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佐藤 成憲 院長の独自取材記事

さとう乳腺内科・健診クリニック

(名古屋市名東区/一社駅)

最終更新日:2020/04/01

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名古屋市営地下鉄東山線・一社駅から徒歩3分。幹線道路に面した医療ビルの一角で、「さとう乳腺内科・健診クリニック」が開業した。名前のとおり、乳腺疾患はもちろん、各種健診も実施しており、ホテルのロビーのようなシックで落ち着いた院内は、健康診断や人間ドックを受ける人の緊張をほぐしてくれそうだ。「急速に増えている乳がん患者を目の当たりにして、使命感を持って乳腺外科・内科を専門としました。また、近隣の先生方からもMRIの検査依頼を受けつけていますよ。」と語る佐藤成憲院長。乳がんの特徴、治療の実態や検査について、また乳がん治療を下支えするクリニックという理念についても聞いた。(取材日2019年11月13日)

乳がん検診、診断ならびに治療を支えるクリニックに

医師になられて、乳腺外科・内科の道を選ばれたのはどうしてですか?

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両親に「医者というのは良い職業だ」と聞かされて育ち、それを信じて、小さい頃から医師になろうと思っていました。物心ついたらという感じで、その後も迷いなく医学の道へ進みましたね。外科を志し、がんセンターで研鑽を積んでいたのですが、さまざまながんを診るうちに、特に乳がんは罹患者が増えていると感じました。生活習慣が欧米化したり、睡眠時間や運動時間が減少したり、また、現代女性は乳がんになりやすい背景で生活しています。患者さんの数も多くなり、社会のニーズも高まりつつある乳がん治療のスペシャリストになりたいと思い、専門の道へ進みました。一方で乳がん診療は手術だけではなく、薬の治療もとても重要で、その専門性の高さにも惹かれました。乳がん“も”できるという態度ではとても乳がん診療は身につかないと感じ、乳がん“しか”できないというぐらい集中して努力しました。

クリニックを開業されたのには、どんな想いがあったのですか?

勤務医として経験を積む中で、手術可能な病院の乳がん診療の負担が大きすぎることを実感しました。患者さんの人数は非常に多く、検査や治療で常にパンク状態で、外来も何時間も待つ状態となっていました。初期の検査から看取りまで、一つの病院が一貫して行うことは良い面もありますが、質が低下しがちです。クリニックで可能な治療の協力や、クリニックでの経過観察の提携ができれば、より質の高い対応が可能になると強く思うこともあり、そうした乳がん治療を支えるクリニックの必要性を感じていました。そんなことを考えていた時に、幹線道路沿いで、かつ住宅街の広がるこの場所をご紹介いただき、ぜひやってみようと一念発起しました。地域に暮らす方はもちろん、電車アクセスも良いので沿線の方にも立ち寄っていただきやすいと思います。駐車場もあります。

クリニック名に「健診」とついているのは、珍しいですよね。

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乳がんの治療として、早期発見・早期治療が大切なのは言うまでもありません。生活習慣病で言えば、いわゆる未病の状態のうちに体からのサインを読み取って、生活習慣の改善など適正に対処すれば発病せずに今までと同じ生活を長く続けることもできるでしょう。健康寿命の延伸も医師として重要な責務ですし、さまざまな検査ができる健診施設も兼ね備えることにしました。そこで被ばくのないMRIも設置し、専門性の高い健康診断・人間ドックが行えるようにしました。また、近隣の先生方からのMRIの検査依頼や、企業健診も受けつけていますよ。そのほか予防接種なども行います。院内はシックで落ち着いた雰囲気に整え、病院というよりはホテルのロビーのようなイメージにしました。

診断、確定、精密検査を一貫して行うことが特徴

乳がんの特徴について教えてください。

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乳がんは適切なタイミングで治療をすれば、今までと同じ生活を送ることができる可能性が高いがんです。がんの中では長生きできるがんですが、一方で、乳がん全体の2割ほどですが、非常にタチが悪く、早期に発見しても完治が難しいタイプもあります。いわゆる完治とはお薬の治療で、手術では取り除くことができなかったがん細胞を全滅させることができた状態を言います。すなわち、お薬が効きにくい乳がんだと完治が難しいのです。遺伝子の研究が進むにつれ、さまざまなお薬が開発されていますので、いずれ克服できる時代が来ることでしょうが、今できることは早期発見・早期治療です。

乳がん検査の重要性をよく耳にするようになりました。検査を受ける際のアドバイスなどありますか?

