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不快な症状や外見の悩みを改善へ
日帰りで行う下肢静脈瘤の治療

足の静脈瘤クリニック横浜院

(横浜市西区/横浜駅)

最終更新日:2019/12/19

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  • 保険診療

足の静脈がぼこぼこと膨れ上がる下肢静脈瘤。「足の静脈瘤クリニック横浜院」の新藤貴雄院長は、「下肢静脈瘤の治療は、かつては入院が必要で足に傷が残る手術が主流でしたが、現在では日帰りで行える血管内カテーテル治療が保険適用として認められています。これから何十年という長い人生を元気に暮らしていくためにも、早めに治療を受けたほうがいいでしょう」と話す。下肢静脈瘤は命に直接関わる重大な疾患ではないため、治療を真剣に考えなかった人も、日帰りで行えるなら治療をより身近に感じられるのでは。実際、どのようなプロセスで治療を行うのか新藤院長に教えてもらった。 (取材日2019年10月15日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qまず下肢静脈瘤について教えてください。
A

足の静脈は、重力に逆らって血液を心臓に戻さなくてはならないため、内側に逆流を防ぐ弁がついています。下肢静脈瘤は、この逆流防止弁の機能が壊れることで引き起こされます。足がだるい、重苦しい、むくむ、足がつるといった初期症状から始まり、進行すると足の血管がぼこぼこと膨れ上がったりします。さらに悪化すると皮膚のかゆみ、色素沈着、皮膚潰瘍といったトラブルも起きてきます。良性の疾患で命に関わることはありませんが、加齢とともに進行していきます。立ち仕事をしている人、妊娠、出産経験のある人は発症しやすいと言われています。また、遺伝的要素が強いと考えられていますので、親族に発症した人がいる場合は注意が必要です。

Qどんな時に受診したほうがよいのでしょうか。
A

足が重苦しい、だるい、よく足がつるなどの不快な症状に気づいたら早めに受診しましょう。静脈がぼこぼこと膨れ上がったり、蜘蛛の巣状に静脈が広がっているなど外見が気になる場合、さらに皮膚炎や色素沈着などの皮膚炎を発症している場合も受診をお勧めします。下肢静脈瘤は5年、10年と徐々に進行していく疾患ですので、なるべく早期に受診して診断することが大切。これまで近くのかかりつけ医などを受診しても、「特に問題はありません」となどと言われ、そのままずっと放っておいたら症状が悪化したというケースもあります。ご自身で足を観察して何か気になることがあったら、下肢静脈瘤の専門クリニックを受診してください。

Qどんな治療法がありますか。
A

下肢静脈瘤の症状によって治療法は異なります。初期段階では保存的療法として生活習慣の改善や弾性ストッキングの着用によって症状を抑えます。静脈がこぶのように膨らむ伏在型静脈瘤では血管内カテーテル治療を行います。これは静脈内に高周波を当ててその熱によって血管をふさぐ治療法で、高周波治療とも呼ばれます。また、静脈がくもの巣状や網目状になっている場合は、硬化療法を行います。これは静脈に硬化剤という薬を注入し、その後弾性ストッキングなどで圧迫し、静脈瘤そのものを退化、消失させることが目的です。高周波療法、硬化療法、いずれも保険適用で、日帰りで行えます。治療した当日から日常生活を送ることができます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診と超音波検査

どんな症状が出ているか、足の重み、だるさなどの症状があるか、本人の既往歴、何か薬を飲んでいるかどうか、家族に下肢静脈瘤を起こした人がいるかどうかなどについて、丁寧に問診。その後、超音波検査で静脈の状態をチェック。血液の逆流や滞りがあるかどうか、弁の状態などを詳細に検査。主に足の太ももとふくらはぎの静脈を調べて.どの程度進行しているか判断する。

2診断と治療方針の説明

問診と超音波検査によって下肢静脈瘤の進行程度を診断。初期段階で軽症の場合は、生活習慣の改善や弾性ストッキングの着用を指導し、進行を抑制する。血管が膨らんでいる、もやもやと透けて見えるなどといった外見上気になる場合は、静脈瘤の種類と血管の太さによって、高周波療法もしくは硬化療法を選択。同クリニックでは、治療を敬遠されがちな蜘蛛の巣状や網状の静脈瘤に対しても精密な治療を実施しているという。

3症状に合わせた治療を実施

治療は超音波で血管の位置や状態を確かめながら精密に行う。高周波治療の場合は、局部麻酔で治療時間は片側15~30分、両足でも30~60分と短時間で終わる。高周波で焼かれた静脈は血液が流れなくなり、その後3ヵ月~6ヵ月で退縮されていく。硬化療法の治療時間は5~10分程度だが、治療の範囲によって若干長くかかる場合も。いずれの治療も日帰りで行う。治療中は、看護師が優しく声がけをしてくれる。

4治療の翌日に検査

治療を受けた翌日、もしくは翌々日に来院して超音波検査を受ける。合併症が起きていないか念のため確認するほか、血液の逆流がないかどうか、静脈がきちんと閉じているかなどを丁寧に検査していく。

51ヵ月後、3ヵ月後に再検査

1ヵ月後に静脈の状態をチェック。超音波検査によって血液の逆流がないかどうか、血管が閉じているかどうかを詳細に確認する。血管のぼこぼこは治療後、徐々に治まっていくので、ぼこぼこが順調に治まっているかどうかも確認する。さらに3ヵ月後に最終確認を行う。再発していないかどうか、他の静脈に症状が起きていないかなどをチェック。何も問題がなければ治療は終了。

ドクターからのメッセージ

新藤 貴雄院長

下肢静脈瘤は外見上の問題だけでなくADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)とも深く関わっています。外見が気になるからあまり外出したくない、足が重くて動くのが億劫などといったことが続くと、足腰も弱ってきてしまう恐れもあります。今、平均寿命が延びている中、いつまでも元気に過ごしていくためにも、下肢静脈瘤の早期治療はとても重要と考えています。当クリニックでは日帰りで体に負担の少ないように配慮しながら治療を行っていますので、これまで受診をためらっていた方もぜひ受診していただきたいと思います。足が重くてつらい、だるい、足の血管が膨らんできたなどといった自覚症状のある方は、早目にご相談ください。

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