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肩や膝など全身の疾患に
クリニックで受けるMRI検査

三宿通り整形外科クリニック

(世田谷区/池尻大橋駅)

最終更新日:2021/08/02

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  • 保険診療

MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査とは、強力な磁石の力を使って体の内部情報を得る画像診断方法。CTやレントゲンと異なり放射線被ばくの心配がなく、多くの情報が得られる検査方法だ。整形外科領域では筋損傷(肉離れ)や靭帯損傷、脊椎疾患、疲労骨折といった疾患の評価に役立つ。「手術が必要かどうかの判断も容易になり、適切な治療へと導くことができます」と話すのは「三宿通り整形外科クリニック」の有田正典院長。大学時代に長く半月板損傷の診断がつかなかった苦しい経験から、早期診断の重要性を実感。MRIの導入を前提にクリニックを開院したという。そんな有田院長に、MRIの診断機器としての役割や特徴、クリニックで受けるMRI検査のメリットなどを聞いた。(取材日2021年7月16日)

筋、骨格、神経におけるさまざまな疾患の評価に活用。MRI検査で全体像を確認し適切な治療へと導く

QMRI検査はどのような時に行うのですか?
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▲ 早期に適切な診断を下すことが大切と話す有田院長

MRIは首、肩、腰、膝、足首、股関節など、全身の幅広い症状に役立ちます。実際のところ、問診と理学所見・レントゲンだけで、どのような疾患であるかわかることがほとんどです。しかし、靭帯や軟骨、筋や腱はエックス線には映らないですし、エコーでは体の表面の浅い部分の状態しかわかりません。例えば、肩関節の状態を確認したい場合、エコーでは腱板の評価ができても、関節内部の情報を得ることは難しいです。今、何が起きているのかを正しく知り、全体像を把握すること、推測した診断を確定診断にすることがMRI検査の役割といえるでしょう。

QMRI検査を行うことでより精度の高い診断につなげるのですね。
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▲精密に検査を行い、診断へと役立てているMRI

感覚的には、MRI検査の結果は8割程度は予想どおりで、治療方針を決める最終判断になる場合が多いのですが、1割、2割ぐらいは予想外の結果に驚くことがあります。例えば、がんの転移が見つかったり、痛みのある部分とはまったく別の場所に腫瘍が見つかったりすることも。単なる腰痛だと思っていたら圧迫骨折だったということもあるでしょう。もし、MRIをしなかったら「腰痛なので、しばらく様子を見ましょう」ということになっていたかもしれませんが、MRIをしたことで圧迫骨折が判明し、早期にコルセットによる治療を行うことができますよね。また、経過が思わしくないのでMRIをしてみたら骨頭壊死が見つかることもあり得ます。

QMRI検査を受けるメリットを教えてください。
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▲数多くの症例に携わった経験を生かして治療法を提案する

MRIを受けることでより正確な診断に近づけられます。医療者サイドとしても診断に自信を持って、治療方針にゴーサインを出すことができます。例えば筋損傷(肉離れ)でしたら、大抵の場合問診だけで診断はつきますが、MRIをすることによって筋損傷の程度がわかります。I~III度というグレードがあり、その損傷具合によって、安静期間や復帰時期を明確に出すことができます。また、診断結果は変わらずとも、現在の状態を把握しておくことで、将来的に悪化したときにどこがどのように悪化したのかがよくわかります。

QMRI検査をクリニックで受けるメリットは何でしょう?
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▲クリニックならではのフレキシブルな対応が可能

当院のMRIは1.5T(テスラ)という、整形外科の検査をするのに十分なグレードで、大きな病院でも一般的に採用されている機器です。大きな病院の場合は全体でMRIを共有しているため、当日検査を受けることは難しく、予約も1週間以上先まで取れないことが一般的です。当院のようなクリニックでは、空きがあれば当日すぐに検査を受けることができます。当院の場合は、初診時からMRIの予約枠を抑えておくことも可能ですので予約の際に希望していただけたらと思います。その他にも、病院のように検査のためにいろいろなところに移動しないで済むというのも、足元が悪い患者さんにとって大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

QMRI検査の所要時間や受ける際の注意点を教えてください。
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▲気になることは気軽に相談しよう

撮影する部位によって多少異なりますが、30分から40分が目安になります。画質を落とせば時間を短くすることも可能ですが、しっかり正確な検査を行っていくためには、これぐらいの時間が必要になりますので時間に余裕を持ってご来院ください。注意点としては、人工関節はほとんどの場合問題ありませんが、体の中に金属が入っているような治療を受けている方、特に脳や心臓などにステントという金属が入っている場合は要注意です。また、ペースメーカーを使用しているケースでは、MRIを撮ることができません。その他には閉所恐怖症の方、タトゥーをしている方も注意が必要です。

ドクターからのメッセージ

有田 正典院長

僕は大学時代、ラグビーの試合中に負傷した経験があります。打撲と診断されましたが、2ヵ月経過しても回復せず、チーム内でも「いつ復帰するんだ」と言われつらい思いをしました。そこで整形外科の先輩に勧められMRIを受けたところ、即座に半月板損傷が判明。その後手術を受けましたが、適切な手術時期を逃してしまい、切れた半月板を縫合修復することはできませんでした。このような思いを他の人にはしてほしくないという思いから、開院はMRI導入が前提でした。病院と同じようにしっかりと検査した上で、早期に適切な診断を下すこと、それが当院の診療のベースです。診断に不安を抱えている方は一度MRI検査を検討してみてください。

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