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馬場 奨 院長の独自取材記事

ばば耳鼻科クリニック

(門真市/大和田駅)

最終更新日:2020/10/28

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大阪府門真市横地の「ばば耳鼻科クリニック」は、門真市の出身の馬場奨(ばば・すすむ)院長が、地元の医療に貢献したいと2020年9月に開業したクリニックだ。耳鼻咽喉科の一般診療に加えて、耳や鼻の日帰り手術の診療にも力を入れ、可能な限りの完治をめざした治療に取り組んでいる。また、常に患者の立場になり、各所にモニターを設置して「医療の見える化」を行っているほか、利便性の向上や診療の質を高めることにも注力している。院内は明るく清潔感にあふれ、車いすやベビーカーでも余裕のある広さを備えており、隔離もできる処置室や滅菌洗浄機、自動精算機などが整い、感染症対策にも配慮。耳鼻咽喉科疾患の啓発にも力を注ぐ馬場院長に、診療内容や治療に対する想いなどについて聞いた。
(取材日2020年10月16日)

日帰り手術など、完治をめざした治療を提供

耳鼻咽喉科の医師になった理由や、開業されたきっかけを教えてください。

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医師をめざすと決めた時、手を動かすことが好きで外科系に進みたいと思いました。耳鼻咽喉科に進んだのは、一般的な外科よりもさらに細かい作業を扱い、特殊な技法が必要となる手術に興味を持ったことがきっかけです。大学院を出た後は、関連病院などで外来を担当しながら、積極的に難症例の手術も担当してきました。大学病院の講師や准教授なども勤め、後進の育成にも尽力してきましたが、やはり私自身の手で患者さんをしっかりと治していきたいと思い、開業を決めました。この場所は私が小さな時から慣れ親しんだところです。隣には兄の歯科医院もありますし、これからはお世話になった地域の方に医療で貢献していきたいと考えています。

こちらのクリニックの特徴は何でしょうか?

当院の特徴は、日帰り手術をはじめ「完治をめざした治療」と、「医療の見える化」に取り組んでいる点です。耳や鼻の病気の多くは命に関わる病気ではありませんので、必ずしも手術が治療の第一選択肢とはなりません。しかし、人生100年時代といわれている今、生活の質を改善し、より良い生活を望む人は増えてきています。もちろん、すべての病気を治せるわけではありません。完治が難しい方には、今できる治療を施し、納得していただくようきちんと説明をしています。また、当院では診察室や手術室にモニターを設置し、治療状態の「見える化」を徹底しています。患者さんにもご自身の状況を把握していただいた上で、医師と二人三脚で治療方針を決めていく、納得していただけるよう治療を進めています。

具体的には、どのような手術に対応されていますか?

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鼻は、蓄膿症といわれる副鼻腔炎や、鼻詰まりなどが起こる鼻中隔弯曲症、鼻水を止めるアレルギー性鼻炎手術などで、耳では、成人がなる慢性中耳炎や、耳の中の骨を溶かすこともある真珠種性中耳炎などに対応しています。現在は、月火水金曜日に手術日を設けていますが、お仕事などで忙しい人ほど手術のニーズは高いので、いずれは働き盛り世代が通いやすい土曜日にも対応していこうと考えています。手術は、局所麻酔を打つため、動かずじっとしていることができる15歳以上くらいから受けていただけます。遠方からでも受診できるよう、手術後に休憩していただける部屋を作ったり、広い駐車スペースなど環境面にも配慮しました。

時間をかけてクオリティーの高い診療をめざす

日帰り手術にはどのくらいの時間がかかりますか?

