子どもに関する悩みは何でも相談
頼れるかかりつけ医がいる安心を
もしもしキッズクリニック
(東大阪市/長田駅)
最終更新日:2021/10/12
- 保険診療
腹痛や鼻水、ケガなど子どもの症状に合わせて受診する診療科を検討する人は少なくない。しかし、ピタリと合う診療科をどう選べばいいのか、悩んでしまうこともあるだろう。そんなときは全身状態を把握している小児科のかかりつけ医がいると安心だ。普段の健康状態や体質などを知るかかりつけ医が窓口として判断してくれるほか、子どもの成長に沿ってその時期に合わせたアドバイスを受けることもできる。「もしもしキッズクリニック」の下智比古(しも・ともひこ)院長は、多くの子どもたちの健康を支えてきた小児科・アレルギー科のスペシャリスト。「悩み相談をしてもらえることが一番うれしい」とほほ笑む下院長に、かかりつけ医を持つことの重要性、乳幼児健診、各種予防接種などについて話を聞いた。
(取材日2020年10月13日)
目次
病気から生活のことまで聞ければ安心。どんなことでも相談できる子どものかかりつけ医を見つけて
- Qなぜかかりつけ医を持つことが重要なのでしょうか。
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A
お子さんの病態は、大人と比べて比較的症状の進行や変化が少し早い傾向にあります。そのため普段からどのような体の状態か、どのような体質があるかなどを把握しているかかりつけ医がいると、何かあった際もわずかな変化に気づきやすいというのがメリットです。目のことなら眼科医師、鼻などであれば耳鼻咽喉科医師、骨折などは整形外科医師……とそれぞれスペシャリストの治療を受ける前、全身を把握した小児科医師は総合的診療を行うゼネラリストとして、その連携の最初の入り口になれればという思いがあります。いざというとき、困ったときに相談できるところを一つつくっておくというのは、特にお子さんが小さい頃には有意義だと考えます。
- Q乳幼児健診とはどのようなものですか。
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A
生後1ヵ月健診は産院で受けることが多く、4ヵ月・1歳半では各自治体の集団健診が行われます。このサイクルの合間は、お子さんが刻一刻と成長していく時期で、保護者の方の不安も多くさまざまな悩みがたくさん出てくる頃。6~7ヵ月・9~11ヵ月などクリニックで受ける乳幼児健診は、病気の有無の確認だけではなく「悩みを相談しに行く」という機会としても捉えてもらえれば。私は悩みを相談してもらえることが一番うれしいことですから、何でもご相談いただきたいですね。答えられないこともあるかもしれませんが、その際は対処できる病院など連携機関をご紹介させていただきます。まずは窓口として考え、気軽にご来院ください。
- Qこちらでは各予防接種を受けることが可能なんですね。
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A
小児用肺炎球菌ワクチン・4種混合ワクチン・麻疹・風疹などの定期接種、おたふく風邪ワクチン・3種混合ワクチンなどの任意接種に対応し、来院前にインターネット予約も可能です。定期接種は受けて然るべきものですが、任意接種も可能な限り打っていただいたほうが良いのではないかと私は考えます。注射が怖い・痛い、泣いてしまうのは仕方がないことです。だからこそ予防接種が終わった後にはたくさん褒めて、「頑張ることができた」と自信を持ってもらうようお声がけしています。保護者の方々も予防接種の必要性は十分にご理解いただいていると思いますので、なんとかうまく連れてきていただければ、あとはお任せください。
- Q先生はアレルギーの専門家でもあると伺いました。
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A
私は日本小児科学会小児科専門医のほか、日本アレルギー学会アレルギー専門医の資格も保有しており、アレルギーに関する高い専門性を持って診療にあたっています。アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・アレルギー性鼻炎など、小児のアレルギー疾患など何でもご相談ください。例えば離乳食を与えるときに不安がある保護者の方には、調理法や一回に食べる量のほか、体調の良いときに食べさせる、アレルギー症状が出た際に備えクリニックや病院があいている時間に食べさせるなど、お勧めの食べさせ方などの説明もいたします。当院では食物負荷試験、スギ・ダニをアレルゲンとするアレルギー性鼻炎の治療である舌下免疫療法も行っています。
- Qこちらならではの取り組みについて教えてください。
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A
パーソナルスペースを確保できるよう待合にはパーティションを設置しているほか、インフルエンザなど感染性疾患専用の待合室も設け、専用診療室につながる造りとなっています。また診察室以外にも観察室など複数のスペースがありますので、臨機応変に活用が可能です。そして当院には10台以上止められる広い駐車場をご用意しています。駅からは少し離れていますが、大通りに面していないほうがかえって通院しやすいということもありますし、駐車が苦手な方も止めやすい広さを確保しておりますので、安心してお越しください。