全国のドクター9,367人の想いを取材
クリニック・病院 160,592件の情報を掲載(2022年8月09日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市北区
  4. 西梅田駅
  5. ほしやまクリニック
  6. 星山 文明 院長

星山 文明 院長の独自取材記事

ほしやまクリニック

(大阪市北区/西梅田駅)

最終更新日:2022/07/04

20220628 191863 top

西梅田駅すぐにある泌尿器科「ほしやまクリニック」は、ヒルトンプラザイースト5階の「大阪梅田メディカルセンター」内に2019年3月に開業。泌尿器科の診療を中心に、疲労感やイライラ、抑うつ、性欲低下など、人によって異なる症状が出る男性更年期障害の診療にも力を入れている。男性更年期障害の症状や治療法、夜間頻尿と睡眠時無呼吸症候群の診療、女性患者のための女性医師の診療時間の設置など、土地柄をふまえ「オフィスの救急箱」でありたいと話す星山文明院長に話を聞いた。

(取材日2019年9月6日)

「働き世代に知ってほしい」男性更年期障害診療に注力

男性更年期障害に力を入れていると伺いました。

1

私は勤務医時代に仕事を頑張りすぎて、一時期は燃え尽きてしまったかのように心身ともにとてもつらい時期がありました。それから男性更年期という疾患を勉強し、自分自身の治療を通じてその必要性を心から実感したんです。男性更年期障害の症状は多岐にわたり、精神面であれば「やる気が出ない」「不眠」など、うつ病と間違われる症状があります。肉体的には男性ホルモンが低下することで、メタボ体型になりおなかがぽっこりしたり、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病から、やがて心筋梗塞や脳梗塞などの疾患にもつながっていく可能性もあるんです。当クリニックがある地域はオフィス街で働き盛り世代の方が多いのですが、「いま一つやる気が出ない」など症状を訴える人も少なくありません。そういう人たちの助けになれるよう、男性更年期障害、LOH症候群の診療に力を入れています。

男性更年期障害の症状を聞くと、加齢や別の疾患として捉えられるケースも多いのではないでしょうか。

かつては「ピークが過ぎた」ということで諦められていたかもしれません。しかし、男性ホルモン値の測定とAMSスコアというアンケートで簡単に、そしてクリアに診断がつきますし、もし男性ホルモンが少なくなってしまったのであれば、それを補充してあげればいいんだということを知っていただきたいですね。男性更年期障害だと判断した場合は、男性ホルモンを補充する注射や、塗り薬、そしてサプリメントのご紹介を行っています。男性ホルモンは「元気ホルモン」とも呼ばれるもので、実は女性にも必要なもの。女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが悪くなっている女性にも対応できます。

貴院のある「大阪梅田メディカルセンター」設立にも携わったと伺いました。

2

主に大学の先輩・後輩でタッグを組み、泌尿器科である当クリニックほか、内科、心療内科、精神科、整形外科、形成外科、皮膚科の合計5つのクリニックと薬局で、2019年3月に「大阪梅田メディカルセンター」を立ち上げました。医師が中心となって設立したメディカルセンターですから、その連携も強みです。例えば先ほどの男性の更年期障害であれば、診断は当院で、さらに男性ホルモンが減っていると骨密度の低下等の可能性も出てきますから隣の整形外科で検査、また向かいの内科では動脈硬化などの検査ができるようオプションも用意しています。実際に検査してみてそのほかの疾患が見つかるケースもありますが、骨粗しょう症であれば整形外科の先生に、生活習慣病の恐れがあれば内科の先生に、ふさぎこむのがメンタルの問題であるなら心療内科に……と、このフロア内でトータルマネジメントができるのは大きなメリットです。

泌尿器科疾患から睡眠時無呼吸症候群の診療も可能

院内には睡眠時無呼吸症候群のポスターが多いですが、治療に注力していらっしゃるのですか。

3

私自身が体調を崩してから男性更年期障害の診療に力を入れていますが、長らく排尿障害の研究をやってきました。就寝中に目覚めてトイレに行く「夜間頻尿」は男女問わず多いのですが、その夜間頻尿は睡眠時無呼吸症候群との関連が示唆されています。当院では、夜間頻尿から睡眠時無呼吸症候群まで、トータルで診療することができるのが特徴です。睡眠時無呼吸症候群は、若い方であれば肥満が原因のケースが多いですが、高齢になると痩せていてもその可能性があります。例えば足のむくみの原因である体内にたまった水が、就寝後に頸部まで移動し、首筋から喉がむくんで睡眠時無呼吸症候群の症状が出てしまうことも。こうしたケースでは多飲多尿、夜間頻尿などとも密接に関係するため、注意が必要です。

