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伊藤 秀之 院長の独自取材記事

上星川ファミリークリニック

(横浜市保土ケ谷区/上星川駅)

最終更新日:2021/10/12

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相鉄本線の上星川駅からすぐの場所にある「上星川ファミリークリニック」。木のぬくもりとアースカラーでまとめられた院内は、明るく開放的な雰囲気だ。伊藤秀之院長は日本内科学会総合内科専門医であり日本腎臓学会腎臓専門医でもある。ファミリークリニックの名のとおり、老若男女のさまざまな不調に向き合いながら、長年研鑽を積んできた腎臓内科の分野でも専門性の高い医療を提供している。伊藤院長が大切にしているのは信頼関係とコミュニケーション。患者に不安を感じさせないよう、わかりやすい説明を心がけている。「地域の皆さんが気軽に通えるかかりつけ医でありたい」と語る伊藤院長に、腎臓内科を選んだきっかけや、クリニックの診療内容について話を聞いた。

(取材日2021年3月11日)

母校の教えを胸に、患者に寄り添う医療をめざし開業

先生が医師をめざしたきっかけを教えてください。

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医師である父の影響が大きかったですね。京都で過ごした幼少期、皆さんにとても感謝され親しまれている父が大好きで、誇りでもありました。成長するにつれ、父がいかに地域医療に貢献しているかを理解できるようになり、小学生の頃には「父のような医師になりたい」と強く思うようになりました。父は仕事熱心なのと同じくらい家族思いです。休日には家族をいろいろな場所へ連れて行き、楽しい思い出をたくさんつくってくれました。今、私も医師であり父親ですが、同じように子どもと接することができているかというと難しいところですね(笑)。まだまだ父にはかないません。

なぜ腎臓内科を専門に選ばれたのですか?

東京慈恵会医科大学を卒業後、最初の研修先が腎臓内科だったんです。指導医に促されるままのぞいた顕微鏡が、私に強烈なインパクトを与えました。腎臓に興味が湧いたのはこの時からです。腎臓の役割として皆さんが思い浮かべるのは「老廃物を捨てる」ことではないでしょうか。しかしそれだけではないんです。造血ホルモンを出して貧血を防いだり、骨を強くするのにも一役買っています。水分バランスや血圧の調整も重要な役目ですね。腎臓について学ぶたび、心臓・消化器・肺・骨をはじめ全身に関わる分野だと知りました。ゼネラリストとしての内科医の本質を失わずに、専門性を高められる。これが私が腎臓内科を選んだ理由です。大学を卒業後、大学病院では腎臓について学び、大規模病院で幅広く内科の診療にあたりました。アメリカ留学では腎臓について深く研究し、帰国後にさらに研鑽を積んだのち、2020年に開業しました。

研修は母校で受けられたのですね。

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当時は研修先を自由に選べたのですが、前後期ともに母校の大学病院を選びました。私は東京慈恵会医科大学がとても好きなんです。先生や先輩、同級の仲間も、向上心があり素晴らしいドクターばかりです。叔父が同大学の小児科の教授だったこともあり、親近感ももっています。東京慈恵会医科大学というと、学祖である高木兼寛先生のお言葉、「病気を診ずして病人を診よ」が知られていると思います。データや技術なくして医療現場は成り立ちません。しかしそれ以前に、患者さんに対して何ができるかを考えることが大切です。迷ってしまったら患者さんを自分の家族だと思い、最良の方法を見つけていきます。簡単なようで難しい心構えですが、私の中に今もこの教えが息づいています。

大切なのは信頼関係とコミュニケーション

こちらのクリニックではどのような診療が受けられるのでしょうか?

