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快適な生活をめざす
「痛い・怖い」に配慮した日帰り白内障手術

新高島平サカモト眼科

(板橋区/新高島平駅)

最終更新日:2020/10/29

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  • 保険診療

加齢によって水晶体が濁る目の病気である白内障。80歳を過ぎると、ほとんどの人がなると言われる病気だが、白内障の完治をめざせる方法は、現段階では手術になるのだそう。近年、白内障の治療法が進歩してきたことと、高齢化が進み白内障の治療が必要となる患者が増えたことから、日帰りで白内障の手術を行うクリニックが増えている。しかし実際は、目の手術と聞いて、恐怖心や不安を抱く患者も少なくないようだ。そこで、白内障の日帰り手術を行っている「新高島平サカモト眼科」の坂本純平院長に、実際の検査や手術の流れ、手術の痛みなどについて教えてもらった。 (取材日2020年6月29日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q白内障とはどんな病気なのでしょうか?
A

白内障は目の中にある水晶体が混濁する疾患です。その多くは加齢が原因で、主に目のかすみやまぶしさといった症状が出てきます。これは病気というよりは年齢による変化で、加齢とともに白髪や皮膚のしわが増えるように、誰もがかかる可能性のある疾患だとお考えいただくとよいでしょう。治療法としては、進行を抑える目的で点眼薬を用いる場合もありますが、多くの加齢性白内障の場合、根本的な治療法は手術しかないのが現状です。中には自覚症状のない方もおり、白内障と診断されたら即手術というわけではありません。ただし、生活に支障をきたす症状がある方は、生活の質という観点からも、早めに手術を受けることをお勧めします。

Q手術に痛みはありますか?
A

麻酔は点眼タイプの局所麻酔薬を使用しています。個人差はありますが、手術中の痛みをあまり感じなかったという患者さんがほとんどです。手術中は話をすることもできるため、当院では基本的にお声かけしながら手術を行いますし、術中に不安なことやつらいことがあれば、すぐに医師に伝えることができます。特に問題がなければ、手術自体は10分程度で終了。術後の10~15分の休憩時間を含めても時間はそこまでかかりません。手術のタイミングはご自身が困った時がベストですが、手術や痛みへの恐怖心から手術を先延ばしにすると、症状が進行してしまう可能性があります。医師からしっかり説明を受け、手術に関する知識をもつことも重要です。

Q手術後に、日常生活で気をつけることはありますか?
A

手術後に最も気をつけなければならないのが感染症です。白内障の術後の感染症としては、術後眼内炎などの合併症が起こる可能性があります。感染症予防のために大事なのが、処方された目薬を処方どおりにしっかり点眼すること、むやみに目の周りを触らないこと。当院では、顔を押さえたり、こすったりして目にゴミやホコリが入らないよう、起きている間は保護メガネをかけていただきます。これらの注意を守っていれば、感染症はほぼ心配いりません。術後の経過が問題なければ、翌日から外出や事務作業ができますし、翌々日からは入浴も可能で、普段どおりの生活を送ることができます。車の運転は、できれば術後数日間は控えましょう。

検診・治療START!ステップで紹介します

1医師による問診で、手術に適応するかどうかを判断

初診の場合、最初に医師による問診を受ける。医師からは、目にかすみがあるか、まぶしくないか、視力が下がっていないかなどの質問があるので、自覚症状があれば伝えよう。問診では、外傷や他の病気の影響など、加齢以外に白内障の原因があるかどうかも探っていくのだそう。問診で患者の自覚症状の有無や、白内障独自の症状があり、日常に支障をきたしているかどうかを総合的に判断して、手術適応かどうかの診断が行われる。

2詳しい検査や説明を受ける

視力、眼圧・眼底検査のほか、眼球の断面図や視神経の厚みを詳細に調べる光干渉断層計などを使い、目の状態を見極める。水晶体の濁りの状態を調べて白内障の進行度を確認し、患者にも実際の画像を見せながら丁寧に説明をしてくれる。眼球の大きさをいかに精密に測り、目に入れるレンズの適切な度数を決めるかが術後の見え方の鍵となるのだそう。検査結果をもとに、医師から手術の概要や注意点などの説明を受ける。

3手術当日、術前準備を終えてリカバリールームで待機

当日は締めつけのない楽な服装で、手術の1時間半から2時間前に来院。手術前に洗眼、消毒、瞳孔を広げる散瞳薬を15分おきに点眼して手術に備える。着替えを持参した場合、このタイミングで着替える。予約の時間がきたら、手術用のガウンを羽織り、手術室前のリカバリールームで呼吸を整えて待機する。

4白内障手術の実施

手術室ではまず感染症予防のため目を洗浄し、点眼による麻酔を行った後、手術がスタート。麻酔は点眼のみの局所麻酔で意識はあり、話もできる状態。濁った水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを入れる間、目を大きく動かさずリラックスしていれば、10分程度で終了する。医師から術中「何かつらいことがあれば、遠慮なく声に出してください」など、患者の不安を取り除くための声をかけをしてくれる。

5術後の検診

術後10~15分は院内で休息を取ってから、眼帯をして帰宅。手術翌日に受診し、以後1週間程度は感染症予防のため、就寝時以外は保護用の眼鏡をかけて過ごす。また、術後は1週間程度、3種類の目薬の点眼も忘れずに。点眼指導もしてもらえる。翌々日に再受診し、経過が良ければ1週間後、10日後、2週間と期間を空けて通院して検診を受ける。

ドクターからのメッセージ

坂本 純平院長

白内障は年齢とともに誰もがなり得る疾患です。進行度には個人差があるため、生活上困っていなければ様子をみても構いませんが、もし日常生活に何らかの支障が出ているのなら、気になった時がその方の手術のタイミングです。私自身は、白内障の手術は患者さんが受けたい時に受けるものという考え方ですが、症状があるのに手術が怖いからと、何年も我慢して過ごすのは、眼科の医師としてお勧めできません。症状がある方は、早めに相談していただくことをお勧めします。見え方に変化を感じたら、早めに眼科の医師にご相談ください。

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