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代官山やまびこクリニック

代官山やまびこクリニック 渋谷区 最寄りのバス停から徒歩1分。うさぎと小鳥が目印
  • 東京都渋谷区猿楽町2-3 コーポ天城302号室
    • 児童精神科
    • 心療内科
    • 精神科
    • 児童・思春期精神科
    • 女性漢方内科
  • マイナンバーカードの健康保険証利用可能

思春期:夏休み明けのきつさ

最終更新日:2026/08/31 10:05

代官山やまびこクリニック お知らせ1

九月を迎え、街の空気が秋へと移り変わるこの季節。「朝どうしても起きられない」「登校しようとすると激しい頭痛や吐き気がする」「体が重くてベッドから出られない」――代官山やまびこクリニックの診察室には、2学期の始まりとともに切実なご相談が多く寄せられます。
長い夏休みに夜型の生活やゲーム・動画の視聴が続き、生活リズムが崩れてしまった結果、新学期のスタートと同時に動けなくなってしまうお子さんは決して珍しくありません。ご本人は「みんなと同じように登校できない自分」に強い焦りや罪悪感を抱き、親御さんもまた「育て方が悪かったのではないか」「本人の甘えではないか」と思い悩まれ、ご家庭全体が重い空気に包まれてしまうことも少なくありません。
しかし、まず知っていただきたいのは、「これは決して本人の意志の弱さや怠けではなく、思春期特有の心と身体のメカニズムが深く関わっている」ということです。
思春期は心身が急速に大人へと変化する時期であり、身体面では急激な成長に自律神経系の調整が追いつかず、血圧や体温の調節、睡眠・覚醒リズムが不安定になる脆弱性を抱えています。朝に血圧が上がらず起き上がれない「起立性調節障害」などはその代表例です。心理面でも、自立への模索、友人関係や評価への過敏さ、将来への不安など、多くの葛藤に揺れ動いています。夏休みに乱れた体内時計という身体的要因に、学校再開への緊張やプレッシャーという心理的要因が重なることで、心身のバランスは容易に崩れてしまいます。身体の不調は、思春期の心と身体が限界を知らせるSOSのサインなのです。

焦って「明日から元通りに行かせよう」と無理をさせると、緊張を高めて症状を長引かせる要因になります。まずは以下の初期対応を意識してみてください。
「身体の症状」として受け止める
だるさや起きられない状態を気持ちの問題と決めつけず、自律神経や体内時計の乱れという身体の不調として理解します。
* 「寝る時間」より「起きる時間と朝日」を整える**
早く寝かせようと焦らせず、起床時間を一定にして朝の光を浴びることから体内時計のリズムを整えていきます。
家庭を「安全基地」にする
登校できないことを責めず、つらさに耳を傾け、家を心身を安心して休められる場所に保つことが回復への近道です。

続きはやまびこブログへ https://yamabiko-clinic.jp/blog/