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爪と足のトラブル・悩みに対応
クリニックで受ける医療フットケア

さわクリニック

(大阪市阿倍野区/西田辺駅)

最終更新日:2025/08/13

さわクリニック 爪と足のトラブル・悩みに対応 クリニックで受ける医療フットケア さわクリニック 爪と足のトラブル・悩みに対応 クリニックで受ける医療フットケア
  • 保険診療
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「フットケア」と聞くと、通常はマッサージや、美容サロンなどで受ける慰安やリフレクソロジー的なケアを思い浮かべるのではないだろうか?そうした施術とは異なり、医療的な視点に立ち、爪・足の健全な状態を取り戻すため、あるいは健全な状態を保つために提供されるのが「医療フットケア」だ。爪・足に悩みを抱える人は多いが、大阪エリアで実践している施設はあまり多くない。そんな中「さわクリニック」は、「地域の健康の相談窓口」をモットーに掲げ、医療フットケアを提供している。一体どのような悩みを対象にしたサービスなのか、実際のケアはどう進められるのか、さらに爪・足を健全な状態に保つ重要性などについて、院長の澤禎徳(さわ・よしのり)先生にわかりやすく解説してもらった。

(取材日2025年7月25日)

医学な知識や専門的な技術を生かし、爪・足をより健全な状態に導くための「医療フットケア」

Qどのような方が医療フットケアを利用されますか?
A
さわクリニック 患者一人ひとりに合わせた専門的なケアを提供している同院

▲患者一人ひとりに合わせた専門的なケアを提供している同院

多いのは、ご高齢になって手が届かない、よく見えないなどの理由で自身で爪が切れなくて困っておられる方や巻き爪の方です。肥厚爪(ひこうつめ)といって、爪が分厚くなって爪切りでは切れないという方もおられます。巻き爪で抜爪(ばっそう)されるのが怖いので行きたくないと、ご自身で無理やり切って出血されている方は少なくありません。胼胝(たこ)や鶏眼(うおのめ)を自分で切って、傷が化膿された方もおられます。そうした方々にきちんとしたケアを提供したい、と考えたのがそもそもの始まりです。当初は「先生、なんだか爪が変」と訴える方がチラホラいましたが、最近は紹介で来られる方も増えています。

Q医療フットケアの学校に通われたそうですね。
A
さわクリニック ゆったりと座ることのできるソファーにて施術を実施している

▲ゆったりと座ることのできるソファーにて施術を実施している

看護師を務めている妻が通いました。医療フットケアを専門的に学べる学校です。足や爪に注目するようになって気づいたのは、足の爪を切ることができず、どこに相談すれば良いのかわからないまま放置されている方の多さ。おじいちゃん、おばあちゃんの足のケアまで気を配れるご家族の方は限られています。実際のところ、長く当院に通ってくださる患者さんに足を見せていただくと、とんでもない状態になっている方もおられます。妻が学んでくれたおかげで、そうした方に「専門的なケアを提供できます」と自信を持って言えるようになりました。

Q足のケアが不十分だと、どのような問題がありますか?
A
さわクリニック ケアを通して、足全体の状態改善をめざしていく

▲ケアを通して、足全体の状態改善をめざしていく

巻き爪などがあると歩きづらく、心身両面への悪影響が心配されます。また、当院で足を見せてくださった高齢者の方は、水虫に感染しておられる方も多く見られました。「かゆくないから大丈夫」と思われるかもしれませんが、爪水虫はかゆみを伴いませんし、爪水虫になっている方の多くは足の皮膚にも感染しています。足に傷ができると、そこから菌が侵入して化膿し、悪化すると細胞が壊死する恐れもあります。一方、高齢になると新陳代謝が低下して、爪が伸びない、小指の爪がない、爪や足の色が悪いという不健全な状態になりがちです。ケアを通して血行を促し、これらの状態の改善をめざしていきます。

Q実際のケアの進め方を教えてください。
A
さわクリニック 専用の道具を用いながら爪の状態を整えていく

▲専用の道具を用いながら爪の状態を整えていく

予約制なので、診療時間中にお電話でご予約ください。爪や足の状態により進め方は異なりますが、まずは角質などをやわらかくするため洗浄フォームで洗い、専用の道具で爪の状態を整えていきます。爪を切り、やすりをかけ、表面の甘皮などもきれいにして磨き、保湿用のオイルなどを使うこともあります。足の裏のたこやうおのめもきれいに除去します。仕上げにホットタオルで足をくるんでマッサージをして、血行や足首の柔軟性にもアプローチしていきます。時間は約30分ですが、たこが大きい、うおのめが多い、強度の巻き爪があるといった場合は時間が長くかかる場合もあります。

Qこちらでケアを受けるメリットは?
A
さわクリニック ケアの際には軟膏の塗り方のアドバイスなども行っている

▲ケアの際には軟膏の塗り方のアドバイスなども行っている

医学的な根拠に基づいた医療フットケアを提供しているのが特徴です。例えば巻き爪の改善には、よく知られたワイヤーだけではなく、爪に特殊なプレートを貼ったり、曲がった爪を矯正するためのジェルを使ったりします。また、サロンではなく医療機関で行っているので、必要に応じて医師の診察や投薬を受けられるのもメリットです。水虫の方に軟膏を処方して、フットケアの際に塗り方を含めてアドバイスをしたり、傷口から化膿してしまっている方には抗生物質を処方できるのも医療機関だからこそです。ご高齢の方に複数の施設に行っていただくのは大変ですが、当院ならワンストップで対応できます。

ドクターからのメッセージ

澤 禎徳院長

爪や足のことで困っている方のお力になりたいという思いから医療フットケアを始めました。病院でもフットケアに対応している所もありますが、爪が切れないといった理由で受診するのは難しいでしょう。「どこに相談すれば良いかわからない」という方も多く、そうした方々が気軽に頼れる窓口でありたいと思っています。年齢を重ねても、元気に歩き、運動していただくことが一番なので、爪が切れない、たこ・うおのめが痛い、巻き爪を無理に切って出血してしまうといった方は、お気軽にご利用ください。「こんな足を人に見せるのは恥ずかしい」という方もおられると思いますが、自分で何とかしようとして結局遠回りをする前に、一度ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

医療フットケア/3000円~、巻き爪治療/3500円~

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