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岩見 久司 院長の独自取材記事

いわみ眼科

(芦屋市/芦屋駅)

最終更新日:2026/01/23

岩見久司院長 いわみ眼科 main

阪神本線芦屋駅のホームに隣接するスタイリッシュな新築ビル。これまでも芦屋駅近くで診療を行ってきた「いわみ眼科」が2025年12月より同ビル内へ移転し、診療環境を一新した。手術専用フロアを新たに設け、従来にも増して高機能な検査機器を導入し、医師やスタッフも増員。岩見久司院長は「増え続ける患者さんをスムーズに受け入れ、高度な眼科医療を安心して快適に受けてもらえる環境をめざしました」と笑顔を見せる。岩見院長はさらに、他診療科との連携や後進への教育、一般への情報発信など、院外でも精力的に活動。その原動力は「誰もが目で困らない人生を過ごしてほしい」という願いや「日本の眼科診療の底上げ」への強い思いだという。目の病気から全身の健康、さらに日本人の健康寿命へとアプローチする岩見院長に、現在の思いを聞いた。

(取材日2025年11月14日)

より安心感のある診療環境をめざして移転

今回、近距離で移転されたのはなぜですか?

岩見久司院長 いわみ眼科1

患者さんが増え続け、移転前には待合室が混み合ったり、待ち時間が長引いたりしていたからです。今いらしてくださるのは、長年通い続けてくださる患者さんが大半です。また、加齢とともに増える目の病気の有病率を考えますと、まだ受診に至っていない方は多いはずで、本来ならもっと多くの患者さんを診ないといけない。このため、より広いスペースが必要だと考えていました。目の悪い方が通うので公共交通機関を使えることも重要ですし、阪神本線の沿線には大きな眼科クリニックがなく、遠方からも電車で通ってくださる患者さんがいます。そこで、芦屋駅のより近くにビルが建つのを機に、近距離移転を決めました。中も新しくきれいですから、安心して過ごしてもらえると思います。

診療のコンセプトに変化はありますか?

「高度医療を身近に」という開業時からのコンセプトに変わりはありません。大学病院と同水準以上の検査や、重症例の治療にも対応します。今回、2階に設けた外来・検査フロアは旧クリニックの1.5倍以上の広さです。さらに3階に手術専用スペースを設けたので、手術と外来診療を並行しやすくなりました。3階には眼鏡店も併設しています。軽い不調から緊急例を含む手術例まで、あるいは子どもから高齢者まで、「目の健康をトータルに、継続的に守る」ための診療やサポートを、今まで以上に大事にしていきます。

診療スペースや医療機器など、新クリニックでの工夫やこだわりを教えてください。

岩見久司院長 いわみ眼科2

不調があるのに必要な治療と出会えていない患者さんは、不安や心の傷に苦しんでいることもあります。そんな方に安心してほしい。診断の精度を高め症状を客観的に把握できると、患者さんのつらさにきちんと寄り添えます。今回、新しい検査機器を4種類導入しました。1つは眼底の広範囲の断層情報を調べる機器で、従来から使用する広角眼底写真と組み合わせると、眼底の3D情報が得られます。造影検査も可能で、眼底の色や形状から、病気の種類や経過まで見通せるように。また、眼球前側の角膜や黒目のカーブなどを測る前眼部光干渉断層計や、眼球を通過する光のゆがみを数値化して患者さんが自覚する見え方の異常を可視化する検査機器、さらに台に顎を乗せるのではなく両目でのぞき込み、視野やコントラストの感度を短時間で調べられる視野検査計も導入しました。困り事は全部把握して、適切な治療につなげたいので、思いきって投資しています。

高い専門性で目の健康をトータルに守る

先生のご経歴やこれまでのお仕事について、改めてお聞かせください。

岩見久司院長 いわみ眼科3

専門的な知識や能力を生かせる仕事がしたくて、医師を志しました。眼科を選んだのは、眼球の美しさや顕微鏡手術に関心を持ったからです。加齢黄斑変性という詳しい発症メカニズムがまだわかっていない病気が専門で、留学先のドイツでは予防策の研究にも取り組みました。帰国後は大阪市立大学医学部附属病院や兵庫医科大学病院で加齢黄斑変性、糖尿病網膜症などの網膜疾患をはじめ、ぶどう膜炎や白内障、緑内障など幅広く診療しましたね。ただ、加齢黄斑変性は患者さんが増えているのにもかかわらず、外来診療日が限られ、待ち時間の長さから治療を中断してしまう高齢患者さんも。そこで患者さんが通いやすい町中にクリニックをつくり、加齢黄斑変性などに対する専門性の高い治療をしようと開業したのが2018年のことです。

