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生活の質の向上につながる
白内障の日帰り手術

こじま眼科

(箕面市/牧落駅)

最終更新日:2022/01/13

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「白内障」は加齢とともに進行する。病気が進むと次第に見え方に問題を感じるようになり、毎日の生活にさまざまな不便をきたしてしまう。日々をより快適に送るためには、こうした見え方を我慢するのではなく、適したタイミングで治療を受けることが大切だ。手術を受けることで、一人ひとりのライフスタイルに合った視界を取り戻すことも期待できる。近年、一般的になってきた白内障の日帰り手術は、どのような手順で進められるのか。痛みや安全性はどうか。術後の見え方はどのように変化するのか。手術を考えている人なら誰もが気になるポイント、知りたい情報について、白内障の日帰り手術に力を注いでいる「こじま眼科」の小島正嗣院長に話を聞いた。

(取材日2021年12月8日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q白内障とはどのような病気ですか。
A

目の中の水晶体に濁りが生じる病気です。水晶体はカメラでいえばレンズにあたり、目の奥に光を届ける役割を持っています。この部分に濁りが生じることで、目の奥に光が正常に届きにくくなり、目がかすんで視力が低下する、まぶしさを感じるなど見え方に問題が生じます。原因は、先天性の要因やケガなどの外傷、糖尿病などの病気や薬の影響による場合もありますが、多くの場合は加齢です。どんな方でも年齢を重ねると水晶体は徐々に濁っていくため、生涯白内障にならない方はおられないはずです。ただし濁りの進行や見え方の変化には個人差があります。手術が必要となる方は60代が多いのですが、早いと40代で治療が必要になる場合もあります。

Q治療法はやはり手術なのでしょうか。
A

白内障を治すためには、現在のところ手術が特に有用な方法とされています。薬もありますが、あくまで進行を抑制するためのものです。薬を使っても加齢に伴う進行は止められません。白内障手術は、患者さんの負担が小さく、術後の見え方にも期待が持てる治療法です。手術は点眼麻酔で行うので、手術時の痛みはほとんどありません。また日帰り手術のため入院や付き添いの必要がなく、手術そのものは10分程度で終わります。当日は眼帯の装着と安静が必要ですが、翌日には眼帯を外してほぼ通常の生活に戻れます。通常はどちらか一方の目を手術して、1週間以上間隔を空けてもう一方の目の手術も行います。

Q手術はいつ、どんなタイミングで受ければいいでしょうか。
A

水晶体の濁り方やそれに伴う見えづらさには個人差があるので、どこまで進行したら手術すべきという基準はありません。当院では、目の状態と自覚症状を総合的に判断して、患者さんと相談しながら手術の時期を決めます。濁りはそれほど進行していないものの、見え方の問題で患者さんが不便を感じておられる。あるいは現状よりもっと見えるようになりたいと考えておられ、その原因が白内障であるといった場合は早期に手術を行う場合もあります。私たちは多くの情報を目から得ており、見え方に問題があるとどうしても活動量が減少します。その結果、生活の質の低下や高齢の方なら認知症の恐れもあります。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診・精密検査

見え方で困っていること、これまでの病歴、現在治療を受けている病気の有無などについて問診を受ける。その後、さまざまな検査機器を使って目全体をしっかりと検査して、見えにくさの原因が白内障であるかどうか、他の病気がないか確認する。水晶体以外の部分に問題があっても、見え方に問題が生じるからだ。他の病気を併発している場合、白内障の手術を行っても、術後の見え方が期待する結果につながらない場合があるという。

2術前精密検査

問診と検査により、見え方の問題が白内障によるものと診断され、かつ患者が手術を希望する場合、日を改めてさらに詳しい検査を受ける。検査では、手術で用いる眼内レンズの度数を決めるために必要となる、さまざまなデータが収集される。角膜の状態やレンズの焦点を合わせる際に必要な目の前後のサイズ、乱視の有無などがチェックされ、さらに患者の目が手術可能な状態かどうかなどを確認する検査も行われる。

3手術説明・眼内レンズの決定

手術についての説明を受け、目の状態や生活スタイルに適した眼内レンズについて相談する。眼内レンズには、通常の眼鏡のように1点に焦点を合わせた単焦点レンズと、遠近両用メガネのように複数の焦点を持つ多焦点レンズとに大別できる。単焦点レンズは保険適用となる。眼内レンズでサポートできない部分は眼鏡などで補正することになる。多焦点レンズには2焦点と3焦点があり、乱視用のレンズもある。

4手術

白内障手術当日の食事や常用薬の服用は、基本的に普段どおりにできるそう。ただし手術後は眼帯を装着するので車の運転はできない。手術前に瞳孔を開くための点眼をしてしばらく時間を置いた後、点眼の局所麻酔下で手術を受ける。手術時間は10分前後。術後は院内のリカバリールームで休憩し、問題がなければ帰宅できる。来院から帰宅までの所要時間は平均で1時間半程度。

5術後は定期的な経過観察と感染対策が重要

術後は感染を防ぐために、目に触れないようにする。希望すれば、保護メガネを貸し出してもらえる。また、目に水や湯がかかる洗髪、洗顔は3日間程度避ける必要がある。手術の翌日まで眼帯をつけて過ごし、翌日に再び受診して傷口からの感染などについてチェックを受ける。問題がなければ、その1週間後、さらにまたその2週間後と徐々に受診の間隔が広くなり、その後の通院は通常の定期検診以外は基本的に必要ない。

ドクターからのメッセージ

小島 正嗣院長

白内障は誰もがかかる病気で、徐々に見え方に問題が生じるようになります。そして、白内障による見え方の問題を回復するための有用な治療法としては、現在のところ手術が適切とされています。手術というと緊張を感じる方や怖いイメージを持つ方もおられると思いますが、安全性に配慮して行いますので、あまり心配せず受けていただきたいですね。眼内レンズもバリエーションが豊富で、術後の見え方にこだわって選択していきます。手術で生活の質の改善につながって患者さんに喜んでいただけたら、医師としてもとてもやりがいがあります。気になる見え方を改善して毎日を充実させていきましょう。

20211217 dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズ/3焦点:27万円、乱視用:30万円

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