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早期発見・早期治療への第一歩
乳がん検診のポイントや流れを知る

わたなべクリニック 整形外科・乳腺外科

(大阪市城東区/蒲生四丁目駅)

最終更新日:2021/10/12

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女性のがん罹患数の1位に挙げられ、日本でも年々増加傾向にある乳がんという疾患。早期発見、早期治療が何よりの対策と知ってはいても、乳がん検診はいつから受ければいいか、マンモグラフィとエコー(超音波)検査のどちらを受ければいいかがよくわからずに、検査に不安を覚えて未受診でいる人も多いのではないだろうか。そんな女性たちに向けて、わかりやすく解説をしてくれるのが「わたなべクリニック 整形外科・乳腺外科」で乳腺外科を担当する渡辺理恵副院長。乳がん検診の重要性や知っておきたいポイントとともに、実際の検査の流れを詳しく追ってみた。

(取材日2021年6月4日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q乳がん検診は何歳から、どの程度の頻度で受けるべきですか?
A

乳がん自体を予防することは難しく、若くして発症する遺伝性乳がんもあるため、まずはご自身の乳房に関心を持っていただき、日頃から気にかけていただくことが最初のステップです。「ブレスト・アウェアネス」といいますが、25〜30歳ぐらいになれば意識して自己触診などを習慣づけるといいでしょう。乳がん検診に関しては30代からが一般的で、40歳を過ぎたら必ず一度は受診するようにしてください。一度受けたからと安心せず、少なくとも2年に1回、できれば毎年受診することで早期発見につながります。あと、痛みや違和感などの自覚症状があれば、検診の頻度に関わらず、すぐに専門の医療機関で検査を受けることも大切なポイントです。

Q乳がん検診は「痛い」というイメージがありますが……。
A

エコー検査では痛みの心配はありませんが、マンモグラフィ検査は乳房を機械で挟んで薄くした状態で撮影を行う必要があるため、その時にどうしても痛みや圧迫感を感じるわけですね。感じ方は人それぞれです。乳がんによる死亡率を下げることにつながるマンモグラフィ検査がメインにはなりますが、検査前に担当医師とよく相談し、場合によってはエコーだけにするなど、ご自身にとって最適な検査方法を選択してください。ちなみに当院のマンモグラフィ装置は日本人の胸に合わせた新型で、痛みに配慮しながら検査を行っています。検査技師も経験豊富ですから、リラックスして検査を受けていただけると思います。

Qこちらのクリニックの検査の特徴を教えてください。
A

当院の乳腺外科は医師の私を含め、受付スタッフから看護師、検査技師までスタッフ全員が女性です。女性のための女性だけのスペースなので、どなたにも安心して受診していただけると思います。検査はマンモグラフィとエコーの両方に対応し、同日の実施も可能です。また、何らかの病変が見つかった場合も、その場で細胞診や組織診といった病理検査が行えるため、後日他の専門病院を再受診する必要はありません。検査だけでなく、乳がん手術後の内分泌治療や経過観察、併科整形外科による肩関節のリハビリといったサポートもしっかりさせていただきます。手術と抗がん剤治療以外のことはすべてここで完結できますから、お気軽にご相談ください。

検診・治療START!ステップで紹介します

1まずは問診や視触診で検査内容を決定

検査を前提に予約をした場合は、受付後すぐに検査着に着替えて診察室へ。医師の問診や視触診を受け、年齢や乳腺の状態などから検査内容を決定する。特に要件がなければマンモグラフィとエコーの両方がベターだが、若い人や妊娠・授乳中はエコーだけにするなど、医師とよく相談して最適な検査を選ぼう。自覚症状があれば、どんなに小さなことでも問診時に伝えておくこと。

2マンモグラフィ検査

マンモグラフィは乳房専用のエックス線検査で、早期の乳がん発見に有用なことから30代で受ける人も多いという。検査着は上半身のみで、ブラジャーは事前に外しておくが、直前までは中にキャミソールやタンクトップなど、すぐに肩から脱げるアンダーウェアを着ていてもいい。所要時間は5〜10分程度。装置で乳房を挟むため多少の痛みや圧迫感は感じるが、技師の指示に従ってリラックスすることが痛みの低減にもつながるという。

3エコー検査

エコー検査はマンモグラフィでは確認できない小さな病変や異常を検出できるため、若年層の高濃度乳房には特に適した検査方法。エックス線を使用しないため、妊娠や授乳中でも安心して検査が受けられるだろう。対象部位にゼリーを塗って医師がプローブを当てるだけなので、マンモグラフィのような痛みの心配はない。また、付属のモニターでリアルタイムの画像を見ながら説明を聞くことが可能。検査は診察室で行い、5分程度で終了。

4画像を見ながら検査結果の詳しい説明を受ける

検査が終われば、すぐに診察室にて結果説明へ。マンモグラフィを含め、画像はすべて診察室の高画質モニターで確認することができる。特に異常がなければ、以降の定期検診の重要性など、乳がんに対する日常的な心構えを聞いて検診は終了する。受付からここまで所要時間は約30分程度。万一、乳がんなどの病変が認められた場合は病理診断が必要となるが、微妙な異常の場合は一定期間の経過観察を行うこともあるという。

5検査後のフォローと定期検診

検診で病変が見つかった場合、同院では受診者と相談の上、その場で穿刺吸引細胞診やコア針生検などの細胞診や組織診が可能。病理診断には1〜2週間前後かかるため、再受診の上、診断結果や今後の対処法について詳しい説明を受ける。乳がん検診の目的は早期発見と早期治療につなげること。できれば毎年、最低でも2年に1回の定期受診が理想的だが、「毎年恒例にしたほうが忘れずに済みます」というのが渡辺先生からのアドバイス。

ドクターからのメッセージ

渡辺 理恵副院長

乳がんが心配なのに一人で悩み、中には乳房にしこりを抱えたまま何年も不安に過ごしている方もおられるのではないでしょうか。がんと言われるのが怖い気持ちはわかりますが、それで乳房や大切な命を失うことは取り返しのつかない損失です。自覚症状があってもがんでない場合もありますし、症状がなくても検診で乳がんが見つかることもあります。もし見つかったとしても、早いうちに治療をすれば、完治することが期待できます。早く見つかればラッキーですし、見つからなければさらにハッピー。いずれにせよ自分や家族のために大切なことです。ぜひ勇気を持って乳がん検診を受け、それを生涯の習慣にしていただければと思います。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳がん検診(自費診療の場合) 視触診+超音波検査/6600円 、視触診+マンモグラフィ/7700円 、視触診+マンモグラフィ+超音波検査/1万1000円

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