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ホルモンの分泌異常が原因
糖尿病や甲状腺の病気は専門家に相談を

仙川ひろクリニック

(調布市/仙川駅)

最終更新日:2022/02/03

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  • 保険診療

バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患と糖尿病は、どちらもホルモンの分泌異常によって起こる内分泌代謝疾患だ。一般の内科医院でも対応しているところはあるが、詳細な検査や病状に合った治療を受けるには、専門の医師がいる医療機関を受診するのが望ましい。「仙川ひろクリニック」の鈴木博史院長は、内分泌代謝疾患のスペシャリスト。院内に糖尿病の診断・治療の評価に使用するHbA1c測定装置や自動尿分析装置などを導入、甲状腺超音波検査と甲状腺ホルモン値を測る血液検査にも対応し、専門的な診療を行っている。「健康診断で血糖値や甲状腺ホルモン値の異常、甲状腺の腫れが指摘された場合は、ぜひ専門としている医師を受診してほしい」と語る鈴木院長に、糖尿病をはじめとする生活習慣病や甲状腺疾患の検査・治療について話を聞いた。

(取材日2022年1月7日)

検査機器を各種導入。約30分で結果がわかる体制を整え、迅速な診断と治療開始を実現

Q先生のご専門について教えてください。
A
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▲内分泌代謝疾患を幅広く診療してきた鈴木院長

東京慈恵会医科大学附属第三病院の糖尿病・代謝・内分泌内科に長年勤務し、内分泌代謝疾患を幅広く診療してきました。内分泌代謝疾患とは、ホルモンの異常によって起こる病気の総称です。ホルモンは甲状腺や副腎、下垂体、副甲状腺など、全身のさまざまな臓器から分泌されており、膵臓でつくられるインスリン分泌量の低下やインスリン抵抗性の増大などのインスリンの作用不足によって、血糖値が高くなるのが糖尿病、甲状腺ホルモンの分泌異常が原因で起こるのが甲状腺疾患です。私は日本糖尿病学会糖尿病専門医と、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医の資格を持っており、どちらの疾患でも専門性の高さにこだわって検査・治療を行っています。

Q甲状腺の疾患にはどのようなものがありますか?
A
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▲患者の状態を確認しながら、診療を進めていく

甲状腺疾患は、バセドウ病に代表される甲状腺ホルモンが過剰につくられる甲状腺機能亢進症、甲状腺ホルモンが不足する橋本病などの甲状腺機能低下症、腫瘍ができる甲状腺腫の3つがあります。診断には血液検査と、甲状腺の大きさや形を診る超音波検査が必須で、当院はどちらの検査も可能です。約30分で結果がわかる体制を整えており、結果を聞くために再来院する手間もなく、すぐに治療を開始できます。甲状腺疾患は40~50代の女性に多く、息切れや動悸、手指の震え、汗の量が増えるなどの症状から更年期障害と勘違いされることもあります。適切な治療を行えば症状の改善が期待できますので、心配な方はぜひ検査を受けてほしいと思います。

Q生活習慣病についてはいかがでしょうか。
A
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▲相談室で看護師による食事や運動など生活指導を行っている

主な生活習慣病には2型糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症、痛風などがあります。いずれの病気も自覚症状が少ないので軽く考えがちですが、放置すると動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。一方で、生活習慣病は健康診断で早期発見が可能で、適切な治療や生活習慣の改善により病気の進行を食い止めたり、改善させたりすることが期待できます。当院では医師の診察だけでなく、プライバシーに配慮した個室の相談室で看護師による食事・運動療法などの生活指導を行っています。患者さんの生活・服薬状況は医師も共有し、例えば1日3回の服薬が難しい場合は1日1~2回に変更するなど、治療に反映しています。

Q血糖値が高いとどうなるのでしょうか?
A
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▲資料やパンフレットを使い、患者にわかりやすく説明している

血糖値が高い状態が続くと、全身の血管がダメージを受け続け動脈硬化が進行します。さらに、毛細血管にもダメージが蓄積されることで網膜症、腎症、末梢神経障害など、糖尿病特有の合併症を引き起こし、最悪の場合、失明、透析、足の指などの切断に至ることもあります。糖尿病治療では合併症の予防と管理が非常に重要です。生活習慣の改善だけで血糖コントロールが難しい場合は、薬物治療になります。近年、糖尿病治療は大きく進歩し、中でも2型糖尿病に対してはSGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬など、新しい治療薬が続々登場しています。糖尿病を専門とする医師を受診して自分に合った治療を継続し、将来の合併症を予防しましょう。

Q生活習慣病、甲状腺疾患以外の病気も診てもらえますか?
A
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▲治療だけでなく予防も含め、健康をサポートしたいと話す鈴木院長

もちろんです。発熱や咳などの風邪症状をはじめ気管支炎、喘息などの呼吸器疾患、湿疹やじんましんなどの皮膚疾患、腹痛や下痢、便秘症といった消化器症状など内科疾患全般に対応しています。私は大学病院で糖尿病・内分泌疾患だけを診てきたわけではなく、地方の総合病院では一般内科診療を経験し、日本内科学会総合内科専門医の資格も持っています。糖尿病や甲状腺疾患専門のクリニックというと敷居が高いと感じるかもしれませんが、軽い症状でも気軽にお越しください。また、健康診断や各種予防接種も行っています。病気にかかってからの治療だけでなく予防も含めて、かかりつけ医として地域の皆さまの健康をサポートいたします。

ドクターからのメッセージ

鈴木 博史院長

同じ糖尿病であっても、原因や重症度、併発する合併症などには個人差があります。血糖をコントロールして合併症を予防するためには、糖尿病に関する専門知識と診療能力を持った医師と看護師の糖尿病チームのもとで、自分の病状に合った適切な治療を受けることが大切です。また、甲状腺疾患には生活の質を大きく下げる症状が多く、心臓などに負担をかけてしまう可能性がありますが、この分野の専門の医師は全国的に少なく、専門家の診断を受けられずに見逃されてしまうケースもあります。どちらの疾患も健診で異常を指摘された、気になる症状がある、合併症が心配といった方は、ぜひ一度専門のクリニックを受診されることをお勧めします。

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