション、退院後のアフターケアまでを一貫して行っている。ロボット手術など先進の機器も導入し、高度な専門性のもと人工膝関節置換、前十字靭帯再建術、半月板縫合術などで実績を重ねる森戸俊行理事長に、同院で行っている関節外科手術の特徴と、手術治療を検討する際のポイント、術後のリハビリの進め方などについて詳しく聞いた。

(取材日2021年8月17日)

経験豊富なドクター陣が高度な専門性を発揮。人工関節置換では両側同時手術にも対応

Qこちらの医院ではどういった手術を行っているのでしょうか?
A
1

▲手術は「治す」ための手段の1つだという

当院では膝や股関節など関節外科を中心に多くの手術を行っていますが、手術はあくまで「治す」ための手段の1つに過ぎません。患部の状態や痛みの原因によっては保存療法が適しているケースも多くあり、幅広い選択肢の中から一人ひとりの患者さんにとって最適と思える治療法をご提案しています。当院では変形性膝関節症、変形性股関節症、半月板損傷、前十字靭帯断裂、先天性股関節脱臼、アキレス腱断裂、外傷性肩関節脱臼など幅広い疾患の治療にあたっています。手術としては人工膝関節置換術が最も多く、次いで前十字靭帯再建術、高位脛骨骨切り術、半月板縫合術、人工股関節置換術など。これらが手術全例のうちの約9割を占めます。

Qどんなことをする手術なのか、具体的に教えていただけますか?
A
2

▲患者の状態に合わせた手術を行う

人工膝関節置換術というのは、加齢などの原因で傷み、変形してしまった膝関節の一部を取り除き、人工関節に取り替えるための手術です。この手術には膝関節表面の全部を人工関節に置き換える全置換術と、一部だけを人工関節にする単顆置換術があり、患部の状態や患者さんの年齢、スポーツをするか否かなどによって方法が異なります。一方、次いで多い前十字靭帯再建術ですが、前十字靭帯は膝の中心にあり、膝の安定性に寄与する靭帯で、横の動きやジャンプを伴う運動などスポーツには欠かせません。外傷などで前十字靭帯に損傷を負った際は、患者さん自身の太ももの裏側、俗に言うハムストリングや膝蓋腱を活用した自家腱移植で再建を図ります。

Q手術治療を選択すべきケースや、受けるべきタイミングとは?
A
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▲模型を活用し、患者へ説明

関節の痛みは骨に起因するものと、そうでないもの、大きくその2つに分けられます。骨以外の炎症などによる痛みであればリハビリによって緩和が期待できますから、ただちに手術を検討する必要はありません。骨に起因する痛みの場合は、患者さんにとってどのくらいつらいのか、その方のパフォーマンスにどのような影響を与えているかを見極め、患者さんが希望するようであれば手術を積極的に検討します。こちらから手術治療を押しつけることになってはいけませんが、放っておくと深刻な状態になることが懸念されるケースについては、早期の手術が望ましいということを丁寧にご説明しています。

Qこちらで行う手術の特徴を教えてください。
A
20210827 4

▲患者の負担が少ない手術を行う

膝、股関節、脊椎などの専門分野で豊富な臨床経験を持つドクターが担当しますので、全身麻酔のもと、低侵襲で患者さんの体に負担の少ない手術が可能です。手術にあたってはあらかじめ血液検査、胸のエックス線検査などを行うのに加え、60歳以上の患者さんに対しては全例に循環器を専門とする医師による心エコーも実施し、全身状態を詳細に評価しています。手術中の感染率を下げるため、2つある手術室はいずれもクリーンルームで、かなり広い空間になっています。症例にもよりますが、手術時間は最長でも2時間以内とし、必要に応じて複数のドクターによる両側同時の人工膝関節置換術にも対応可能です。

Q手術後のことがやはり心配です。
A
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▲明るくかなり広いリハビリ室

当院は有床施設で、初診から診断、手術、術後のリハビリ、アフターケアにいたるまで一貫してサポートします。入院中は適宜ドクターが採血やエックス線チェックを行うほか、手術の翌日から理学療法士とマンツーマンでのリハビリがスタート。歩いてトイレに行く練習から始まり、翌々日にはリハビリ室で本格的に歩く練習を進めます。入院期間は人工膝関節置換で2週間と3日、人工股関節置換で2週間、前十字靭帯再建で1週間ほど。退院後もリハビリの通院時に回復の状態を丁寧に見ていきますので、焦らず担当医と理学療法士の指示に従って生活していれば、走ることやスポーツなども徐々に再開していけます。リハビリは術後1年間継続して行います。

ドクターからのメッセージ

森戸 俊行理事長

当院の手術は全例全身麻酔で行い、患者さんが眠っている間に終えることができます。豊富な手術経験を持つドクターがそろっており、出血量を抑えるなど手術の細部のプロセス一つ一つを丁寧に行うことで、多くの患者さんの早期回復につなげられるよう努めています。執刀する担当ドクターはもちろんですが、術前検査、全身管理など、手術に関わるいずれのプロセスにおいてもドクターが高い専門性のもとで対応していますのでご安心ください。しかし症例によっては、当然ながら手術がファーストチョイスとは限りません。患部の状態、患者さんの生活スタイルなども踏まえ、保存療法も含めた最適な治療の選択肢を一緒に考えていきましょう。

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