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かかる時間は病気によって異なりますが、アレルギー性鼻炎の場合であれば、1時間もかかりません。また、中耳炎であれば麻酔などの前処置、手術、リカバリー時間を含めても3~4時間くらいです。中耳炎はばい菌などが原因で起こる感染症です。現在は衛生状態が良くなり、患者さんの数は減っていますが、感染症の炎症で鼓膜に開いた穴が自然に閉じることはありません。外来治療は炎症を抑えるだけの治療ですから、何度も炎症を繰り返し通院することを思えば、クリニックで行う日帰り手術は気軽に行える良い治療方法の1つだと思います。もちろん、手術のリスクとして顔面神経麻痺、味覚障害、髄膜炎などを引き起こすこともありますが、極まれですし、糖尿病などの基礎疾患や心臓疾患がなければ、80歳くらいのご高齢の方でも手術を受けていただけます。

クリニックづくりで、こだわった点を教えてください。

たくさんありますが、その中でもこだわったのが、ベッドタイプの診察台です。もちろん、よく目にする椅子型の診察台もありますが、ベッドタイプの方が患者さんの頭がしっかりと固定でき、医師も細かい処置を長く続けることができます。患者さんの安全はもちろん、長時間にわたって繊細な処置ができるわけですから、1回あたりの診察のクオリティーも上がってきます。患者さん一人ひとりを丁寧に診ていくスタイルにこだわりました。

予約システムも導入されていますね。

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はい。一人あたりの診療の質にこだわっていますので、どうしても診察には時間がかかってしまいます。患者さんをお待たせすることがないよう、順番制ではなく時間制の予約システムを導入しました。もちろん、緊急性のある方は診療させていただきますが、基本的には予約されている方を優先します。当院では「必要最低限の時間で、完治できる病気は完治までもっていく」ということを理念のひとつとして掲げています。「数日後に来てください」ではなく、「1ヵ月先の来院にするためには、今どういった処置や治療を行えばいいのか」を考えて対応しています。お薬は1日3回よりも1回で済むものを選んだり、小さなお子さんの通院はご両親の負担が大きいと思いますので、鼻詰まりなど簡単に自宅でできるケアに関しては、方法をお伝えしたりなどしています。病気に使う時間や手間を減らせるよう、これからも取り組んでいきたいと思います。

モニターで治療箇所を確認し、一緒に治療方針を定める

まさに、患者本位の医療をめざされているのですね。

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中には、何度も通うことで安心感を得ている人もいると思いますが、それは医療費の面からも好ましくありません。そういった場合にも「医療の見える化」が役に立つんです。モニターで耳や鼻の中を診てもらいながら、今は炎症が激しいから通院が必要だとか、逆に前回よりも炎症が治まっているから1ヵ月ごとで大丈夫だとか、毎回ご自身の目で確認してもらうことで大半の方が安心をし、治療内容に納得してくださいます。また、自分の目で見ることによって、医師任せにするのではなく、一緒に治療していくのだという気持ちも芽生えてくるようです。

ところで、休日はどのように過ごされていますか?

ボルダリングにはまっていて、外出することが多いですね。私が行くのは、屋内でするボルダリングではなく、自然にある山の岩肌を登っていくボルダリングなんです。安全装置もないので、万が一のためのマットを自分で背負って山に行くんです。自分だけの力で、2~3階ほどの高さまで登っていきます。40歳を迎えた頃に始めてもう7年ですが、筋肉がついて体も引き締まりましたし、気持ちもどんどん若くなります。また、自然の中で過ごすことが好きなので、キャンプに行くことも多いですね。その時は、娘と二人きりで行くことにしているんです。妻には一人の時間をプレゼントできますし、私も子どもを独り占めできるので、お互いがリフレッシュできるんですよ。

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

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気になる症状や、長く続く症状があれば、できるだけ早くクリニックへご相談に来てほしいと思います。ちょっとした風邪だろうと放置していた鼻詰まりが原因で、口呼吸になりいびきや睡眠障害を起こしてしまっているという事例もあります。思いもよらないところに原因があることもあるのです。そして、そういった原因の追究は専門としている医師でなければ難しいものです。客観的な検査を行って原因を正しく知り治療することで、日中の生活のパフォーマンスを向上させることもできます。患者さんが納得して帰ることができる、安心を得ることができる、そんなクリニックにしていきたいと思いますので、お気軽にご相談にお越しください。

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