マウスピース型装置による
矯正のメリットとデメリット
池袋駅東口つのり歯科
(豊島区/池袋駅)
最終更新日:2024/04/24
- 自由診療
歯並びの悪さが気になっているものの、費用や治療中の見た目の問題などから、矯正に踏み出せない人もいるだろう。「歯並びを整えることは、見た目が良くなったり、虫歯や歯周病の予防につながったりすることが期待できるだけでなく、将来的に自分の歯を残すことにもつながります」と話すのが「池袋駅東口つのり歯科」の津徳亮成院長。同院では、マウスピース型装置を用いた矯正に力を入れており、矯正中の見た目や費用の心配も少なく、一人でも多くの患者が歯並びを整えることができるよう体制を整えているという。そんな同院が取り組むマウスピース型装置を用いた矯正のメリットや特徴などについて、津徳院長に詳しく教えてもらった。
(取材日2022年11月16日)
目次
周りの人に気づかれる心配も少なく、理想の歯並びをめざすことができるマウスピース型の装置を用いた矯正
- Qなぜ、歯列を整えるのですか?
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A
口元の見た目が良くなることが期待できるだけではなく、歯磨きのしやすさも望めます。歯並びが悪い人は、食べ物が挟まりやすかったり、歯ブラシが届きにくい所があったりします。磨き残しは虫歯や歯周病の原因となりますので、歯並びの良い人と同じように歯や歯茎をきれいにしようとすると、より時間をかけて磨く必要があります。歯並びが整えばその必要が少なくなりますよね。次に、噛み合わせです。噛み合わせが悪く、特定の歯に強い負担ががかかっていると、そこが歯周病になったり、悪化したりする原因となることがあります。つまり、歯並びを整えることは虫歯や歯周病の予防につながり、将来的に自分の歯を残すことにもつながります。
- Qマウスピース型の装置を用いた矯正のメリットとは?
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A
マウスピース型の装置は、歯に固定するワイヤーブラケットの装置とは違い、取り外しができます。そのため、食事のときには外して普通に食べることができることに加え、ブラッシングもしやすくなります。ワイヤーブラケットをつけていると、それが原因で虫歯になってしまう人も少なくありません。取り外しができて、歯をしっかりと清掃できること。その結果として矯正中の虫歯や歯周病のリスクが少なくなるのが、大きなメリットですね。また、見た目の面もメリットがあります。ワイヤーブラケットをつけているのは周りからわかりますが、マウスピース型の装置は透明で、矯正をしていることが周りからほとんど気づかれないのも良い点でしょう。
- Qどのくらいの通院が必要ですか?
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A
歯並びによって個人差があるので一概にはいえませんが、部分的に矯正をする場合など早い場合で3ヵ月程度。全体的に矯正をする場合は3年程度かかる場合もありますが、1〜2年のケースが多いですね。矯正中は、1〜2ヵ月に1回程度のペースで通院してもらい、歯の動き具合をチェックしたり、歯を効率的に動かすために装着するアタッチメントの調整をしたりします。同時に、炎症が起こらないように歯科衛生士による口の中のクリーニングを受けていただきます。1回の診察にかかる時間は、30分程度です。また、矯正を始める前に虫歯や歯周病がある場合は、事前にそれらをしっかりと治療しておく必要があり、それに数ヵ月かかることもあります。
- Q治療中に気をつけたほうが良いことはありますか?
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A
先ほど、矯正にかかる期間は3ヵ月〜3年程度と話しましたが、この期間は1日20時間以上という装着時間を守らないと長引いてしまいますので、きちんと装着することです。基本的に食事や歯磨きのとき以外は、装着しておくようにしましょう。また、装置は1〜2週間ごとに交換する必要がありますが、そのタイミングを守ること。さらに、特に糖分の入っている飲み物などを装着したままで摂取するのは良くありませんので、水以外を飲むときには、装置を外してください。さらに、マウスピース型の装置はワイヤーブラケットに比べると虫歯や歯周病のリスクは低いですが、それでもやはり歯磨きをしっかりとすることも大切です。
- Qこちらで受けられる治療の特徴を教えてください。
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A
矯正を始める前には、歯がきれいに並ぶためのスペースをつくるために抜歯をする必要があったり、虫歯や歯周病がある場合は、事前に治療をする必要があります。矯正を専門としている歯科医院では、それらの治療のために別の歯科医院に行かなくてはならないことがありますが、当院では歯科一般の診療も行っていますので、それらのことも院内で完結できます。また、マウスピース型の装置を用いた矯正の豊富な経験を持つ歯科医師が在籍しており、さまざまな症例に対応できることも特徴といえると思いますね。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/22万円~(別途、精密検査、診断料2万2000円)
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。