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別府 孝浩 院長の独自取材記事

べっぷ内科クリニック

(糸島市/筑前前原駅)

最終更新日:2021/04/13

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糸島富士「可也山」の麓、志摩中央公園前バス停から徒歩5分。糸島市役所志摩庁舎そばの大型ショッピングモールの敷地内にクリニックを構える「べっぷ内科クリニック」。2021年2月1日に開院したクリニックだ。一般内科から消化器内科、内視鏡内科の診療経験の豊富な別府孝浩先生が院長を務める。地域のかかりつけ医として一般内科の診療はもちろん、健康面での相談も積極的に受けている。さらに、別府院長のこれまでの知見や経験を生かした苦痛に配慮した内視鏡検査や消化器内科の治療を提供。別府院長から同院の特徴や治療に対する考え方、今後の展望について話を聞いた。
(取材日2021年3月5日)

地域の健康を支えるクリニック、内視鏡の専門家として

主な診療科目について教えてください。

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当院は内視鏡内科・消化器内科・内科を標榜しており、地域の皆さまのかかりつけ医として幅広く診療を行っていきたいと思いこの土地で開院をしました。田川市立病院や糸島医師会病院での勤務医経験で、一般内科の医療の大切さについて実感したためです。そのため、当院では生活習慣病や風邪などの疾患はもちろん、一見内科ではないようなご相談であっても、まずは患者さんの話を聞いて内科的な観点から隠れた疾患がないかを推察し、検査診断を行います。さらに内視鏡検査や治療を専門としているので、胃腸症状がある患者さまには、積極的に胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査を勧めるようにしています。専門的な医療機関や連携病院へのご紹介も積極的に行っています。地域の皆さまが、健康でいられるための総合的なサポート役として、今後頼っていただけるとうれしいです。

診療時のポリシーや大切にしていることは何ですか?

まずは患者さんの訴えをじっくりお聞きして、診察で状態を把握し、原因や推測されることを丁寧にお伝えすることを大切にしています。また専門的な知見をもとに将来的に起こり得る病気なども未然に防ぐことができるように、長期的な健康につながるご提案もしていきます。健康で長寿が当院の目標です。当院は新型コロナウイルスの非常事態宣言の中で開院しました。そのため院内の感染症対策に力を入れており、手術室の天井に埋め込むような大型の空気清浄機を3台、待合室、診察室、内視鏡室に完備し、24時間の換気と合わせて院内の空気を常時きれいな状態に保つようにして、患者さまやご家族が安心して受診していただける環境づくりをしています。当日のインターネットでの予約システムも導入し、院内が混み合わないような配慮もしています。

医師をめざされたきっかけについて教えてください。

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父が開業医でもあり、自宅併設のクリニックであったため、身近に医師として働く父の姿を見ていました。そして、子どもの頃から家族や親族など身近な人が元気で長生きしてほしいという思いが強くあったので、自然と医師になりたいと思うようになったのです。もちろん、その他にも進路を検討はしました。実はギター奏者になりたい! と思って東京にギター修行へ行きたいという話をして家族会議になったこともあります。その道は諦めましたが、今でも音楽は大好きなので、日々お気に入りのボサノバやピアノの曲を選んで聞いたり、クリニックにお気に入りのスピーカーを置いたりと楽しんでいます。

内視鏡検査で、胃がんや大腸がんの早期発見を

内視鏡検査に力を入れられていると伺いました。

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これまで消化器内科を専門として数多くの症例を診てきました。また、福岡大学筑紫病院消化器内科に所属していた際も、消化管腫瘍と炎症性腸疾患を2本柱としながら、胃、食道、大腸、小腸などそれぞれの分野のプロフェッショナルである先生方から指導を受け、私自身の糧にしてきました。大学病院で受けられる検査や診療を小さなクリニックでも提供したいと思い、当院では先進の内視鏡装備を準備しました。内視鏡検査は、きつい、苦しいなどのイメージがありハードルの高い検査になっていると思います。その懸念点を払拭できるように、鎮静剤を使用して軽くうとうととした状態で検査を受けていただく、また愛護的な操作で苦痛に配慮した内視鏡検査を実施しています。さらに細いスコープを用いて負担が軽くなるようにもしていますよ。

