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頭痛やパーキンソン病が気になったら
脳神経内科でできること

かわかみ内科

(吹田市/岸辺駅)

最終更新日:2026/07/01

かわかみ内科 頭痛やパーキンソン病が気になったら 脳神経内科でできること かわかみ内科 頭痛やパーキンソン病が気になったら 脳神経内科でできること
  • 保険診療

「頭痛だけだし、相談しにくいな」「最近動きが遅くなったけれど、年齢のせいだろう」と、症状や生活上の不便を抱えながら受診をためらっている人は少なくない。吹田市にある「かわかみ内科」は、地域のかかりつけ医として内科診療を行う一方、脳神経内科の専門性を生かした診療にも力を注ぐクリニックだ。院長の川上英孝先生は、頭痛診療では緊急性の見極めを重視し、必要に応じてMRI検査が受けられる医療機関と連携。一方で、パーキンソン病については早期の相談窓口としての役割も担っているという。今回は日本神経学会神経内科専門医である川上院長に、頭痛やパーキンソン病の症状、受診の目安、治療の流れについて詳しく聞いた。

(取材日2026年6月4日)

頭痛の危険なサインの見極めからパーキンソン病の早期発見と継続診療まで、地域を支える脳神経内科

Q頭痛の症状や種類について教えてください。
A
かわかみ内科 さまざまな頭痛の原因について話す院長

▲さまざまな頭痛の原因について話す院長

頭痛は大きく、緊急性の高いものと比較的ゆっくり経過を見られるものに分けられます。例えば、脳出血や脳梗塞、脳腫瘍などの病気が隠れている頭痛は早急な対応が必要です。一方で、肩や首の筋肉の緊張が原因となる緊張型頭痛や、繰り返し起こる片頭痛は比較的多く見られます。これらはお薬や体操などで改善が見込める緊急性の低い頭痛ですが、症状だけで完全に見分けることは難しく、患者さん自身が判断するのは容易ではありません。当院では神経学的診察を行い、緊急性の有無を丁寧に見極めています。「初めて経験する頭痛」「いつもと様子が違う頭痛」「症状が長引く頭痛」は、自己判断せず一度脳神経内科へ相談していただきたいですね。

Q検査を受けていただくことを大切にされているそうですね。
A
かわかみ内科 安心して頭痛と向き合うために、必要な検査を勧めている

▲安心して頭痛と向き合うために、必要な検査を勧めている

頭痛診療で私が特に重視しているのは、「念のための確認」を怠らないことです。診察所見から大きな問題はなさそうに見えても、画像検査によって脳血管障害や脳腫瘍が見つかることもあります。そのため、少しでもリスクを感じた場合にはMRI検査をお勧めしています。また、片頭痛の治療薬を検討する際も、安全に治療を進めるためMRI検査をお願いすることがあります。大げさに感じるかもしれませんが、重大な病気を見逃さず、適切な治療につなげるためには欠かせない工程です。当院にはMRI設備がないため、必要に応じて連携医療機関をご紹介しています。安心して頭痛と向き合うためにも、必要な検査はしっかり受けていただきたいですね。

Qパーキンソン病は、どういったタイミングでの受診が適切ですか?
A
かわかみ内科 専門的な診察を通じて治療の方向性を判断

▲専門的な診察を通じて治療の方向性を判断

パーキンソン病の初期症状は、「動きが遅くなった」「歩幅が小さくなった」「手足が動かしにくい」といったものです。ただ、こうした症状は加齢による変化とも似ているため、見過ごされるケースも少なくありません。実際に、その見極めには脳神経内科ならではの専門的な診察が必要です。私は症状が軽いうちからの相談をお勧めしています。結果的に違っていても安心できますし、病気だった場合も早期に治療へつなげることができます。大きな病院では予約が混み合い、受診まで時間がかかることもあります。町の脳神経内科クリニックでも専門的な診察を通じて方向性を判断できますので、「もしかして」と感じた段階で気軽に受診してください。

Qパーキンソン病の治療は、どういう流れで行われますか?
A
かわかみ内科 患者一人ひとりの生活に合わせた治療体制を整えている

▲患者一人ひとりの生活に合わせた治療体制を整えている

まずは神経学的診察を行い、パーキンソン病の可能性を評価します。その上で必要に応じてMRI検査や核医学検査などを組み合わせ、診断を進めていきます。診察所見から強く疑われる場合には、薬への反応を見ることで診断の助けとすることもあります。現在は治療薬が進歩しており、適切な治療によって生活機能の維持が期待できます。大切なのは、患者さん一人ひとりの生活に合わせて治療を考えることです。当院では外来診療だけでなく訪問診療にも対応し、自宅での生活状況を確認しながら薬の調整や療養支援を行っています。通院が難しくなった方でも継続して診療を受けられる体制を整えていますので、抱え込まずに相談していただきたいですね。

Q質の高い診療のために、医療連携を大切にされているのだとか。
A
かわかみ内科 切れ目のない医療を提供するため、医療連携を大切にしている同院

▲切れ目のない医療を提供するため、医療連携を大切にしている同院

脳神経内科診療は、一つの医療機関だけで完結するものではありません。頭痛診療では画像検査を担う医療機関との連携が欠かせませんし、パーキンソン病の診療でも病院や在宅医療との協力が重要になります。特にパーキンソン病は長く付き合う病気だからこそ、地域で継続的に支えていく体制が求められます。当院では症状の評価や治療の導入、訪問診療を通じた継続的なフォローにも対応しています。医療機関の先生方には、パーキンソン病が疑われる方や専門的な診察が必要と思われる方がおられましたら、まずはご相談いただきたいです。地域の医療機関が協力・役割分担しながら、患者さんにとって切れ目のない医療を提供していきたいと考えています。

ドクターからのメッセージ

川上 英孝院長

頭痛や体の動きの変化は、日常生活の中で誰にでも起こり得る症状です。しかし、その背景には治療が必要な病気が隠れていることがあります。特にパーキンソン病と加齢による変化の見極めや危険な頭痛の判断には、脳神経内科ならではの知識と経験が欠かせません。また、これらの病気ではMRIなどの画像検査が重要な役割を果たします。「様子を見ようかな」「年齢のせいかもしれない」と我慢せず、気になることがあれば早めに相談してください。当院では患者さんのお話を丁寧に伺い、必要な検査や治療を一緒に考えていきます。地域の皆さんが安心して暮らし続けられるよう、これからも身近な相談窓口としてお力になりたいと思っています。