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男性不妊の正しい理解の重要性と
精索静脈瘤の治療について

福岡 泌尿器・リプロクリニック

(福岡市中央区/天神南駅)

最終更新日:2021/06/07

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  • 保険診療
  • 自由診療

夫婦全体の約3組に1組は、不妊を心配したことがあるともいわれる現代社会。意外にも不妊に悩む声が多いにも関わらず、子どもができない原因の多くは女性にあるとの誤解が少なくない。そんな現状を考察し、「福岡泌尿器・リプロクリニック」の岩井秀憲院長は、「日本の男性不妊に対する知識や理解は、まだまだ低い」と警鐘を鳴らす。岩井先生によると、16人に1人は科学的な医療技術によって授かる子どもという時代であり、男性不妊に対する治療の選択肢も増えているとのこと。今回の取材では、男性不妊の原因や専門的な治療法、受診しやすい環境の変化などについて詳しく聞いた。 (取材日2021年5月11日)

男性不妊に対する正確な情報の取得と適切なアプローチが大切

Q男性不妊の現状について、先生のお考えをお聞きます。
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▲男性不妊治療に注力しているクリニック

結婚して子どもができない原因は、女性にあるというのが一般的な考えではないでしょうか。事実、不妊症で医療機関を受診するのは主に女性で、男性が受診することはかなり少ない印象があります。それほど男性不妊に関する世の中の認知や理解が低いのが現状です。しかし、実際は不妊において約半数が男性に何らかの原因があるともいわれています。その真実が着目され、昨今は特定の男性不妊治療において自治体や行政から助成金が支給される制度がやっと設立され始めています。少しずつ時代が変化してきていますが、男性不妊治療の専門は泌尿器科であるということも知らない方がまだまだ多いと感じます。

Q男性不妊の原因を教えてください。
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▲丁寧な説明をしてくれる岩井院長

男性不妊の多くが、適切に精子が作られない造精機能障害が原因です。そのうちの約3分の1が精索静脈瘤という病気によるものであることがわかってきています。その他には、遺伝子異常で生まれつき精子ができない方や、喫煙や不摂生な生活も造精機能障害につながります。また、精子の異常だけではなく、幼少の頃の鼠径ヘルニアの手術、性感染症によって精管が閉塞している方や、性行為の際に途中で萎える射精障害やED、陰茎彎曲で性行為が困難な方の相談も多く、それらも男性不妊に含まれるため当院ではこうした症例にも総合的に対応しています。特にEDに関してはシルデナフィルなどの内服薬が効果不良の方に対し注射療法を行っています。

Q精索静脈瘤とは、どのような病気ですか?
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▲手術室も備えている

精巣近くの静脈の逆流防止弁が異常をきたし、血流が滞って血管がこぶのように腫れてしまう病気です。発症すると酸素濃度が低くなった血液がたまることで精巣が酸欠状態となるほか、精巣の温度が上がることで造精機能の障害を招いてしまうことも。精子は低温のほうがいいと考えられており、病気による体温の上昇は避けなければなりません。無症状で病気に気づきにくいケースもありますが、顕著な場合は見た目がボコボコとしてくるのでわかりやすくなります。年齢を重ねるほどに発症率が高まる傾向にありますが、10代や20代の若年世代で罹患する場合も珍しくありません。

Q精索静脈瘤では、どんな治療を行いますか?
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▲経験が豊富な院長が手術も行う

現代医学では、手術による治療の選択肢のみとなっています。当院では、高精細・高倍率で病変を捉えていく先進のマイクロスコープを駆使し、専門性を生かして精密で安全な手術を施すよう力を尽くしています。具体的には、精巣付近に20本以上ある髪の毛ほどの細さの血管を、時間をかけてくまなくチェックしていき、精索静脈瘤を発症している箇所を丁寧に切除していきます。一般的には局所麻酔で行いますが、当院では痛みや恐怖心に配慮し、どんな方でも全身麻酔で対応するよう徹底。約2時間弱の手術ですので日帰りが可能で、手術は保険適用内で受けられます。

Q不妊の男性が受診しやすいよう、どんな配慮をされていますか?
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▲手術後も患者としっかり状況を共有する

デリケートな悩みなので、受診を躊躇される方は少なくありません。そこで当院では、ホームページやSNSで担当医師の顔出しを行いつつ、男性不妊の情報を積極的に発信しているほか、気軽に治療が受けられるようオンライン診療やメールによる検査結果の説明にも対応しています。当院は好アクセスな都心にあり、駅から近い立地も来院しやすいポイントでしょう。基本的な検査は、保険でできる血液のホルモン検査と下腹部のエコー検査のほか、精液の精密検査などです。どれも気兼ねなく受けられるような簡単な検査です。特に精液検査は、希望に応じて自宅で採取していただけますし、15分ほどの短い滞在時間で受診していただくことも可能です。

ドクターからのメッセージ

岩井 秀憲院長

精巣がんや白血病を発症し、生殖機能に問題が生じる可能性がある場合も、結婚後の子作りをすぐに諦める必要はないと考えています。当院では、男性不妊治療の有用な手段の一つとして精子凍結保存にも対応しています。将来を見据えて精子を保存しておくことで、いざ、人工授精や体外受精が必要になった際に活用することが可能となります。基幹病院の受診後や仕事帰りに来院できるよう、当院では受付時間を21時まで設けていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

精液検査/7000円~、精子凍結保存/8250円~、勃起障害に対する陰茎注射/5500円~

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