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子どもの舌下免疫療法
小児アレルギー疾患の特徴と治療法

おひさまクリニック

(浦安市/新浦安駅)

最終更新日:2021/11/24

おひさまクリニック 子どもの舌下免疫療法 小児アレルギー疾患の特徴と治療法 おひさまクリニック 子どもの舌下免疫療法 小児アレルギー疾患の特徴と治療法
  • 保険診療

近年、急速に増加しつつある小児期のアレルギー疾患。気管支喘息や鼻炎、皮膚炎など慢性的なものも多く、子どもはもちろんのこと保護者にとっても負担の大きい疾患の一つだ。新浦安の大型商業施設内にある「おひさまクリニック」は、地の利を生かした身近な診療で内科、泌尿器科、小児科と、幅広い世代に対応するクリニック。小児科とアレルギー科を専門とする花谷あき先生は、「アレルギー疾患の診断や治療は、その仕組みや特徴をきちんと理解することがポイントです」と話す。アレルギー疾患それぞれの治療法、そして、体質改善を図る舌下免疫療法など、患者への情報提供と一人ひとりに合った治療に尽力する花谷先生に小児アレルギー疾患について話を聞いた。

(取材日2021年6月21日)

アレルギー疾患の仕組みや特徴をきちんと理解することも、適切な治療を行うための大切なポイント

Q子どものアレルギー疾患にはどんなものがありますか?
A
おひさまクリニック アレルギー疾患について丁寧に説明してくれる花谷先生

▲アレルギー疾患について丁寧に説明してくれる花谷先生

アレルギーは、アレルギー症状の原因となるアレルゲンによって繰り返し引き起こされる過剰反応で、免疫反応が関与するものとされています。こうしたアレルギー機序が関わるアレルギー疾患の代表的なものとしては、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症を含むアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などがあります。特に、アレルギーになりやすい子どもが、成長するにつれていろいろなアレルギー疾患を発症していく様子を「アレルギーマーチ」と呼ぶことがあります。遺伝的な要因、免疫機能の発達や環境要因などが複雑に関係していますから、年齢や症状経過に注意して診ていくことも重要になります。

Qアレルギー疾患にはどのような治療があるのですか?
A
おひさまクリニック 近年、新しい薬が開発されており、治療の幅も広がったそう

▲近年、新しい薬が開発されており、治療の幅も広がったそう

病気の本質や症状経過の見込みなどを踏まえて説明しながら、内服薬、吸入薬、点鼻薬、点眼薬、外用薬、注射など、具体的な治療内容を提案し、治療期間や治療方針をお伝えします。アレルギー疾患は、それぞれが複雑にからみ合っているので、一つの疾患の症状の安定が他の疾患の発症を防ぐことや、経過を安定させることにつながります。近年、新しい吸入薬の適応の拡大や新しい種類の外用薬、難治性の方に適応する薬剤も開発が進んでいて、根本的な体質改善を図る舌下免疫療法も普及してきています。アレルギーは慢性疾患なので、当院では、より継続しやすく効果が期待できる治療を適宜相談しながら選択することを心がけています。

Q舌下免疫療法は子どもでも受けられるのですか?
A
おひさまクリニック 舌下免疫療法は5歳以上からの治療が可能

▲舌下免疫療法は5歳以上からの治療が可能

5歳以上のスギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎が対象となります。お子さんでもきちんと指導して慣れてくると無理なく継続できることが多いと思いますし、スギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎の2つの治療を平行して受けることもできます。すぐに溶ける錠剤なので、管理もしやすいのではないでしょうか。ご家族で一緒に始めて、コミュニケーションの一つになっているご家庭もあるようです。アレルギー症状を起こす可能性もある薬剤ですので、リスクがないわけではありませんが、当院では注意点をしっかりお話しして、不安がない形で納得してから治療が始められるように、丁寧な説明を大事にしています。

Q舌下免疫療法の治療期間はどれぐらいですか?
A
おひさまクリニック 舌下免疫療法は数年間の治療継続が必要となる

▲舌下免疫療法は数年間の治療継続が必要となる

1日1回毎日服用し、数年間継続します。最低3年間が推奨される長丁場ですが、根本的な体質改善を図る治療と考えると、ある程度の治療期間が必要となることは理解していただきやすいのではないでしょうか。花粉症やアレルギー性鼻炎の症状は、それ自体が命に関わることはほとんどありませんが、十分な睡眠が取れなかったり、集中力が保てなかったりと、日常生活に及ぼす影響が大きい疾患です。勉強や作業効率に直結しますし、特に経済的な負担を考えても適応年齢である小児での治療開始は、有用な治療の選択肢の一つといえるのではないでしょうか。

ドクターからのメッセージ

花谷 あき先生

アレルギー疾患はありふれた疾患ですが、まだまだ未解明なところもあり、治療も日々少しづつ変遷しています。また、「このような経過を辿ることが多い」という目安はありますが、個人差があることも事実です。アレルギー疾患は、苦手なものを含めた自分の特性を正しく知って、一定の努力で克服したり、あるいは克服が難しくても上手な付き合い方を知っていく、ということに似ているように思います。私も日々、知識のブラッシュアップを図りながら、一人ひとりの患者さんにとって最善の治療ができるよう頑張っていきたいと考えていますので、お困りのことがあれば気軽にご相談ください。

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