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小島 正嗣 院長の独自取材記事

こじま眼科

(箕面市/牧落駅)

最終更新日:2021/01/06

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阪急バス・桜ヶ丘停留所から徒歩2分、クリニックビルの2階に「こじま眼科」がある。2020年11月に開院したばかりの真新しいクリニックで、院内はブラウンとオフホワイトを基調にしたやわらかな雰囲気。受付周りや待合室はゆったりとした造りで居心地が良い。院長の小島正嗣先生は、大学病院や基幹病院で経験を積む一方で、大学院とアメリカの大学で専門である加齢黄斑変性の研究に従事。豊富な知見を生かして、一般的な眼科疾患から専門性を要する症例まで広く対応する。目、人、地域に「優しい医療」を目標とする小島院長に、眼科医師としての診療ポリシーや地域医療にかける思いなどを語ってもらった。
(取材日2020年11月16日)

患者と一緒に検査結果を確認しながら丁寧に説明する

おしゃれな雰囲気のクリニックですね。

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コンセプトである「優しい医療」を提供するため、クリニックもホスピタリティーを重視した、患者さんが過ごしやすい空間にしたいという思いがありました。とりわけ待合室は、患者さんにとって居心地の良い空間であることが大事だと考えています。例えば、待合室の椅子は医療用ではなく、通常の家具店で選んだものです。低めで幅が広いので座りやすく、安定感があります。見た目にも美しく、この椅子が待合室にあることで空間全体がやわらかで落ち着いた雰囲気になります。また、内装の色使いも患者さんがリラックスして治療を受けていただけるように工夫しました。待合室の快適性がそのまま医療の質に直結することはありませんが、快適な待合室は患者さんの安心やリラックスにつながり、スタッフも気持ち良く働くことができます。

患者さんと接する際に大切にされていることを教えてください。

実際に開院してみてわかったのは、とにかく丁寧に診ることが大切ということです。当院では、病院に匹敵するレベルの検査機器をそろえており、しっかりと検査します。そうすることで情報量が増えて、より正確な診断につながるからです。また、診察室には、検査で撮影した画像などを患者さんと共有できるシステムを導入しています。画像のほか目の模型なども使いながら、目がどんな構造になっていて、今どのような問題が起こっているのか、問題を改善するためにどういう治療を行うのか、患者さんにわかりやすいように一つ一つ丁寧に説明します。こういうスタイルで診療していると時間がかかるのですが、患者さんがご自身の目の状態と疾患についてより理解でき、納得、満足して帰っていただけると思っています。自分自身にとっても、ずっとやりたいと思っていた治療が実践できているので毎日が楽しく充実しています。

一般的な眼科と比べると診療室がそれほど暗くないのですね。

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「優しい医療」を実践するためには、患者さんに緊張感や不安を与えてはいけません。患者さんと自然体で向き合えて、説明や治療ができるのが理想ですね。特にお子さんなどは、真っ暗な診療室に入っていくのがとても怖いと思いますし、泣いてしまって治療にならないこともあります。あらゆる患者さんが安心して入ってこられて、安心して治療を受けられるようにするためには、今ぐらいの明るさが必要だと思います。もちろん、本当に暗くする必要がある検査の時などは、もっと暗くすることもありますよ。

幅広い疾患に対して質にこだわった診療を提供する

どのような患者さんが来られていますか?

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クリニックの周辺は住宅地で、当院は夜間診療や土曜診療も行っていますので、お子さんからコンタクトレンズの処方のために来られる若い方、働いておられる方、ご年配の方まで、本当に老若男女問わず幅広い年齢の方がお越しになります。症例もさまざまで、医師としてやりがいがあります。

診療ポリシーを教えてください。

眼科医師として2本柱にしている加齢黄斑変性と白内障の日帰り手術、さらに眼瞼下垂の手術など、専門性の高い治療を地域で提供することが当院の役割と考えています。ただし、実際には本当にさまざまな年齢層、症例の患者さんが来られますので、幅広い疾患についてレベルの高い診療の提供をめざしています。眼科ならどこでも対応できる一般的な症例に対しても、大きな病院と遜色ない設備や機器を活用して、より詳細な検査に努めています。こうして得られた検査結果をもとに、わかりやすく丁寧に説明する当院の診療スタイルを適用することで、患者さんの安心や満足度のレベルを上げていきたいと考えています。まだ開院して2週間程度ですが、患者さんは鮮明な目の画像などに感心しておられ、しっかり説明することで満足して帰っていただけているのではないかと自負しています。

予約制を採用されていますね。

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診察に時間をかけるので、患者さんの負担を軽減するためにはやはり予約制が必要です。開院前は、予約制にすると患者さんの間口を狭めることになるという声もあったのですが、いざ始めてみると患者さんに喜んでいただけています。予約は電話でもインターネットでも可能で、初診の方でも予約が取れるようにしています。予約制にすることで、待ち時間が短縮できるだけでなく、待合室が患者さんであふれることがないので、院内で快適に過ごしていただけます。過密にならないので感染症対策としても有用です。現在は、午前中は予約の患者さんを優先しながら、予約なしで来られた患者さんにも対応し、午後は予約専用の時間帯にしていますが、午後も空きがあれば初診でも予約をお取りします。感染症が心配という方は、予約専用の時間帯を活用していただければと思います。

患者の喜びや満足が医師のやりがいにつながる

眼科の医師になられた理由を教えてください。

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例えば、内科は患者さんの体全体を診るのに対して、眼科は「目」という特定の部位をマニアックに追求します。そういう眼科の特徴が自分に合っていると思ったのが大きな理由です。また、人間が生きていく上で視覚はとても大切な感覚で、もし見ることができなくなると生活に大きな支障を来します。そんな大切な視覚を扱う診療科で、診療を通して人の生活にダイレクトに貢献できるというところも眼科の魅力です。とはいうものの、学生の頃にそこまで高い志を持って眼科を選んだわけではなく、眼科の診療をするようになってからやりがいを実感するになったのが正直なところです。

大学卒業後はどんな経験を積んでこられましたか?

大学院では、加齢黄斑変性について研究し、アメリカの大学への留学も経験しました。僕が研究を始めた頃から、治療法が確立され始め、診療に用いる機械も進化して、良いタイミングで研究を始められたと思います。大学病院は症例数も多く、設備が充実していましたし、加齢黄斑変性を専門とされる先生がいらしたので、非常に恵まれた環境で学ぶことができました。

基幹病院でも診療経験を積んでおられますね。

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加齢黄斑変性に関わる治療はもちろん、市中の病院では白内障の手術をたくさん経験できました。手術に対する自信がつき、加齢黄斑変性と白内障を2本柱とする現在の自分につながっています。また、開院直前まで勤めた病院では、まぶたが下がる眼瞼下垂の手術もたくさん経験させていただきました。まぶたが下がると、上方の視界が欠けて見え方に支障が出てしまうので、手術によって視界の遮りをなくしていくのです。今だから言えることですが、加齢黄斑変性、白内障の手術、さらに眼瞼下垂の手術に力を入れてきたことはとても幸運だったと思います。どれも患者さんの生活の質に直結する疾患の治療に取り組むことは、医師としてのやりがいや喜びになっているからです。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

すべての病気を完治できるわけではないので、「絶対に治します」というようなことは言えないのですが、来ていただいた方に納得、満足していただけるよう、「来て良かった」と思っていただけるよう、精いっぱい努力します。完治が難しい場合でも、しっかり患者さんに寄り添っていきます。困っておられることやお悩みがありましたら、気軽にご相談にいらして、当院が大事にしている「優しい医療」をぜひ実感していただければと思います。

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