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歯の保存を重視して行う
精密な根管治療

ビーノ御徒町歯科クリニック

(台東区/御徒町駅)

最終更新日:2020/02/12

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  • 保険診療

ばい菌が感染した歯の神経を治療する根管治療。再発のないよう原因を探ることも根管治療においては重要だ。アメリカ式の根管治療を学び、治療の奥深さを感じたというウィリアムズ慶子先生は、「ビーノ御徒町歯科クリニック」で根管治療を専門に診療を行う歯科医師。「何度も根管治療を行うと削る部分が多くなり歯が割れる可能性も出てきます」と話すウイリアムズ先生。削る量を最小限にし、歯を保存することを考えた精密な根管治療について話を聞いた。(取材日2020年1月28日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q根管治療とはどのようなものですか?
A

一般的に根管治療とは、神経の治療、歯の根っこの治療、あるいは根っこの膿の治療というふうに認識されていると思います。簡単に言うと、歯の神経がばい菌に感染し病気になっているという場合に、その感染しているところをきれいに取り除いて、再度感染しないよう薬を詰めるというのが根管治療です。当院には「歯を抜かなければいけないと言われたが抜きたくない」と言われて、セカンドオピニオンを求めて来院する方も多いですね。根管治療はそもそもごく一般的な治療ですが、患者さんや一般の歯科の先生方が思うよりも奥が深く、非常に難しい治療分野の学問だと思います。

Q貴院では根管治療でマイクロスコープを使用しているそうですね。
A

はい。マイクロスコープを使うことで細部まで見えるようになり、精密な治療を行えることがメリットですね。根管治療では、汚れを残さず取るということが一つの大事なポイントになります。菌自体は目に見えないので、汚染されているであろう場所を削るわけですが、そこで削りカスが出ますよね。その削りカスの中には不活化しているかもしれないけれども、ばい菌が残っている可能性が高いんです。なので、マイクロスコープを使って削りカスもきれいに洗い取らなくてはいけません。また、根っこの中は非常に暗くて細い、狭い部屋の中なので、当院では明るいライトのついたマイクロスコープを用い、よく見える状態で治療しています。

Qそのほか、こちらで行っている根管治療の特徴を教えてください。
A

当院で行っている根管治療の治療方式は、科学的根拠に基づいたものです。データの蓄積によって立証された事実をもとに治療を行っているので、その分結果は出ると思います。私は一般歯科治療に20年間携わり、何度も虫歯になったり、神経の病気になる患者さんを診てきました。その状況はおかしいと思う中、参加した根管治療のセミナーで、科学的根拠に基づいた治療をすれば、歯を残せる可能性が高まることを知り、この根管治療を専門にしました。専門性を持つことで技術や知識量も違ってきます。専門の歯科医師が担当することは、当院の根管治療の大きな特徴であり、その病気を治せるかどうかにもつながってくると考えています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診

問診は、患者の今の状態を聞くことからスタート。例えば、痛みの状態。患者が話す痛みの表現や何を食べたときに痛みを感じるかなど、その違いによって病態が異なるという。根管治療では、感染の度合いや原因を探ることが重要。過去の治療歴、何回ぐらい治療を受けたのか、どういう状態で治療を受けたのかなどの聞き取りも予後の判断要素になる。

2検査

最初に歯の状態を見て確認し、実際に触っていく。歯を叩く、押すなどのほか、温かい刺激、冷たい刺激、電気の刺激なども与えて歯の状態を調べる。通常の検査では、1本の歯をさまざまな向きから撮影するエックス線検査を行う。立体構造の歯をエックス線で撮影すると平面になるため、数枚撮ることでより細かく調べることができる。できる限り被ばくを抑えるという意味もあり、CT検査は必要がある場合のみ行う。

3検査結果と治療方針の説明

検査でわかった歯の状態、そこから導き出された治療方針をじっくり時間をかけて説明。質疑応答の後、治療を受けるか受けないかの判断は、一度帰宅して冷静に考えてから決めてもらうというのが同院のスタイル。経過観察と予後によっては、次の治療ステップに移行しなければならない場合もあるため、経過観察中に起こり得ることや予後についても説明する。

4治療

歯の神経に感染があり、治療を受けるとなった場合、根管治療を行う。根管治療では、治療の際に新たな感染をさせないことも重要。そのため同院では、治療回数をできるだけ少なくすることに努めている。治療回数はほとんどの場合3回。また治療中はマイクロスコープやラバーダムを使用し、精密さと安全面にこだわって治療を行うため、1回の治療時間は90分から2時間と長めだ。

5定期的なメンテナンス

治療した歯の状態を確認、維持するため、3ヵ月後、6ヵ月後、1年後、場合によっては最長4年後まで経過観察を行う。もともと歯に大きな病気があるケースでは、その病気が治るまで相当の時間がかかるため、治癒しているのか、していないのかを判断するにはある程度長期のメンテナンスが重要だという。治癒傾向にあれば経過を観察し、ある段階で症状が寛解していなかったり、新たな症状が出ている場合は、次の手段へと移行する。

ドクターからのメッセージ

ウイリアムズ 慶子先生

歯を抜かなければならない時など、歯が残せるかどうかは検査をしてみなければわかりませんが、適切な処置をすることによって、その歯を救うこともできるかもしれません。気になったら、根管治療を専門とする先生のところで相談することをお勧めします。今は、患者さんも情報を得やすい時代です。歯科医院や歯科医師をチョイスする機会が患者さんにも増えているということですから、正しい選択をして、できるだけ長い期間、ご自分の歯で食べられるような一生を送っていただけたらいいなと思います。

Dr
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