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マウスピース型装置のリスクを理解して
後悔のない矯正を

代々木上原矯正歯科

(渋谷区/代々木上原駅)

最終更新日:2023/06/30

代々木上原矯正歯科 マウスピース型装置のリスクを理解して 後悔のない矯正を 代々木上原矯正歯科 マウスピース型装置のリスクを理解して 後悔のない矯正を
  • 自由診療

出っ歯や受け口、八重歯など、歯列の乱れや上下の歯がきちんと噛み合わない状態を「不正咬合」という。矯正治療は不正咬合の治療法の一つで、矯正装置を使って顎や歯を動かすことで、乱れた歯並びと噛み合わせを正しい位置に導いていくことをめざす。東京都渋谷区の「代々木上原矯正歯科」は、矯正治療専門の歯科医院。難症例も含め幅広く研鑽を積んだ澤田亜理沙院長が、歯並びや噛み合わせの悩みを持つ地域の幅広い世代の要望に応えている。「矯正治療には長い時間と費用がかかります。だからこそ正しい知識を持って後悔のない選択をしていただきたいと思います」と語る澤田院長に、近年ニーズが高まっているマウスピース型装置を用いた矯正のメリットとデメリット、歯科医院選びのポイントなどを解説してもらった。

(取材日2023年4月12日)

それぞれの矯正装置のメリットとデメリットを理解して、自分の歯並びや生活スタイルに適した選択を

Qコロナ禍で矯正治療へのニーズは高まっていますか?
A
代々木上原矯正歯科 患者の要望を聞きながら矯正の提案を行う

▲患者の要望を聞きながら矯正の提案を行う

厚生労働省の患者調査によると、2022年10月に歯列矯正のため全国の歯科医院を訪れた患者数は、コロナ禍前の2017年10月と比べて増加したそうです。当院でも「マスクで口元が隠れる今のうちに矯正したい」という成人患者さんが増えています。また、2023年3月からはマスクの着用が個人の判断となり、マスクを外す機会が増えたことで改めて歯並びを意識する方もいらっしゃるようです。コロナ禍以前は、特に成人女性には外から見えにくい裏側のワイヤー矯正やマウスピース型装置を用いた矯正に興味を持たれる方が多かったのですが、コロナ禍ではマスクで口元が見えないため、表側矯正を選ぶ方が増えた印象があります。

Q矯正装置の種類と選び方について教えてください。
A
代々木上原矯正歯科 装置の違いについてそれぞれ丁寧に説明する

▲装置の違いについてそれぞれ丁寧に説明する

矯正装置には大きく分けて固定式のワイヤー矯正と、取り外し式のマウスピース型装置を用いた矯正があります。ワイヤー矯正では歯の表側または裏側にブラケットと呼ばれる装置を接着して、そこにワイヤーを通して動かしたい歯に力をかけていきます。矯正装置にはそれぞれに長所と短所があります。できるだけ治療期間を短くしたい、目立たないほうがいいなど、患者さんの希望や生活スタイルに合うものを選ぶことが大切です。また、マウスピース型装置を用いた矯正では対応が難しいケースもあります。ご自分の歯並びがマウスピース型装置を用いた矯正の適用になるかどうか、矯正の経験と知識を持つ歯科医師による検査・診断が必要です。

Qワイヤー矯正のメリットを教えてください。
A
代々木上原矯正歯科 マスク生活を経て、ワイヤー矯正の需要が増えている

▲マスク生活を経て、ワイヤー矯正の需要が増えている

ワイヤー矯正は最もオーソドックスな矯正法です。これまでに多くの症例に対応してきており、ほとんどの歯並びに使用できます。表側矯正は外から見えることが欠点ですが、歯科医師が直接コントロールするため治療がスムーズに進みやすく、患者さんに装着をお任せするマウスピース型装置と比べて矯正期間短縮が望めるのがメリットです。歯の裏側に装置を付ける裏側矯正なら目立ちにくいのですが、装置に舌が触れやすく慣れるまでは発音しづらくなることもあります。話すことを仕事にしている方は他の方法を選択したほうが良いかもしれません。見た目にこだわらず、なるべく早く治療を終えたい方には、表側のワイヤー矯正が向いていると思います。

Qマウスピース装置のメリットとリスクを教えてください。
A
代々木上原矯正歯科 マウスピース装置とワイヤー矯正のメリットデメリットを理解

▲マウスピース装置とワイヤー矯正のメリットデメリットを理解

取り外しが可能で、歯を衛生的な状態に保ちやすく矯正中のストレスが少ないことがメリットでしょう。一方で、装着時間を守らないと計画通りに歯を動かすことが難しくなり、矯正期間が予定より長引く可能性があります。自己管理が苦手な人は、歯科医師主体で治療を進めるワイヤー矯正を選択したほうが良いかもしれません。また、マウスピース型装置はちょっとした前歯のでこぼこや、少しの隙間の改善を図るなど、比較的軽微な矯正には適していますが、全体的な噛み合わせや歯並びをしっかりと整えることには向かない場合もあります。実際に、マウスピース型装置を用いた矯正で奥歯が噛み合わないなどのトラブルも起こっています。

Q歯科医院を選ぶ際のポイントを教えてください。
A
代々木上原矯正歯科 患者が望む歯並びに向けて、しっかりとしたカウンセリングが大切

▲患者が望む歯並びに向けて、しっかりとしたカウンセリングが大切

マウスピース型装置を用いた矯正の適用かどうかの判断や、矯正中に予定通りに歯が動かないといったトラブルへの対応は、専門的な知識と経験がなければ難しいと思います。矯正治療を専門とする歯科医師は、歯科の大学を卒業した後にさらに十分な修練を積んでいることが多いです。そういった歯科医師がいる歯科医院を選ぶのも、一つのポイントになるでしょう。それから、事前のカウンセリングでそれぞれの矯正装置のメリット・デメリットをきちんと説明できる歯科医師がいる歯科医院を選ぶことも大切だと思います。

ドクターからのメッセージ

澤田 亜理沙院長

矯正中に虫歯になると、虫歯の治療を優先するため矯正を中断することになり、矯正期間が長引いてしまいます。当院では通院ごとにクリーニングを実施していますが、虫歯予防の基本は毎日の歯磨きです。正しい歯磨きを心がけましょう。また、きれいな歯並びは矯正治療が終わってすぐに安定するわけではありません。良好な位置を維持するため、矯正後は保定装置の使用が必要です。保定装置を使用しなければ、せっかく歯並びが整っても崩れてしまい、場合によっては再治療になることもあります。最後までしっかり通い切り、整った歯並びと噛み合わせを維持していただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

基本検査料/4万4000円、表側矯正/88万円~93万5000円、裏側矯正/132万円、マウスピース型装置を用いた矯正/4万4000円~104万5000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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