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鈴木 博史 院長の独自取材記事

仙川ひろクリニック

(調布市/仙川駅)

最終更新日:2022/02/17

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京王線・仙川駅から徒歩4分、活気ある商店街通りに面した1階にある「仙川ひろクリニック」。東京慈恵会医科大学附属第三病院の糖尿病・代謝・内分泌内科で医長を務めていた鈴木博史先生が、2021年4月に開業。専門である糖尿病・内分泌疾患を中心に内科全般を幅広く診療。各種健康診断や予防接種にも対応し、地域住民の健康をサポートしている。大学病院と同等の診療を提供できるよう、各種検査・医療機器を導入。尿検査・血液検査は約30分で結果がわかる体制を整え、適切な診断と迅速な治療の開始につなげている。「地域から愛され、信頼されるクリニックをめざしています」と笑顔を見せる鈴木院長。開業の経緯やクリニックの特徴、今後の展望など、診療にかける思いを真摯に語ってくれた。

(取材日2022年1月7日)

糖尿病・内分泌疾患を中心に、内科全般を幅広く診療

ご開業の経緯をお聞かせください。

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東京慈恵会医科大学卒業後、同大学の糖尿病・代謝・内分泌内科に入局し、糖尿病を中心とした代謝疾患、甲状腺、下垂体・副腎、性腺などの内分泌疾患を幅広く診療してきました。また、大学院では基礎研究にも従事しました。大学病院では専門性の高い医療に携わることができ、やりがいを感じていましたが、学生時代から将来は開業して地域医療に貢献したいとの思いがあり、2021年に開業しました。当院は京王線仙川駅から徒歩4分の場所にありますが、大学のキャンパスや東京慈恵会医科大学附属第三病院も同じ沿線にあり、なじみ深いエリアです。一人の人間として成長させてくれたこの地域の方々に、医療を通して恩返しをしていきたいと思っています。

クリニックの特徴を教えてください。

専門である糖尿病と甲状腺・内分泌疾患を中心に、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病や気管支炎、喘息をはじめとする呼吸器疾患、湿疹やじんましんなどの皮膚疾患、腹痛や下痢、便秘症といった消化器症状など、内科疾患全般を幅広く診療しています。現時点では、甲状腺疾患の患者さんが多いですね。この地域には甲状腺疾患を専門的に診療する医療機関が少ないので、ニーズが高いのかもしれません。私は日本糖尿病学会糖尿病専門医のほか、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医の資格も持っていますので、このエリアにお住まいの内分泌代謝疾患患者さんが安心して生活できるよう、しっかり診療してまいります。

医療機器が充実しているそうですね。

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はい。糖尿病・内分泌内科の領域で大学病院と同等の医療を提供できるよう、設備を整えました。エックス線装置や超音波検査装置、動脈硬化を調べる血圧脈波検査装置のほか、糖尿病の診断・治療の評価に使用するHbA1c測定装置、自動尿分析装置などもそろえており、血液検査・尿検査の結果が約30分でわかります。また、甲状腺疾患の診断に必要な甲状腺超音波検査と、甲状腺ホルモンの分泌量を調べる血液検査にも対応可能です。基本的に検査当日に結果がわかるので再度来院する手間が省け、必要に応じてすぐに治療を開始できます。また、当院は東京慈恵会医科大学附属第三病院と医療連携しており、より詳しい高度な検査が必要な場合は、迅速に対応できる体制を整えています。

専門知識を持つスタッフによるチーム医療で患者を支援

糖尿病診療の特徴を教えてください。

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糖尿病専門の医師と看護師、医療事務も含め、スタッフ全員がワンチームとなってチーム医療を提供しています。糖尿病治療は、医師が処方した薬を服用してもらえば良いわけではなく、食事や運動などの生活習慣の改善が重要です。また、インスリンやGLP-1受容体作動薬など患者さん自身が自己注射する薬もあり、正しい注射の手技を覚えていただく必要もあります。当院では看護師が糖尿病療養指導を担当し、患者さんが測定し記録した日々の体重や血糖値をもとに病状を確認したり、困っていることや心配事を聞き取ってアドバイスしたりしています。また、自己注射の手技指導も行います。療養指導の様子は医師にも情報共有され、きちんと服薬できていない場合は投与回数を少なくするなど、患者さんが自己管理しやすいよう治療を変更することもあります。

糖尿病専門の医師の診察を受けるメリットは何でしょうか?