まず必ず行ってほしいのが、月に1回の自己検診です。時期を決めて乳房に触れて、特に硬さの左右差があるかどうかを意識してチェックしてください。気になって毎日チェックする人もいるかもしれませんが、あまり頻繁に触れているとその変化に気づけないことがあるので、閉経前の女性は生理後のタイミングで行うのが良いです。次に重要なのがマンモグラフィの検査です。40歳を過ぎたら必ず2年に1回の頻度で定期的に検査してほしいですね。エコーの検査も検診で行う女性が増えています。エコーの検査はマンモグラフィと併用して威力を発揮する検査ですので、検査内容を選択する際によく相談して選択してください。また、良性の腫瘍があると言われたことのある方は、特に多数認められた場合には、ぜひ乳腺専門の医師に今後の対応について相談してください。ほんの少し乳がんにかかりやすい傾向があります。

こちらのクリニックでは、乳がんに対してどんな検査・診療を行っていますか?

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当院は、乳腺の基本となる検査として、マンモグラフィとエコーの検査を行います。わかりやすく説明をしたのちに、乳がんを疑う状況であれば、MRIを導入していますから当院のみの通院で、患者さんの不利益が少なく、かつ、比較的短期間で診断でき、手術が必要とされる場合に有用なデータを効率良く準備できるのが強みです。特にMRIは、順番待ちの期間が長くなりがちですが、当院は早めに撮影できます。不安な気持ちで長く待たなければならないのは、つらいことですよね。そういった面からも、当院で必要とされるデータを手際良くそろえて、手術が可能な病院へ紹介させてもらうことは、大きな意味があると思っています。

満足いく医療の提供と、乳がんの啓発をめざして

プライベートについてもお聞きします。先生のご趣味は何ですか?

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昔からゴルフをやっていて、1〜2ヵ月に1回程度ラウンドしていました。ゴルフ仲間とゆったり会話を楽しむのも、貴重な時間なのですが、さすがに最近はクリニックオープンの忙しさもあって、なかなかコースに出られません。いずれ落ち着いたら時間をとりたいですね。あとはワインが好きです。家の近くにすてきなワイン屋さんがあって、夫婦ですっかりワインファンになってしまいました。お値打ちでおいしいワインを飲みながら、一息ついている時間が何よりも幸せですね。

先生のモットーを教えてください。

シンプルですが、「一生懸命やる」ということです。レベルの高い医療に注目されがちですが、コミュニケーションが良好な医療を提供することが重要だと考えています。患者さんに対しては、必要以上に心配させないように、誤解を生まないように言葉を選んでいます。乳がんなのではないかと心配し過ぎて、何日も眠れなかったという人にもよく会いますし、それだけ繊細な気持ちで自分の症状と向かい合っていらっしゃることを肝に銘じて、丁寧な対応を心がけています。さらに、クリニックのスタッフに対してもしっかりとコミュニケーションを取っていきたいです。安心して自分の能力を生かして自信をもって働いてもらいたいです。そういう職場は、患者さんも安心して受診していただけます。スタッフとともにチームプレーで取り組んでいきたいですね。

クリニックの今後について、どんな展望をお持ちですか?

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まずは多くの人に知ってもらいたいです。「きちんと診てもらえた」「スムーズに健診を受けられた」といったご意見を、患者さんに言ってもらえるよう、また、皆さんから選択していただけるクリニックにしていきたいです。そのためには、実際に検査を受けた方が周りの人にも伝えたくなる、そんな医療を提供したいです。まだまだ日本の乳がん検査の受診率は、諸外国に比べ低い状況ですので啓発も必要だと感じます。一乳腺外科クリニックとして、乳がん死亡率低下に貢献したいと考えています。皆さん忙しい時代ですから、そんな日常生活の中の何かのついでに乳がん検診ができる仕組みがあるといいのかなと思ったりします。健康診断を含めて、患者さんの利益になるような取り組みをしていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/3万円~
脳ドック/3万3000円~

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