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歯の根の治療回数を少なく
保険適用で行える根管治療

しもむら歯科医院

(京都市右京区/西京極駅)

最終更新日:2022/08/03

しもむら歯科医院 歯の根の治療回数を少なく 保険適用で行える根管治療 しもむら歯科医院 歯の根の治療回数を少なく 保険適用で行える根管治療
  • 保険診療
  • 自由診療

虫歯が進行して神経を取らなくてはいけない場合、歯の根の治療、つまり根管治療が必要になる。根管の内部は非常に細く複雑に枝分かれしているため、治療の難易度が高く、歯科医師の高い技術が必要とされる。そんな根管治療に力を注ぐのが、西京極駅から徒歩5分の場所にある「しもむら歯科医院」だ。同院での根管治療は、難症例の場合を除いて保険適用を基本にしているという。また、歯の根の治療回数ができるだけ少なくなるよう配慮している。下村容規院長は「当院ではマイクロスコープを活用した精密な根管治療を得意としています。スタッフ一丸となり、お一人お一人のお口をしっかりと治して差し上げたいです」と語る。取材では下村院長に具体的な根管治療の流れとともに、マイクロスコープを活用することのメリットなどについて詳しく話を聞いた。

(取材日2020年6月30日/情報更新日2022年6月6日)

進行した虫歯から歯を守るための根管治療。マイクロスコープなどの先進機器を活用した精密な治療が鍵

Q根管治療とはどんな治療ですか?
A
しもむら歯科医院 滅菌対策がしっかりと行われた機器

▲滅菌対策がしっかりと行われた機器

その名のとおり、歯根と呼ばれる歯の根っこにある管の治療のことです。虫歯が進行して歯根に細菌感染が及ぶと、血行障害が起きて組織が壊死します。さらに歯を支える骨まで細菌に感染すると、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。こうした事態を避けるために、神経を取る処置が必要です。治療では、歯根の細い管に器具を入れて神経をかき出し、空洞にした上で詰め物などで封鎖。新たに細菌が入り込まないようにします。細かい作業が必要となるため、マイクロスコープなどの先進機器を活用することでより精度の高い治療が行えます。

Q問診から検査まではどういった流れで行われますか?
A
しもむら歯科医院 3次元で病変部が撮影できる歯科用CTも完備している

▲3次元で病変部が撮影できる歯科用CTも完備している

問診では、問題の原因を明らかにするために、患者さんに今まで受けてきた治療や現在の痛み、感じている不具合などについて伺います。その中でとにかくすぐに痛みを改善したいのか、時間がかかっても長く持たせる治療を希望するのかといった要望も確認します。問診の後は現在の状態を確認するため、パノラマエックス線と口腔内カメラで口の中を撮影。そして問診の結果と合わせ、総合的に状態を判断した上で治療計画を立てます。エックス線で歯根の状態が確認しにくい場合は、3次元で病変部が撮影できるCTを用いる場合もあります。

Q治療からメンテナンスまでの流れをお聞かせください。
A
しもむら歯科医院 細菌の侵入防止や治療器具の誤飲リスクを減らすラバーダムを装着

▲細菌の侵入防止や治療器具の誤飲リスクを減らすラバーダムを装着

治療前に細菌の侵入を防ぐためにラバーダムと呼ばれるゴム製のカバーをお口の中に装着させていただきます。そうすることで細菌を含む唾液が治療箇所に入ることを防止し、治療器具を誤飲するリスクを減らせます。治療には高倍率に拡大できるマイクロスコープを使い、肉眼で見るのが難しい場所を細部まで確認しながら進めます。しかし、治療で装着した詰め物やかぶせ物は、人工物なので時間とともに劣化してしまいます。また神経を取った歯は健康な歯よりもろく、再発のリスクがあるため定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスではクリーニングのほか、歯周病や虫歯、噛み合わせなどのチェックをします。

Qマイクロスコープを使うことで、どんなメリットがありますか?
A
しもむら歯科医院 マイクロスコープを使用し精密な治療を追求

▲マイクロスコープを使用し精密な治療を追求

マイクロスコープを使うと20倍程度にまで拡大して見ることができ、細くて暗い歯根の管に光を当てられるため、患部の状態を正しく把握しやすくなることがメリットです。歯科医師の感覚や経験だけに頼るのではなく、マイクロスコープでしっかり細部まで確認できることで、より精度の高い治療が可能になるのです。また、画像や動画の撮影もできるので、患者さん自身も歯根の状態を確認でき、治療への納得感も高まると思います。

Q治療回数や保険適用の有無について教えてください。
A
しもむら歯科医院 治療計画や費用面の相談も院長が行う

▲治療計画や費用面の相談も院長が行う

1本の歯を治療する場合、治療回数は4回程度かかるのが一般的です。週1回の通院として、治療期間は約1ヵ月が目安です。状態に応じて2回程度の通院で終わることもあれば、難症例だと2〜3ヵ月かかることもあります。当院では保険診療を基本にして根管治療を行っていますが、CTを使った治療では自由診療も検討します。また、これまでの治療で歯根が損傷している場合も、補修に使用する素材によっては自由診療の対象です。

ドクターからのメッセージ

下村 容規院長

虫歯などによる歯根の問題でお悩みの方は多くいらっしゃると思います。けれど不安や恐怖心から受診を先延ばしにして、深刻な状態になってから相談に来られるケースも少なくありません。早い段階で受診していただければ、さまざまなご提案が可能になり、重症化する前に治療を開始できるケースも多いと感じています。当院では専門的な技術を必要とする難症例の根管治療に対応することも可能です。お困りの方は、どうか少しの勇気を出してご相談ください。セカンドオピニオンも大歓迎です。

自由診療費用の目安

自由診療とは

自由診療の根管治療/5万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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