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受けやすい大腸内視鏡検査
痛みやつらさを軽減して、楽に快適に

浦和消化器内視鏡クリニック

(さいたま市浦和区/浦和駅)

最終更新日:2021/06/02

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  • 保険診療

消化器の病気の早期発見に役立つのが、内視鏡を用いて消化管の中をくまなく観察する内視鏡検査だ。食道や胃、十二指腸にできる腫瘍やポリープ、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの診断に役立つ胃の内視鏡検査はかなり普及してきた。それに対して、大腸内視鏡検査は、「恥ずかしい」「痛そう」「下剤などの準備が大変そう」とのイメージが強く、検査をためらう人も少なくない。しかし、大腸内視鏡検査は、大腸がんの早期発見をはじめ、大腸ポリープや潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群(IBS)、痔などの診断にも役立つ重要な検査だ。そこで、痛みやつらさを軽減した受けやすい大腸内視鏡検査の提供をめざす「浦和消化器内視鏡クリニック 」勝山泰志院長に取材した。(取材日2021年5月20日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q大腸内視鏡検査は、どのような病気の発見に役立ちますか?
A

大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室症、過敏性腸症候群(IBS)、 痔など多様な病気の早期発見や診断に役立ちます。特に早期の大腸がんや、放置するとがん化しやすい大腸ポリープは、あまり症状が出ないので、内視鏡検査により発見する必要があります。また下痢が続く際、潰瘍性大腸炎など炎症性腸疾患か、あるいは過敏性腸症候群なのかを診断するためにも内視鏡検査が必要です。痔の場合も、内視鏡検査で肛門の内側の状態を確認することができます。また、腸管の外側に向かって袋状に飛び出した大腸憩室からの出血の診断にも内視鏡検査が役立ちます。

Qどのような人が検査を受けるべきなのでしょうか?
A

まず、大腸がん検診で便潜血陽性になった方は必ず受けてください。ただし、早期の大腸がんは血便などの症状がないことが多いので、便潜血検査で異常がなくても内視鏡検査は必要です。ですから、がんを発症しやすい40歳以上の方は誰でも1度は内視鏡検査を受けていただきたいですね。その際、ポリープなどの異常がなければ、その後は2、3年に1度の間隔で、もしポリープが見つかったら翌年も受けていただくのが良いと思います。胃の検査でポリープが見つかった方は、大腸にもポリープができやすいことが多いので、一度、大腸内視鏡検査を受けることが勧められます。

Q検査に痛みやつらさはないか、不安です。
A

まず検査前に下剤を飲んでおなかをきれいにする前処置が大変そうという方も多いですね。当院では洗浄力の高さを重視した下剤を用意し、トイレも多く設置しています。また、静脈麻酔を使用し、空気の代わりに水を使用し腸内をきれいに洗浄しながら挿入するWEC(Water exchange colonoscopy)と呼ばれる方法を採用することで、挿入時や検査中の痛みやつらさの軽減に努め、加えて、検査後のおなかの張りが軽く済むよう、送気は体内に吸収されやすい二酸化炭素を用います。こうした工夫により、患者さんに「予想していたより楽だった」と思っていただける検査を提供していきたいと考えています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査前の準備、気をつけること

検査前日は、うどんや卵焼きなどできるだけ消化の良い食べ物を取る。食物繊維や粒状の消化しにくいものは避ける。クリニックで用意された検査食を食べることもできる。また酒類や刺激物は禁物。糖尿病の治療を受けている場合は、あらかじめ申し出て、薬の服用をやめるなど医師の指導に従う。便潜血陽性で内視鏡検査を受ける場合や、以前に内視鏡検査を受けたことがある場合は、検査結果を持参すると役立つ。

2問診・前処置

インターネットで検査を予約した場合は、検査当日に、まず問診を受けて検査の説明を聞き、前処置へ。すでに診察を受けている場合は受付後すぐに前処置開始。下剤は自宅での服用も、院内での服用もできる。同院の前処置室は半個室でトイレも複数設置し、周囲に気兼ねなく前処置に臨めるよう配慮。また自宅で下剤を服用した場合は排便が落ち着いてから、クリニックへ来ること。自宅が遠方の場合は、院内で服用したほうが安心だ。

3静脈麻酔を受け、検査へ

検査着に着替えて、鎮静剤の静脈麻酔を受け、検査室のストレッチャーに横になる。うとうとしている間に内視鏡検査が行われる。検査後は、ストレッチャーに横になったまま、リカバリールームに移動。検査にかかる時間は30分ほどで、ほとんどの場合、眠っている間に終わるような感覚とのこと。小さいポリープが見つかった場合は、内視鏡検査中に切除する。異常が見つかった際は、病変から組織を採取する生検が行われることもある。

4リカバリールームで休む

リカバリールームで意識が覚醒するまで30分前後休む。10分から20分ぐらいすると自然に目が覚め、意識がはっきりしてくる。無理に起きようとすると覚醒にかえって時間がかかるので、麻酔がきれるまで無理はしないようにする。ポリープ切除を行った場合は術後出血を防ぐために、検査後1週間は、重い荷物を持つなどおなかに力を入れる動作は避ける。飲酒や運動、遠出の旅行なども控えたほうがよい。

5検査結果の説明を受ける

特に異常がなかった場合は、麻酔から覚めて意識がはっきりしたところで、検査結果の説明を受ける。ポリープ切除や生検を行った場合は、後日にも説明を受ける。事前診療や問診の内容を踏まえ、丁寧に解説するのが同院のこだわり。経過観察が必要と判断される場合は、その頻度や次回の検査時期についてもしっかりと教えてくれるそう。大きな大腸ポリープやがんが見つかり手術などが必要な場合も、連携する病院を紹介してくれる。

ドクターからのメッセージ

勝山 泰志院長

大腸がんは命に関わるがんです。大腸の内視鏡検査の最も大きな目的は、大腸がんの早期発見につなげ、大腸がんで亡くなる方をなくすことです。内視鏡検査でなくてはわからないことも多く、消化器の内視鏡検査は、がんなどの早期発見や予防につながる、意義のある検査だと思います。私は、炎症性腸疾患の診療に多く携わり、小腸内視鏡検査も多く経験する中で、無駄な力を入れずにスムーズに内視鏡を操作する技術も研鑽してきました。そうした経験も生かし、痛い、つらいというイメージを払拭して、快適な検査を便利に提供したい。多くの方に内視鏡検査を受けていただいて、より健やかに過ごしていただければと願っています。

20210528 dr
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