シミやしわ、傷あとなど
形成外科の医師による見た目に関する診療

医療機関で受けるため、副反応などトラブルへの対応がその場で可能なのも利点

Qどのようなきっかけで受診される患者さんが多いのでしょうか？

A

▲老若男女問わず、幅広い世代の患者が来院する

当院を受診したことのある患者さんからの紹介、クチコミをきっかけとする方がほとんどですね。当院では形成外科、美容皮膚科の診療に応じており、対象となる患者さんは老若男女問わずで、特に形成外科に関しては小さなお子さんやご高齢の患者さんからの相談も珍しくありません。また、ニキビやイボ、ほくろなど、症状によっては保険での治療も可能です。ですから診療を行う際は、患者さんのお悩みを聞いた上で、どのような方針で進めるのかを適切に計画していくのが重要といえます。

Q形成外科、美容皮膚科が対応する内容について教えてください。

A

▲見た目の悩みに関して幅広く対応

形成外科の守備範囲は頭のてっぺんからつま先まで、体の表面すべて。治療によってないものを作ったり、余分なものを取り除いたりして、形を整えていくのが専門です。当院でもお子さんのケガの処置や、褥瘡管理の相談にも応じています。一方、美容皮膚科は、ニキビの治療、ほくろやイボの切除、しわのケア、しみの除去、医療脱毛などがクリニックで行えるものの一例で、症状によっては保険での治療も可能です。

Q医療機関で見た目に関するアプローチを受けるメリットとは？

A

▲ラグジュアリーな雰囲気のチャタリングスペース

施術の際、何かあった場合に迅速に対応できる点ですね。例えばレーザーは、出力を誤るとやけどのような症状が起こります。もちろんそのような症状が出ないよう、私の指示のもと細心の注意を払っていますが、それでも思わぬトラブルが起こる可能性は否定できません。そんな万が一の場面も想定し、責任を持って備えているのが医療機関ならではといえるでしょう。また当院では、患者さんの理解度、納得度を高めるため、まず初診患者さんは私が診察し、医学的知見からお悩みの根本をひもとき、診療計画を立てていきます。そして美容系の施術を受ける患者さんには、専門スタッフによるカウンセリングも受けていただく体制をとっています。

Q初診ではどのようなやりとりがあるのですか？

A

▲以前の診療所と比べ、洗顔スペースが2ヵ所から4ヵ所に増設

診察では、まずお悩みの症状が保険で対応可能か判断し、患者さんの希望に応じて自費での診療もご提案します。どのような内容を、どんな順番で進めていくかを組み立てるのも重要です。例えばお顔のしみが気になっていても、肌荒れがひどければトラブルを招く可能性もあるので、まずはお薬で土台となる肌全体を治療していきましょうと提案することもあります。また、見た目に同じような症状でも原因が異なったり、同じ症状でも体の部位によって結果に差が出たりするのも珍しくありません。患者さんごとに、症状の原因も、適した方法もまったく異なります。そのような点もご理解いただけるよう、丁寧な説明を心がけています。

Q専門スタッフによるカウンセリングの流れも教えてください。

A

▲患者に寄り添い、できる限り力になりたいと語る安冨理事長

診察により、自費での施術を受けることになった場合、専門スタッフが改めて患者さんのお悩みを確認し、今後の流れや費用について説明します。スタッフは美容医療を専門に学んできたエキスパート。女性なので、同性の患者さんからは話しやすいと感じていただけているようです。私には打ち明けられなかった悩みを、スタッフに話す患者さんもいらっしゃいます。専門スタッフもそういった声にじっくり耳を傾けていて、私も信頼を寄せています。自費に限らず、見た目に関わるものは要求度が高いもの。すべての要望に満点で応えられるわけではないものの、いかに満足度を上げられるかに、私もスタッフも力を尽くしています。