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森 義治 院長の独自取材記事

あまがさき森内科・内視鏡クリニック

(尼崎市/尼崎駅)

最終更新日:2022/06/20

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阪神尼崎駅から徒歩3分。にぎやかな商店街にある「あまがさき森内科・内視鏡クリニック」は、専門性の高い胃腸の内視鏡検査や診療を提供し、“胃がん・大腸がんで亡くなる人をゼロに”を目標に掲げるクリニックだ。院長の森義治先生は大規模病院で研鑽を積み、2020年に35歳で同院を開業した消化器系疾患のスペシャリスト。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医として内視鏡検査に取り組み、がんの診断、治療を行いながら、がん予防の啓発にも注力している。内視鏡検査が持つネガティブなイメージを変え、「胃がんや大腸がんで命を落とす人がいない未来」をめざして日々奮闘する森院長に、診察のこだわりやクリニックの目標などを聞いた。

(取材日2021年12月15日)

尼崎から胃がん・大腸がんで亡くなる人をゼロにしたい

まずは開業までの経緯を聞かせてください。

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母が薬剤師でしたので、医療は子どもの頃から身近に感じていました。高校生で進路を選ぶ時にも、興味が尽きずに医師をめざして香川大学の医学部へ入学しました。卒業後はより多くの症例を経験するために、京都大学大学院医学研究科・消化器内科学に入局しました。その後医師としての基礎をしっかりと叩き込みたいと考え、滋賀県の大津赤十字病院に進み、三次救急にも携わらせてもらいました。その後、難治がんとされる膵がん・胆管がんを私の専門分野にしようと考え、関西圏で多くの治療に対応している北野病院で研鑽を積んだ後、2020年の7月にこのクリニックを開業しました。医師になって11年目だったので、開業には早いかなと思ったのですが、自分の中ではやりたいことが明確にありましたので、良いタイミングだったと思っています。

がんの予防に注力されているそうですね。

そうなんです。クリニックを開業した最大の理由は「予防可能ながんをゼロにしたい」という想いなんです。一昔前までは、がん、イコール死というイメージがあったのではないかと思います。しかし、医療技術の進歩もあって寿命が延びた今、がんはとても身近な病気です。原因や成り立ちが解明されたがんが徐々に増えてきていますが、今も多くの人が、がんで命を落としています。皆さんの中にも「予防できるがんがある」ことを知らない方もきっといるのではないでしょうか? ですから、私は「がんの予防」を啓発すると同時に、検診の大切さを1人でも多くの方に伝えたいと考えています。

がんを予防するためにはどうすればいいのですか?

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例えば大腸がんは、良性疾患の段階で除去していくことが大切です。胃がんもピロリ菌の除去を行うことが、予防となります。ただ、どちらも体の中にある器官なので、自分で状態を確認することはできません。そこで必要なのが内視鏡検査です。内視鏡検査と聞くと、ほとんどの人が「つらそう」「痛そう」「恥ずかしい」など、ネガティブなイメージを持たれているのではないかと思います。しかし、がんを予防していくためにはとても大切な検査なんですよ。毎年行わずとも、数年に1度受けていただければ、少なくとも胃がんと大腸がんで命を落とすことはほとんどなくなります。そのことを知って、検査を選んでいただけたらとてもうれしいですね。だから、意を決して来てくださった方には「よく決意してくださいました。しっかり診させてもらいます」という気持ちで診察にあたっています。

こだわりの設備と環境で負担が少ない内視鏡検査を実現

内視鏡検査へのこだわりを教えてください。

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当院では「患者さんが楽に検査を受けられる環境づくり」を行っています。検査枠に空きがあれば、胃内視鏡検査は来院していただいた当日に検査を行うことも可能ですし、希望があれば胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査の同日検査にも対応しています。忙しい方でも足を運びやすい土日にも診療を行っていますし、女性の皆さんが持つことが多い検査への抵抗感を減らすべく、月一度ですが女性医師に検査を担当してもらっています。検査を受けるか迷っているうちは無理強いしませんが、検査をしようと決断さえしていただければ、大規模病院ではなくクリニックですので、柔軟に対応させていただきます。

設備面でこだわっていることはなんですか?