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内科全般に幅広く対応し、特に腎臓内科では専門的な治療を提供しています。私は総合内科専門医でもあります。「何科に行けばよいのかわからない」といった場合も、まずはご相談ください。総合内科専門医として常に自己研鑽を行い、専門家に紹介するまでの対応スキルを高水準で保つことに努めています。皆さんの医療の入り口となり、必要に応じて適切な診療科へ改めてご紹介する役割も担っています。近隣の大規模病院とのネットワークもありますし、他科との連携は医療モールにあるクリニックならではと言えるでしょう。院内には超音波や心電図をはじめ、血液検査装置や生化学検査機器も備えています。基本的な検査は当日に結果をお渡ししています。患者さんは痛みや不安を抱えて来院されますから、迅速な検査で1つでも安心を得てお帰りいただきたいですね。健康診断も重視しており、病気の早期発見につながるよう、価格設定にも配慮しています。

健康診断の料金設定に配慮された理由について教えてください。

皆さんが気軽に健康診断を受けられるよう、ハードルを低くしたかったからです。定期的な受診とデータの蓄積で、健康診断がより一層意義のあるものになるはずです。データ履歴を見比べることで、早期に異常を見つけやすいですからね。最近では生活習慣病の増加が問題になっていますが、高脂血症・高血圧・糖尿病に自覚症状はほとんどないんですよ。気づかぬうちに症状が進行し、生活に支障の出るケースも少なくありません。早期発見のためには診断結果を読み解くことが重要です。同じ数値でも患者さんの年齢やデータによって捉え方が変わりますから、医師記入欄には定型文ではなく、必ず私の所見を記すようにしています。

診療の際に心がけていることはありますか?

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「話せる・治せる・安心できる」をモットーに、日々診療にあたっています。「話せる」は、患者さんが話しやすい雰囲気であること。信頼関係とコミュニケーションです。またその話にしっかりと耳を傾けることを心がけています。「治せる」は、総合内科専門医として幅広く診ること、腎臓専門医として専門性の高い医療を提供することを指しています。必要に応じて適切な医療機関に紹介するのも私の役目です。「安心できる」は、患者さんの不安な気持ちを和らげること。そのための設備や体制を整えています。検査結果についても不安を感じさせないよう、わかりやすく説明し「一緒に治していく」という意識で患者さんと接しています。

テーマはダイバーシティー。家族で通えるクリニックに

インテリアで工夫されていることを教えてください。

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エックス線室やトイレも含めて木のぬくもりを生かし、アースカラーでまとめました。ベッドを3台置いた休息スペースは、大きなガラス窓から日の光が差し込んで明るい造りです。待合室の椅子は、あえて高さを不ぞろいにした数種類を置いています。座面の硬さもさまざまです。年齢もお好みも家族構成もさまざまな皆さんが、どなたでもリラックスしてくださるよう、ダイバーシティーを表現しています。ロゴマークも多様性を表しているんですよ。モチーフは多面体なのですが、見方によっては星のようにも見えますね。老若男女さまざまなライフスタイルや症状に対応できるクリニックでありたいという願いを込めました。

感染対策についても教えていただけますか。

換気や消毒は定期的に行い、患者さん用の手指消毒や検温もご用意しています。また発熱のある方や小児の感染症は、診察から会計まで隔離室で対応しています。診療時間も別枠で設け、一般の診療室とは動線を分けているので、他の患者さんと一緒になることはありません。防護服着用の上、対応は私のみに限定し、スタッフ間の感染にも徹底して気を配っています。

スタッフの気持ちの良い対応が印象的です。

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当院のスタッフは皆とても勉強熱心で、医療知識はもちろん、ホスピタリティー面でもレベルアップを図っています。細かな配慮で、私では目の行き届かない部分にも気づいてくれるんです。スタッフの笑顔や声かけで、患者さんの不安が和らぐこともあります。患者さんに「このクリニックに来て良かった」と思ってもらえるよう、衛生管理や対応も含め、皆で居心地の良いクリニックづくりに取り組んでいます。

最後に読者へメッセージをお願いします。

この地域は横浜のベッドタウンで緑も多く、住みやすい場所です。多くの方にはご家族がいて、そこに生活があります。院名の「ファミリー」には、患者さんだけでなく、そのご家族にも寄り添いたいという思いを込めました。ゆくゆくは小児科にも対応し、文字どおりご家族皆さんで通える「かかりつけ医」になっていきたいと思っています。土曜と日曜も診療を行っています。お気軽にご相談ください。

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