近年、糖尿病治療は大きく進歩し、新しい治療薬も続々と登場しています。選択肢が増えるのは良いことですが、その反面、治療が複雑化して一人ひとりの患者さんに適した治療を選ぶことが難しくなります。当院では診察のたびに血液検査と尿検査を実施し、最新の血糖値やHbA1c値に基づいて治療を提案しており、適応のある患者さんには新しい治療薬も積極的に取り入れています。また、糖尿病には網膜症、腎症、末梢神経障害の三大合併症があり、最悪の場合、失明、透析治療、足の指などの切断にまで至ります。糖尿病は合併症の予防と管理が非常に重要です。専門的な知識と豊富な経験を持つ医師の診察を受けることが望ましいと思います。

甲状腺・内分泌疾患診療の特徴もお聞かせください。

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内分泌内科で比較的多いのは、甲状腺疾患です。甲状腺疾患には、バセドウ病など甲状腺ホルモンが過剰につくられてしまう甲状腺機能亢進症と、橋本病など甲状腺ホルモンの分泌量が不足する甲状腺機能低下症、ホルモン分泌量は正常で甲状腺に腫瘍がある甲状腺腫の大きく3つがあります。健康診断でホルモン値の異常や甲状腺の腫れを指摘されて受診する方が多いです。女性に多い疾患ですが、甲状腺機能異常は倦怠感や動悸、むくみ、手指の震え、汗の量が増えるなど更年期障害と似た症状が現れることもあり、「更年期だから仕方がない」と我慢している方も少なくありません。適切な治療でホルモンの分泌量をコントロールすることで症状の改善が期待できますので、心配な方はぜひ検査を受けていただきたいと思います。

地域に愛され、信頼されるかかりつけ医院をめざして

そのほか力を入れている診療はありますか?

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当院は「地域から愛され、信頼されるかかりつけ医院」をめざしています。私は大学病院で糖尿病だけを診ていたわけではなく、地方の大学関連病院にも勤務し、内科疾患全般を診療してきました。日本内科学会総合内科専門医の資格も持っています。糖尿病や甲状腺疾患が専門というと敷居が高いと感じるかもしれませんが、咳や発熱などの風邪症状や腹痛など、軽い症状でも気軽にお越しください。また、糖尿病治療のデジタル化を進めていて、患者さんの自己血糖測定器の測定データを院内のパソコンに取り込んで管理できるシステムや、患者さんが自宅で入力した血糖値を当院でもクラウド経由でリアルタイムに共有できるアプリを活用しています。オンライン診療にも対応しており、患者さんにとって便利なツールは積極的に取り入れていきたいと思っています。

日々の診療でお忙しいかと思いますが、どのようにリフレッシュされていますか?

趣味は学生時代から続けているテニスで、今もクリニックのお昼休みを利用してスクールに通っています。子どもが2人いますがまだ小さいので、夜はお風呂に入れるなど子育てが忙しくて、昼間でないと通えないのです。休日には子どもと一緒に公園に行って、汗だくになって遊んでいます。私の場合は体を休めるより、動き回っているほうがリフレッシュになるようです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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糖尿病は生涯、付き合っていく病気です。これまで問題なく服薬できていた患者さんでも、加齢とともに身体・認知機能が低下し、注射がうまくできなくなる、服薬を忘れるなどトラブルが起こりやすくなります。当院はプライバシーに配慮した個室の相談室で、糖尿病療養指導・栄養指導を行っています。安全に治療を継続するために、困ったことがあればどんなに小さなことでも遠慮なくご相談ください。また、ニーズの高い甲状腺・内分泌疾患も、引き続きしっかり診療してまいります。甲状腺機能異常は更年期障害と似た症状が多いとお話ししましたが、将来的には検査で甲状腺に問題はないとわかった場合でも当院で更年期障害に対応できるよう、体制を整えていきたいと考えています。困ったことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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