内視鏡検査はつらいもの、とお考えの方が多いかと思います。しかし当院で採用している胃内視鏡はとても細いもので、鼻と口の両方から検査をすることができます。また当院での胃・大腸内視鏡検査は、鎮静下で検査を行うことが可能です。大腸内視鏡検査では下剤の服用がつらいという方のために、胃内視鏡検査を先に行って直接下剤を注入する“下剤を飲まない大腸内視鏡検査”を行うこともできます。血液検査は最短15分弱で結果が出る機器を導入しており、採血の結果を聞くために何度も通院する必要はありません。検査結果が早く出ることで、適切なお薬の処方ができ、素早く治療に取りかかることもできます。内視鏡、超音波検査、血液検査など、良い設備を取り入れることで患者さまの負担を減らしたいと考えています。

院内も明るく、アットホームな雰囲気ですね。

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ありがとうございます。私はクリニックを「ご自身の健康維持」のために活用してもらいたいと考えています。年齢を重ねれば何かと不調は生じるものですが、その不調を大きな病気にしないために気軽にクリニックに足を運んでほしいし、気軽になんでも相談してほしい。そのためにできることが、私にもスタッフにもたくさんあるはずです。スタッフには事務・看護師ともに常にプロフェッショナルな対応を心がけ、どんなことでも患者さまファーストで、常に患者さまに寄り添ってもらえるようにお願いしています。幸いスタッフにとても恵まれ、みんな患者さま第一主義で動いてくれています。通院してくださっている患者さま方も含め、みんなでアットホームな場所をつくっていけたらうれしいですね。

がん予防を啓発し、地域の健康寿命を延ばしたい

患者さんと接する際、先生が心がけていることはありますか?

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患者さんに対して、自分ができる最大限を提供することです。診察中にふと患者さまの手が荒れているなと思ったら、自分のほうから「手荒れのお薬も処方しましょうか?」と声をかけてあげたりと、患者さまにとって良いと思ったことはできるだけ提案していきたいと考えています。意外と患者さまがご自身で気づいていない病気があるものです。内視鏡検査についても、内視鏡を受けることで「予防できるがん」があると発信し続けて「いつかは内視鏡検査を受けたほうがいいんだな」と感じる人が増えれば、地域の皆さんの力となり、ひいては健康寿命を延ばしていくことになるんじゃないかと本気で考えています。

ワクチン接種への取り組みもされているそうですね。

当院は毎日30分おきにワクチンタイムを設けています。よくパン屋さんで「次の焼き上がりは何時です」と書いてあることがありますよね。あれを見ながら、ワクチンも何時に打てるのか時間がわかれば、もっと打ってもらいやすいのかな、と思って始めました。ワクチン接種は普段クリニックに来ない人こそ打ってほしいと思っています。でもせっかくクリニックに来たのに外来患者であふれた待合室で待つとうんざりしますよね。ワクチン接種はすぐに終わるので、当院の30分に1回訪れるワクチンタイムでサッと打っていただければと思っています。ワクチン接種のご希望があれば気軽にいらしてください。

では最後に、今後の展望を聞かせてください。

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「予防できるがんをゼロにする」を目標に開業した当院ですが、日々前がん病変であるポリープ、もしくはがんの治療にあたっています。がんは身近な病気であり、決して他人事ではありません。また、内視鏡検査によって潰瘍性大腸炎など思わぬ病気が見つかることもあります。病気が見つかるともちろんショックではありますが、診断さえつけば今は治療可能な病気も数多くあります。また、検査を恐れず受けていただき、何も異常が見つからなければ、本当に安心していただけます。検査には不安がつきまといますが、私を含めスタッフ全員が寄り添いますので、まずは一歩踏み出してくだされば幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃内視鏡検査(観察のみ)/2000円~、胃内視鏡検査(生検・病理組織検査含む)/3000円~、大腸内視鏡検査(観察のみ)/2000円~、大腸内視鏡検査(生検・病理組織検査含む)/3000円~、大腸内視鏡検査(ポリープ切除・病理組織検査含む)/7000円~

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