全国のドクター9,359人の想いを取材
クリニック・病院 161,013件の情報を掲載(2021年3月05日現在)

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 尼崎市
  4. 尼崎駅
  5. あまがさき森内科・内視鏡クリニック
  6. 胃がんや大腸がんは予防する時代へ内視鏡で行う「がん検査」

胃がんや大腸がんは予防する時代へ
内視鏡で行う「がん検査」

あまがさき森内科・内視鏡クリニック

(尼崎市/尼崎駅)

最終更新日:2021/01/15

Top Top
  • 保険診療

胃がんや大腸がんは日本人の死因の上位にあがる病気の1つだ。しかし、近年では内視鏡によるがん検査の普及によって「予防できる病気」ともいわれているそう。「胃痛や便秘などの症状がなくても、一度検査をすることで将来的なリスク回避にもつながります」と話すのは「あまがさき森内科・内視鏡クリニック」の森義治院長。内視鏡検査へのハードルを低く感じてもらえるよう市民講座を開いたり、一般内科診療はもちろん、睡眠時無呼吸症候群治療や、しみや脇汗の相談にも親身に対応するなど、誰もが気軽に通えるクリニックづくりを実践している。「早期発見・早期治療を行うことでがんを地域からゼロにしたい」と語る森院長に、胃がんや大腸がんをはじめとするがん検診の「今」について詳しく話を聞いた。(取材日2020年12月9日)

苦痛の少ない内視鏡検査で胃や大腸のがん予防につなげ、ピロリ菌除菌で胃がんリスク低減にもアプローチする

Q胃がん、大腸がんなどのがん予防に力を入れているそうですね。
A
1

▲患者の負担軽減のため、こだわりの設備を導入

がんはあらゆる病気の中でも死亡率の高い病気で、日本人の死因第1位を占めています。がんの恐ろしいところは、初期にはほとんど自覚症状がないということです。そのため、発見されたときにはすでに進行していたというケースも少なくありません。しかし、長年の研究のかいもあり、中には「予防策のあるがん」があることもわかってきました。特に胃がんや大腸がんは内視鏡検査により早期がんや前がん病変を早期発見・早期治療することで防ぐことが期待できるといわれています。当院では地域の皆さんの健康寿命を延ばしていくことを目標に、予防を目的とした検査や治療に力を入れています。

Qそもそも大腸がんとはどういった病気なのですか?
A
20210108 2

▲胃と大腸の内視鏡検査を同日に受けられることが魅力

男女ともに近年増加しているがんの1つで、増加の背景には食生活の欧米化や喫煙歴、飲酒量、家族歴などが関与しますが、根本的な原因はわかっていません。しかし、がんの成り立ちはわかってきており、前がん病変である大腸ポリープを早期に切除することで予防が期待できるといわれています。大腸がんは今後も増加すると予測されることから、発がんリスクが上がり始める40歳頃を目安に、一度検査をしてみると良いでしょう。大腸がん検診には便潜血検査もありますが、検査で引っかかると内視鏡検査が必要な点や、内視鏡検査でポリープが見つかれば場合によっては同時に切除することもできるといった点からも、内視鏡検査をお勧めします。

Q胃がんについて教えてください。
A
3

▲患者と距離の近い存在であることを大切にしている

胃がんは患者さんの数は減ってきていますが、進行の早い、いわゆるスキルスがんなど種類が多様であり、注意が必要なこともあるがんです。ピロリ菌が主な原因とされ、特にアジアでは保菌率が高いといわれています。内視鏡検査で胃潰瘍や萎縮性胃炎などの異常が認められた場合には、ピロリ菌検査も行います。ピロリ菌は除菌すれば再発の可能性は極めて低いとされることから、できるだけ早期に検査して、胃がんリスクの低減につなげていくことが望ましいでしょう。また、胃の内視鏡検査を行う際には、咽頭がんや、喉頭がん、食道がんなどが見つかるケースもあることから、胃の内視鏡検査はとても重要な検査といえます。

Q胃がんの原因となるピロリ菌や除菌方法について教えてください。
A
4

▲丁寧な検査・治療を行っている

ピロリ菌は幼い頃に親から経口感染、もしくは井戸水などからうつることが多く、現在50歳以上の日本人の半数弱はピロリ菌に感染しているといわれており注意が必要ですが、近年は除菌治療や衛生環境が良くなったおかげで、ピロリ菌の新たな感染は減少傾向にあります。ピロリ菌は胃がん以外にも、胃のむかつき、不快感、貧血といった症状のほか、マルトリンパ腫などの重い病気の原因となることも報告されています。除菌する際は服薬が一般的で、2種類の抗生剤と胃酸の分泌を抑えるためのお薬を1週間服用するだけです。その後再度検査を行い、ピロリ菌が残存している場合は、抗生物質の種類を変えて2次除菌を行います。

Qでは、早期に検査を受けるメリットを教えてください。
A
5

▲予防できるがんをなくす、と強い意思で診療に臨んでいる

がんの進行速度は一概には言えませんが、進行がんへと移行するのに約3~4年といわれています。治癒をめざしやすいのは初期がんですので、そのうちに発見、治療することが大切です。また、早期にピロリ菌除菌や大腸ポリープの切除を行い、問題のない状態を維持していることが確認できれば、発がんのリスクを下げられて、万一がんができたとしても早期に見つかり、内視鏡で治療可能です。実際に若いうちに受診して安心できたという人は多いですね。当院では土曜や日曜にも検査を受けつけたり、女性医師の検査日を設けたりと、患者さんが受診しやすくなるよう、さまざまな取り組みを行っています。まずは一度検討してみてほしいと思います。

ドクターからのメッセージ

森 義治院長

胃がんや大腸がん、肝がんなど、予防策のあるがんが増えている中、依然としてがんは日本人の2人に1人がかかり、3人に1人が亡くなる病気といわれています。その原因の1つには内視鏡検査の受診率の低さが挙げられています。しかし、近年は機器や技術のレベルが飛躍的に上がり、患者さんにとっても負担の少ない検査が提供できるようになってきました。当院でも技術の追求はもちろん、先進機器を導入し、誰もが受診しやすい環境を整えています。また万が一の際にも、総合病院とスムーズな連携が行えるように体制を整え、手術後の治療相談なども行っています。わかりづらいこと、不安な点があれば、いつでも相談にお越しください。

Access