胃がん・胃内視鏡検査について詳しく教えてください。

胃がんは、早期の粘膜内がんの段階で発見をすると、ほとんどが胃を切除しなくても内視鏡治療で根治が見込める時代です。その場合は一週間程度の入院で治療可能です。ところが、進行したがんとなってしまうと外科手術となって、入院の期間も長くなってしまいます。胃がんの多くがピロリ菌との関連性が言われており、家族内にピロリ菌陽性の人がいる場合は要注意。胃内視鏡検査を行って、ピロリ菌や胃病変の検索が必要です。ピロリ菌の除菌で胃がんの発生率は半分以下になることが期待できると言われています。しかしながら除菌成功後も胃がん発症のリスクは持続するため、定期的内視鏡検査で胃の中の変化を見る必要があります。細い径の胃内視鏡の場合、経口もしくは経鼻での検査も行っています。

では、大腸がん・大腸内視鏡検査についても詳しく教えてください。

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大腸がんは、近年がん死亡原因において常に上位となる身近な病気です。大腸がんも胃がんと同様に、進行がんとなると外科手術が必要となり負担も大きくなります。大腸内視鏡検査では、盲腸から肛門までを観察して、大腸がんや大腸ポリープ、痔の有無などを確認していきます。便潜血検査陽性であった方はもちろん、血便、腹痛、下痢、便が細い、身内で大腸がんになった人がいる方は、積極的な検査をお勧めしています。当院では、大腸内視鏡検査のスコープは、細くてやわらかく腸内で硬さを変えられるものを採用しています。きれいに洗い流しながら行うため、鮮明に大腸内を観察できますし、また特殊な光を用いた拡大観察では腫瘍と非腫瘍の鑑別が可能です。当院では検査前にリラックスして消化管洗浄液を飲んでいただけるように、トイレやテレビ、ソファーを有する個室を3室設けていますので安心して来院ください。

糸島エリアに根づいたクリニックをめざして

胃がんや大腸がんは、早期発見が大切なんですね。

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がんを早期に発見することができれば、患者さんや家族の経済的、身体的負担を軽減できます。またがんで悲しい思いをする患者さんや家族を減らすことができます。定期的に内視鏡検査を行うことで、胃腸に関する不安を払拭し、安心して生活していただけると思うのです。もっと気軽に内視鏡検査を受けてほしいという想いから、痛みや苦しさを極力減らしながら内視鏡検査を行っています。過去に内視鏡検査を受けられて苦しい思いをした方でも、ぜひお気軽にご相談いただきたいです。

読者へ伝えたいことや、今後の展望を教えてください。

病院に通うということは、少し勇気や決断のいることだと思います。だからこそ、少しでも体調がおかしいなと思ったときに気軽に相談できる相手になりたいと思って、この糸島の地で開業をしました。「べっぷ内科クリニックに行けば、きちんと診てもらえる」と言っていただけるように、これからも日々目の前の患者さんに向き合って診療を行っていきます。どんなに小さなことであっても「内科の先生に相談してもいいのかな?」なんて思うことなくお気軽にご相談ください。心と体がともに健康になるように、さまざまなサポートができればと思います。今後の展望としては、感染症の拡大が落ち着いてきたら、十分に配慮をしながら、地域の健康づくりのイベントなどを行えればと思います。私自身ランナーでもありますので、地域の人向けのウォーキングイベントや、ストレッチ教室などもできるといいですね。クリニックから人の輪が広がればいいなと考えてます。

運動がお好きなんですね。

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学生の頃から運動が大好きで、特に大学で始めたサーフィンがきっかけでこの糸島エリアへ25年前に通い始めました。糸島の海でサーフィンをしたり周辺を散策をしたりと、ずっとご縁がありました。研修医時代の同期には「いつか糸島に住みたい」と話していたほど、糸島の地が大好きだったんです。昔からご縁のあるこの糸島に住むことができ、福岡マラソンのゴール地点である糸島の志摩地区で医院を開業できたのは本当にうれしいことだと思っています。これからも糸島で、地域の皆さまと一緒にずっと歩んでいきたいですね。

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