今回、医師が増えて三診体制になったことについてお聞かせください。

移転に伴い、常勤の医師が私を含めて3人になりました。3人とも眼科診療のキャリアが20年以上ある、日本眼科学会眼科専門医です。積極的な治療介入が必要な患者さんや緊急の重症例などには主に私が対応し、初診の評価や症状が安定している方の診察は、他の先生方に担当していただきます。この体制の良さは、緊急対応時にも外来診療を同時に進められることです。また、異なる専門性を持つベテランの医師同士で相談できますので、当院全体の診療レベルもさらに高まるでしょう。ご縁ができた患者さんには私の目が届くところにいてもらって、何かあった時にはカバーする。患者さんの目の健康を長く守るためにも、施設内で連携できる三診制は良いスタイルだと考えています。

力を入れている治療とその理由を教えてください。

岩見久司院長 いわみ眼科4

目の病変には結膜炎から白内障、緑内障まで幅広く対応しますが、中でも加齢黄斑変性や糖尿病網膜症などの眼底の網膜疾患、そして近視には力を入れています。緑内障や網膜疾患はかなり悪化するまで自覚症状に乏しく、また治療では進行抑制をめざしますので、早期発見や治療の継続が大切です。眼底検査では目の奥の神経や血管を直接観察しますので、そこから全身の血液循環や神経の状態も推測して、他の病気の早期発見にも役立てたいと考えています。一方、眼球が変形する近視では、視力の問題だけでなく、将来的に網膜剥離や緑内障のリスクが高まります。近視は環境と遺伝的な要素が強く、幼いうちから対策していく必要があるので、オルソケラトロジーや、新しい近視抑制治療にも積極的に取り組んでいます。

目で困る人を減らして健康寿命の延伸をめざす

患者さんと向き合う際に大事にしていることはありますか?

岩見久司院長 いわみ眼科5

お困りの症状に加えて生活背景やご家族の病気、これまでの人生など、患者さんのお話を広く深く聞くことです。同じような病状であっても、それぞれの患者さんに適した治療は、検査結果を含め多くの情報があってこそ成り立ちます。治療とともに生活習慣の改善を急ぐ場合もありますし、他の病気が疑われる場合は他の診療科を紹介することも。今は問題がなくても、将来を見越して長期的な経過観察を続けることも多いです。専門性の高い診療環境があり治療選択肢も幅広いので、それを生かして「目に困らない人生」をサポートさせていただくためにも、患者さんとのコミュニケーションは重要ですね。

最近は院外での活動にも注力されているとか。

大学や視能訓練士の専門学校で講師を行っていますし、その他勉強会などでの講演や講義にも力を入れています。先進の機器を日常的に使って診療していますので、そこから得られた情報を広く共有していくことも、私の役割だと考えています。また最近は教育系のオンラインサロンを立ち上げました。講演内容を短い動画にして、若手の先生や眼科の検査職の方にも気軽に見てもらえるようにしています。一般の方向けには、大手ウェブメディアなどで目の健康や病気に関する記事も執筆していますよ。今回の移転でより多くの患者さんを受け入れられるようにはなりましたが、それでもいずれ限界は来ます。私のライフワークは「眼科医療の底上げ」ですので、当院での診療を院外への教育や啓発活動にもつなげ、目で困っている方を世の中全体から少しでも減らしたい、健康に過ごすためのアイデアを広げていきたいと考えています。

読者へメッセージをお願いします。

岩見久司院長 いわみ眼科6

今、日本人はとても長生きできる時代になっていますが、最期までご自身らしく生活するためには、目や全身の健康が不可欠です。一方、日本では加齢とともに増える目の不調を「年のせい」と受け止め、放置しがちです。視力の低下や失明は認知機能の低下や介護に直結しますから、不調があればどうか早めにご相談ください。当院では移転を機に技術力と専門性をいっそう向上し、患者さんの目をトータルに守るために、今の症状だけでなく将来にも目を向け、小さな異常も見逃さない診療に注力しています。また、40歳など節目のタイミングには自覚症状がなくても目の検診を受けるなど、健康を守る文化も育んでいきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・近視抑制治療
診察・検査:4000円
点眼薬:4400円/月
1~3ヵ月は毎月、4ヵ月以降は3ヵ月ごとに診察
眼鏡・コンタクトレンズ処方(必要時)診察・検査:4000円、処方料2000円
・オルソケラトロジー
初期費(検査&トライアル):1万円
初月診察:1万円
2・3ヵ月目診察:8500円/月(両眼)、6700円/月(片眼)
4ヵ月~(3ヵ月ごとに診察)サブスクリプション費用内で対応、症状により診察頻度が異なる
レンズ買い替え、紛失時:1万5000円/1枚
破損・度数調整の交換は1枚につき年2回まで保障
眼鏡の処方・検査(必要時):2000円
ケア用品代別途必要

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