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安全で有効なポリープ切除と
快適な大腸内視鏡検査をめざして

亀戸内視鏡・胃腸内科クリニック

(江東区/亀戸駅)

最終更新日:2020/06/25

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  • 保険診療

がんや炎症性腸疾患など、さまざまな大腸疾患の早期発見に有用な大腸内視鏡検査。その重要性を理解しつつも、受診をためらう人は多いだろう。「亀戸内視鏡・胃腸内科クリニック」の丸岡大介院長は、「残念ながら、健康診断やがん検診の便潜血検査が陽性だったにもかかわらず大腸内視鏡検査を受けない人は多いです。陽性の原因が早期大腸がんなどの場合には、症状が出るまで放置していざ検査を受けた時にはかなりの進行状態ということもあります」と警鐘を鳴らす。院長はコールドポリペクトミーと呼ばれる大腸ポリープ切除術の研究、普及に注力してきた大腸内視鏡検査・治療のスペシャリスト。そんな院長に、内視鏡検査を受けるクリニック選びのポイントや、同クリニックでの内視鏡検査の流れなどについて話を聞いた。 (取材日2020年5月25日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q検査を受けるクリニックは何を基準に選ぶと良いと思われますか?
A

クリニック選びの判断基準はなかなか難しいですが、ポイントの一つとして内視鏡の挿入方法が挙げられます。腸を伸ばさず畳み込みながら挿入する軸保持短縮法は、苦痛の軽減を念頭に置いた検査法です。また粘膜を観察する際には腸内を気体で膨らませる必要があり、一般的なクリニックでは空気を使うことが多いですが、それだとおなかの張りが強くなります。しかし、炭酸ガスを使用すると素早く腸壁から吸収されるため、不快感も少なく済みます。さらに、内視鏡や光源の性能も重要です。拡大内視鏡と狭帯域光観察などの画像強調観察技術を併用している医療施設であれば、より精密な診断をつけることができます。この点もポイントといえるでしょう。

Qこちらのクリニックを受診するメリットはどのような点ですか?
A

当クリニックでは、今お話した軸保持短縮法を用いているほか、送気せず少量の水で視野を確保しながら挿入し、観察時には炭酸ガスを使用して苦痛を極力抑えた内視鏡検査を行っています。また全症例に対して原則、拡大内視鏡と狭帯域光観察機能を併用し、より精密に観察していきます。切除対象のポリープが見つかった際には、そのまま日帰りで切除を行うことも可能です。切除は、主にコールドポリペクトミーと呼ばれる低侵襲性の方法で行っています。この方法ですと後から出血したりすることがほとんどありません。また、当クリニックでは胃と大腸の両方の内視鏡検査を同日に受けることも可能です。

Q痛みや不安についてはどのような配慮をなさっていますか?
A

当クリニックでは、鎮静剤と鎮痛剤を併用し、できるだけ楽に検査を受けられるよう工夫しています。また、検査時には指先にセンサーをつけて血中酸素飽和度や心拍数をモニターし、安全性に配慮しています。挿入時には腸の部位によって持ち方や力加減を微妙に変えるなど、これまでの経験などから得た技術を生かして検査を進めていきます。検査後には患者さんにアンケートをお願いしており、その結果はスタッフ全員で共有し、常により良い医療を提供できる体制づくりに努めています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診と検査に関する説明

検査前、事前に受診して問診を受ける。問診では特に便通の状況が重視される。これは同クリニックが、患者の年齢や性別のほか排便状況に応じてその人に適した下剤を使い分けているため。そのほか全身疾患の有無や服用中の薬なども確認。内視鏡時の所見によってはポリープ切除が必要になることもあるため、内視鏡検査についてだけでなくポリープ切除についても詳しい説明を受ける。

2腸内をきれいにする

検査前日は消化の良いものを摂取。希望があれば、検査用の食事の紹介も。夕食は20時までに取り、就寝前に下剤を服用。当日は腸管洗浄液を指定時間から服用して腸内をきれいにする。受診時に渡される説明用紙に「何時何分にこれを飲む」と時系列でわかりやすい服用指示の記載がある。自宅か、心臓・腎臓疾患のある人や高齢者はクリニックで服用。待合室やトイレは男女別で、個室も用意。リラックスできるよう配慮されている。

3大腸内視鏡検査を受ける

検査着に着替えてストレッチャーに横になり、検査室へ移動。鎮静剤を希望する場合は静脈注射がなされ、リラックスした状態で検査を受ける。スコープが腸の奥まで到達するまで早くて2分、かかって10分程度。その後、拡大内視鏡と画像強調観察システムを用いて10分ほどの時間をかけながら、腸の粘膜をつぶさに観察。同院では張りや不快感に配慮し、炭酸ガスで腸を膨らませ詳しくチェックしている。

4必要に応じてポリープを切除

ポリープが見つかったら、拡大観察も併用して病変の形態から組織型などを診断し、切除対象となるか判断。同院では、主にコールドポリペクトミーによる切除を実施しており、病変周囲の正常粘膜を必要十分に切除範囲に入れることによって、安全性と有効性の両立を図っている。腸の粘膜には痛覚がないので、ポリープ切除時の痛みはない。病変によっては内視鏡的粘膜切除術も使い分ける。

5リカバリー室で休憩後、検査結果の説明を受ける

検査後はストレッチャーに横たわったままリカバリールームへ。約30分から1時間休憩。看護師から食事の取り方などの注意や説明を受ける。その後、医師から検査結果について説明。どんな状態で今後どのような注意が必要かなどといった詳細な説明とカラー写真のついた所見用紙を渡してくれるので理解しやすい。ポリープを切除した場合は、2週間後の再来で病理検査の結果の説明を受ける。

ドクターからのメッセージ

丸岡 大介院長

健診などの便潜血検査で要精密検査と診断されても、大腸内視鏡検査を受けない人が多いというのが現状です。そのままにしておくと進行がんになり、手遅れになってしまうことも考えられます。また便秘や下痢、便に血が混じるという方の中には、悪性腫瘍や特殊な腸炎の方もいらっしゃいます。大腸内視鏡検査は、がんや炎症性腸疾患も含めたさまざまな大腸疾患の鑑別に有用です。便潜血検査が陽性だった方やこれらの症状のある方は、できるだけ早く大腸内視鏡検査を受けるようにしてください。当クリニックでは、快適な内視鏡検査と、丁寧な病変観察、安全なポリープ切除を追求していますので、お気軽に受診していただければと思います。

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