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一人ひとりに合った「見え方」を追求
白内障の日帰り手術

こじま眼科

(箕面市/牧落駅)

最終更新日:2021/01/06

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  • 保険診療

私たちは視覚から多くの情報を得ている。それだけに見え方に何か問題があると、生活にさまざまな不便や支障を感じることになる。白内障は「見え方」に悪影響を及ぼす眼科疾患の一つ。医療制度の整った日本では、失明に至ることは少ないが、発症すると見え方に違和感が生じ、進行すれば視力低下にもつながる。現在では、日帰り手術が一般的となったが、「手術」に対する抵抗感や恐怖感から、受診が遅くなってしまうケースも少なくない。白内障とはどんな病気なのか。手術ではどのような処置が行われるのか。医療機関を選ぶ際はどんなことに気をつければ良いのか。治療を受ける際に知っておきたい内容について、白内障の日帰り手術に力を注ぐ「こじま眼科」の小島正嗣院長に詳しく聞いた。 (取材日2020年11月16日)

豊富な手術経験と先進の設備・機器を生かして、精度と安全性にこだわった白内障の日帰り手術を提供

Q白内障とはどのような病気ですか?
A
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▲白内障について語る小島先生

目をカメラに例えると、レンズの役割をしている水晶体が、何らかの原因により濁ってくる病気です。水晶体には外から入ってきた光を目の奥の網膜に届ける役割があり、本来は透明です。濁りが生じると、網膜にきちんと光が届かないので、見えにくい、光がまぶしく感じるといった問題が起こり、進行すると視力低下にもつながります。ケガなどの外的ショックや、糖尿病などの病気の影響、薬の副作用など原因はさまざまですが、最も大きな要因は加齢です。水晶体の濁りは、実は20〜30代から起こり始めますが、白内障と診断されるのは、見え方に問題が生じてからです。通常は50代以降に発症する方が増え始め、年齢とともに発症率も高まります。

Q治療法について教えてください。
A
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▲落ち着いた雰囲気の診察室

目薬による薬剤療法と手術があります。目薬は白内障の進行を抑えるために処方されます。ただし、進行抑制には限度があり、目薬を続けていても病気は進行していくので、いずれは手術が必要となります。手術では、濁った水晶体を取り出し、代わりに人工の眼内レンズを入れます。10分程度で終了し、難易度も高くない手術ですが、安全に配慮して行うためには手術室などの設備が必要です。また、どんなレンズを入れるのか、慎重に判断することが大切です。当院では、目の奥行きを測る機械や、目の形を解析する機械を使ってより詳しく検査を行い、手術後にどのような見え方を希望されているのかしっかりと伺って患者さんに適したレンズを選びます。

Q眼内レンズにはどんな種類がありますか?
A
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▲患者の生活スタイルに合ったレンズ選びが重要だと語る小島先生

手もとなどの近く、あるいは遠くに焦点を合わせた単焦点眼内レンズと、眼鏡の遠近両用レンズのように近くも遠いところもある程度見える多焦点眼内レンズとに大別できます。術後に近くも遠くも見えるようになると多焦点眼内レンズのほうが優れているように思われますが、見え方についてのご要望や生活スタイルに合っていないと、単焦点眼内レンズよりも使いにくい場合もあります。日常生活の中でしっかり見たい距離に合わせて単焦点眼内レンズを選び、それ以外の部分は眼鏡で補正するほうが快適な毎日につながることも少なくないのです。当院では、より適したレンズ選びのために、時間をかけて丁寧に説明します。

Q手術を受ける場合、クリニック選びのポイントなどありますか?
A
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▲少しでも落ち着けるようにと配慮された手術室

衛生的な手術室や、難症例にも対応できる医療機器がそろっていること、余分な時間をかけずに、丁寧で精密な手術が行える経験豊富な医師が担当することが大切だと思います。また、僕はこれまで、入院手術のみに対応している病院と、入院・日帰りの両方に対応している病院で手術を経験しました。患者さんの負担はやはり日帰りのほうが少ないのですが、どちらが良いということではありません。当院では白内障の手術は日帰りで行っていますが、日帰りに不安な方は入院手術、感染症予防のために多くの患者さんと接触する病院への入院を避けたいという方は日帰り手術、というように患者さんのご希望や条件に合わせて選ぶのが良いと思います。

Q手術後の過ごし方について教えてください。
A
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▲リカバリールームも完備

手術後は手術室に隣接したスペースで休憩後ご帰宅いただきます。当日は洗顔、入浴、運動、飲酒などを避ける必要があります。翌日に再受診していただき、術後の状態をチェックします。翌日以降は生活上の制限は特にありませんが、洗顔は数日間控えます。その後、合併症のリスクは少なくなっていきますが、完全になくなるわけではないので、手術後からおよそ3ヵ月間を目安に何度かクリニックに来ていただきます。さらに目の健康を守るために、以後も定期的に検査を受けることが望ましいと考えています。白内障の患者さんはご高齢の方が多いので、いろいろな機器を使って詳しく検査することで、見過ごされがちなトラブルも早期発見が期待できます。

ドクターからのメッセージ

小島 正嗣院長

「見えにくいのは年のせいで仕方ない」と受診されない方がおられますが、「見え方がおかしい」「見えにくい」という患者さんは実は白内障であることが多いと感じています。また、「白内障は手術で治療できるので慌てなくていい」と受診を後回しにされることがあります。しかし、詳しく検査をすると白内障以外の早期治療が必要な病気が見つかることも少なくありません。ご高齢の方が白内障で見えづらくなると、生活の質が低下し、中には精神的に落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。私は、患者さんにきちんと治療を受け、毎日を楽しんで生活していただきたいと考えています。見え方が変化したというときは、どうか早めに受診してください。

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