「抜歯が必要」と言われても諦めない
歯を残すための歯周病治療
紬デンタルオフィス四谷三丁目
(新宿区/四谷三丁目駅)
最終更新日:2026/08/10
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自覚症状が出にくく、気づいたときにはかなり進行しているケースが多い歯周病。歯の揺れや出血、歯茎の下がりを感じた時にはすでに悪化しており、通院先の歯科医院で突然「抜歯が必要」と宣告されてショックを受ける患者も少なくない。しかし、重度の状態であっても、諦める必要はない。精密な診査・診断と根気強いアプローチを行うことで、自分の歯を残せる可能性は十分に残されているという。「紬デンタルオフィス四谷三丁目」の小糸潤院長は、徹底的に歯を残すことを追求。新鋭機器を用いた適切な診査・診断と精密な処置、一人ひとりに合わせた根気強いアプローチで、歯の保存にこだわった歯周病治療を提供している。そんな小糸院長に、歯周病とその治療について、詳しく聞いてみた。
(取材日2026年7月29日)
目次
自覚症状が出にくいまま進行する歯周病、専門的な治療とセルフケア指導で歯を残せる可能性を探る
- Q歯周病ではどのような症状が出るのでしょうか?
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A
▲歯周病の早期発見・早期治療の大切さを語る院長
歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどないことが多い病気です。軽度から重度まで幅広いステージがあり、本人の気づかないうちに進行してしまうことが少なくありません。初期のサインとしては歯磨きの際の出血や口臭などが挙げられますが、痛みが少ないため見過ごされがち。歯茎が下がってきた、歯が揺れてきたと感じる頃には、すでにかなり進行していることがほとんどです。進行すればするほど治療は難しくなり、良い状態を取り戻すためにかかる時間や治療負担が増大します。早期発見と早期治療がとても重要なのです。痛みがないからといって油断せず、自覚症状の有無に関わらず定期的に歯周組織の状態を確認することが大切になります。
- Q毎日歯磨きをしていても歯周病になってしまうのですか?
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A
▲予防の質を高めるための丁寧な診査と指導を重視
歯周病と診断され、「毎日歯磨きをしているのに」とおっしゃる方は多くいます。しかし、磨いていることと汚れが落ちていることは異なります。本人は毎日しっかり磨いているつもりでも、歯ブラシが正しい位置に当たっていないと汚れが残ってしまいますし、歯と歯の間の汚れを落とすには、通常の歯ブラシでの歯磨きだけでなく歯間ブラシやデンタルフロスの活用が重要です。歯についた汚れ・歯垢が歯石になってしまうと自分では取り除けませんので、歯科医院でしっかり取ってもらうことも欠かせません。歯並びや生活習慣、体質によっても適切なセルフケアは変わりますので、自分に合った方法を歯科医師・歯科衛生士と一緒に見つけることが重要です。
- Q歯周病治療において大切にされていることは何ですか?
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A
▲患者と口腔内の状態を共有し、二人三脚で改善をめざす
最も大切にしているのは、可能な限り自分の歯を残すということ。そのために、まずは、なぜその状態になってしまったのかという根本原因を徹底的に突き止めます。歯磨きの問題だけでなく、噛み合わせや生活背景まで含めて総合的に評価し、できる限り歯を残すための治療の選択肢を検討するのです。また、歯周ポケットの深い部分の歯石を除去する際にはマイクロスコープや拡大鏡を使い、取り残しがないよう丁寧に処置することも心がけています。さらに、再発を防ぐには患者さんの意識が大切です。そのため、口腔内写真や動画を共有し、現状と課題を理解することで、治療とセルフケアへのモチベーションを高めていただくことも大切にしています。
- Q重症度によって治療の内容は変わるのでしょうか?
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A
▲レーザーなどの先進の機器を活用し、負担に配慮した治療を実施
スケーリングやルートプレーニングといったクリーニングや、セルフケアの改善を軸とする基本的な流れはどの段階でも同じです。軽度であればこの基本治療で状態が改善に向かうことがほとんどですが、重度に進行してしまうと歯茎を切開して奥深くの歯石を除去するような外科治療や、失われた骨や歯周組織の再生を図る再生療法が必要になってくる場合もあります。ただし、こうした治療は身体的・精神的負担が大きく、当院ではできる限り避けたいと考えています。そのため、歯周ポケット内の治療にレーザーを使用したり、マイクロスコープや拡大鏡を活用して手の感覚に頼らず目視で歯石を除去したりするなど、非外科治療に力を注いでいます。
- Q進行してしまった場合、抜歯するしかありませんか?
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A
▲患者と歩幅を合わせ、患者の後悔のない選択を大切に
歯周病が進行していても、すぐに抜歯が必要になるとは限りません。まずは歯を残せる可能性がないかどうか、丁寧に検討します。一方で、骨の吸収が大きく進み、他の健康な歯に悪影響を及ぼすなど、歯を残すことが将来的に患者さんの利益にならないと判断される場合は、抜歯を勧めることもあります。当院では患者さんの意思を何より大切にしており、抜歯が必要な理由を丁寧にご説明した上で、それでも残したいというご希望があれば、無理に抜くことはせず、どうすれば最善の経過をたどれるかをじっくりと一緒に考えます。大切なのは、5年後、10年後の将来を見据え、患者さんと一緒に治療方針を決めていくことだと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とは精密歯周病治療/5万5000円~