かかりつけ医のように、さまざまな疾患に対応してもらえるのですね。

当院では泌尿器科領域内の検査はほぼできるくらい設備を整えており、検査の結果、もし手術が必要な場合は連携している大阪回生病院を紹介いたします。大阪回生病院は開業直前まで私が部長を務めていた関係から、患者さんのご希望に応じて私が執刀することが可能で、また術後は当クリニックで引き続き診させていただくこともできます。これまで前立腺肥大症など排尿障害もある疾患や、泌尿器科領域のがんや尿路結石症、慢性腎臓病や血液透析などを対象に、全人的に診療を行ってきました。基本は泌尿器科領域を中心に「ちょっと疲れているな」など何か気になることがあれば、気軽にお越しいただければうれしいですね。何かあれば当メディカルセンター内のクリニックとも連携しておりますし、そのほか専門の病院にも紹介させていただきます。

先生が泌尿器科を選んだ理由について教えてください。

4

とてもお世話になった先輩医師がおり、その方に熱心に勧誘されて入局しました。正直、泌尿器科医師になるとは思ってなかったんですよ(笑)。ただ、もともと外科系に進みたい気持ちがありました。腎臓や膀胱周辺の外科でもある泌尿器科ですから、ダイナミックな手術から拡大鏡を使用しなければできないような繊細な手術、腎移植などもあり、調べていくうちに興味が湧いたんです。また、私の母が出産のときに腎不全になり「泌尿器科の先生にとてもお世話になったの」と子どもの頃から聞かされていたというのもあって、さまざまな意味でご縁があったのかもしれません。

老若男女が通院できる「オフィス街の救急箱」に

女性医師の診療時間も設けていると伺いました。

5

オフィス街ですから若い女性の方もいらっしゃいます。特に女性に多い膀胱炎は風邪を引くのと同じで、疲労が蓄積することで症状となって表れます。しかしやはり症状が症状だけに「男性医師だと恥ずかしい」と言われる方もいらっしゃいます。プライバシーに配慮しつつ気楽に相談しやすい環境をつくるためにも、わずかな枠となりますが女性医師がいる時間帯を設けることにしたんです。女性にしろ男性にしろ、当クリニックは働き盛り世代が多いので、そういった方々の悩みを解決できるような「オフィス街の救急箱」として、気軽にお立ち寄りいただけるような診療をしたいと考えています。

患者さんに接する際に心がけていることはなんですか。

特に意識はしていませんが、なるべく患者さんに笑顔になってもらえるよう楽しい話題を振ったり、必要以上に緊張した顔にならないよう私自身の表情にも気をつけたりしていますね。体調に不安があると気持ちも沈んでしまうので「良くなっていますね」と治療の変化を口に出すことで、患者さんも自然と笑顔が増えますし、心ごと癒やせるかと考えているので、今後も患者さんと気楽に楽しくお話ができる環境でありたいなと思っています。これまでの勤務先では、外来のスタッフから「患者さんの笑顔が多く、診療中の雰囲気がいい」と言われていたんです。自分ではわからないし自然にやっているだけですが、開業後もそこは継続していけたらと思っていました。

読者へのメッセージをお願いいたします。

6

当院は睡眠時無呼吸症候群と夜間頻尿をトータルで診られるほか、女性医師の診療時間も設けており、老若男女が気軽にお越しいただけるよう体制を整えております。中でも力を入れているのが男性更年期障害の診療です。例えばご家族、特に奥さまから見て、ご主人が「体がつらそう」「ふさぎがち」に見える、あるいは男性更年期障害は性機能にも問題が出るので「夫婦生活が最近ない」など、その変化に最も気づきやすい存在だと思います。「最期の瞬間までアクティブに動き回る男性」であってほしいし、そのためのサポートをしていきたいと考えています。多くの働き盛りの男性が更年期の症状に悩まされていると思いますが、ぜひ適切な治療を受けて元気になっていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・男性更年期障害:初診料3万円~(検査代込み)

Access