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理解されづらいPMSや更年期障害
女性医師の診療と漢方で快方へ

日本橋ストレスケアクリニック

(中央区/水天宮前駅)

最終更新日:2021/09/10

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  • 保険診療

当然のことながら、心と体はつながっている。体が不調なら心も弱くなるし、心が風邪をひけば体が悲鳴を上げる。ストレス社会といわれる現代。気合いや気持ちの持ちよう一つで心身の不調を乗り越えろという精神論だけでは、乗り越えられないことも多く、そこで無理に一人で抱えて頑張る必要もないはず。女性が内科や婦人科などの体の不調に向き合う診療科のクリニックと、心の不調に対処してくれるメンタルのクリニックを併用することは、より自分らしく生きていくための知恵かもしれない。今回は一生のうちに悩まない女性はいないであろう婦人科系疾患を患ったときに心のケアも同時にすることで、より豊かな人生を歩めるようにするためのアドバイスを「日本橋ストレスケアクリニック」の田村夏奈子院長に聞いた。(取材日2021年8月27日)

体と同時にメンタル面のケアを行い、一日も早く心身ともに快適に

QPMSや更年期障害に関する女性特有の悩みも診てもらえますか?
A
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▲女性特有の症状は心にかける負担も大きいと話す田村院長

更年期障害、PMS(月経前症候群)は、婦人科疾患として捉えられていますが、抑うつやイライラなど、精神症状も出てくることから、それらの症状を主訴に心療内科や精神科を最初に受診される方もいらっしゃいます。それは精神症状が、女性特有の疾患に大きく起因することがあるからです。したがって、婦人科でのホルモン値を含む血液検査なども大切ですが、心療内科・精神科での治療を併用することも方法の一つかも知れません。心療内科・精神科では、「イライラする」などのうつ症状に対し、軽度から重度まで程度に応じて細かく診療ができますし、複合的な症状にも柔軟な対応ができると思います。

Q更年期障害はうつ症状が出ることもあるのですね。
A
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▲体と心はつながっているからこそ両面からの治療が必要

更年期障害の症状の一つにうつ症状があります。婦人科で治療中の方が心療内科・精神科の受診を勧められて当院を受診されるケースもあります。更年期はホルモンバランスが大きく変わる時期ですから、体調の変化の波も大きく、心身ともにつらさを感じる方が多いと思います。女性なら誰もが通る道ですが、避けられないだけにストレスも大きく、できる限りうまく乗り越えたいものです。しかし体調に加えてご家族や職場などの人間関係の問題やその他のストレスから、さまざまな症状が助長されてしまうことも考えられます。体と心はつながっていますので、両面からのアプローチが有効かもしれません。

QPMS(月経前症候群)で悩まれている方も多いと思います。
A
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▲働く女性が増えているからこそ同じ悩みを持つ患者も多い

生理周期と連動して「イライラする」、「抑うつ的になる」、「過食」などさまざまな症状が出ることがあります。働く女性にとっては、そのような症状があっても仕事をせざるを得ない環境も考えられますし、なかなか職場で理解されないケースもあります。以前より働く女性が増えていることもあり、PMSについて相談される患者さんの中には若い方も多く、症状の個人差が大きいので状態をしっかりと把握し、治療を行うことが大切だと感じています。治療においては、漢方薬を処方することもあります。企業によっては生理休暇などがある場合もありますし、毎月のことですのでつらい場合はぜひお早めにご相談ください。

Q女性ならではの悩みの診療で気をつけていることはありますか?
A
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▲女性ならではの悩みだからこそ、女性スタッフが対応

男性には話しにくいという方もいらっしゃいますから、ご希望がある場合は、女性スタッフで対応するように心がけています。やはり女性ならではの悩みは女性に話したいというご希望があるからでしょうか、当院の患者さんは7割程度が女性となっています。女性ならではのお悩みですので、その点では事情も理解しやすく共感しやすいかも知れません。診察の前にある程度話したい内容をまとめておられる患者さんもいらっしゃいますが、思いが高ぶってお話が断片的になる方もいらっしゃいます。患者さんのお話を伺いながら、お悩みについて今後どうしたいのか、伺っていきますのでご安心ください。

Q漢方薬の特徴を教えてください。
A
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▲漢方薬は幅広い症状に対応できるのが魅力

西洋薬の処方の仕方としては、眠れない場合は睡眠薬、うつ状態に対しては、抗うつ薬というように、対症療法的に処方する場合が多いですが、漢方薬の場合は、多種類の生薬を配合しているものが多いので、一つの漢方薬で幅広い症状に対応できるのが魅力です。また眠くなる、だるくなるといった西洋薬でありがちな副作用も少なく、作用の仕方としても緩やかな印象です。そうしたイメージが患者さんにもあるのか、服薬に対する抵抗感も少ないようで、服薬治療に対して前向きになっていただけるところもメリットと感じています。生理不順でお悩みの方や、うつ病だが抗うつ薬をあまり服用したくないという方はぜひ一度ご相談ください。

ドクターからのメッセージ

田村 夏奈子院長

更年期障害などの女性特有の疾患でのお悩みは、非常にデリケートな問題ですので、同性異性関わらず他人には相談しづらいものかもしれません。また相談しても理解してもらえない場合もあり、つらさが増してしまうことがあるかもしれません。そんな時でもそのつらさを押し殺して我慢しないで、ご自身のために「つらい」ということを認めてあげてください。そしてつらさを自覚したら、できる限り早めの受診をお勧めします。心の問題も早期発見・早期治療が少しでも早く快方に向かうための鍵になります。うまく医療機関の手助けを借りて、より豊かな人生を歩まれることを願っています。

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