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子どもの健全な成長を手助けする
小学校低学年から行う顎顔面矯正

さいたま市北区 クオーレ歯科・矯正歯科クリニック

(さいたま市北区/加茂宮駅)

最終更新日:2020/11/17

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  • 自由診療

矯正と聞くと、歯並びを良くするための方法と思いがちだ。しかし、実は矯正の目的は歯並びの改善だけではない。「子どもの上顎の成長が不十分だと、うまく鼻呼吸ができないために風邪をひきやすかったり、舌根沈下が起きて睡眠障害になりやすかったりと、全身の健康にも悪い影響が出ることがあります。それを防ぎ、子どもの健全な成長を手助けするのも矯正の役割です」と教えてくれたのは、「さいたま市北区 クオーレ歯科・矯正歯科クリニック」の小池慶院長。幼稚園の年長~小学校低学年の場合、顎顔面矯正によって顎が本来の大きさまで成長するよう手助けすることは、将来のリスクを減らすことにもつながるという。顎顔面矯正の概要や受けるメリット、矯正後に気をつける点などを、小池院長に聞いた。(取材日2020年7月20日)

顎の骨の健全な成長を促すことが、全身の健康につながる

Q顎顔面矯正とはどんなものですか?
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▲不十分な顎の成長が子どもの発達に影響してしまうことも

上顎の成長が十分でない子どもに対し、顎が本来の大きさに成長する手助けをする矯正法です。顎の成長が不十分だと、歯が生えてくるのに十分なスペースがないため、新しく生えてきた永久歯がきれいに並んでくれません。それは単に見た目の良し悪しだけでなく、うまく鼻呼吸ができずに口呼吸になるなど、子どもの発達にも影響してしまうことがあります。そこで、子どもの健全な成長を手助けするために行うのが顎顔面矯正です。矯正というと歯を動かすイメージがありますが、まだ骨格が未完成の子どものうちは、歯そのものを動かす矯正はあまり行いません。幼稚園~小学校低学年ぐらいなら、顎顔面矯正が適することが多いです。

Q顎顔面矯正は、いつ頃から始めるのがよいのでしょうか?
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▲上顎に専用の装置を装着して顎の骨を広げていく

幼稚園の年長さんから小学校2年生ぐらいまでが、矯正を始めるのに適した時期と考えています。それより小さいと幼すぎて矯正を続けるのが難しいですし、小学校中学年ぐらいになると、すでに生えてきた永久歯の数が多すぎて、顎の調整だけではうまくいかないことが多くなります。もちろん子どもの発達には個人差があるので、できる子は幼稚園年中さんぐらいから始めても構いません。具体的な内容としては、上顎に専用の装置を装着して顎の骨を広げていきます。装置を着ける期間は約半年~1年ほどで、その後は第二大臼歯が生えるまで経過観察。第二大臼歯が生えそろった段階でもし必要があれば、歯を動かす矯正へ移行するという流れになります。

Q顎顔面矯正を受けるメリットを教えてください。
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▲歯列だけでなく全身の健康へもアプローチできる

主なメリットとしては、骨格からアプローチすることで全身の健康にもつながることです。上顎の成長が甘いと鼻呼吸がうまくできず、口呼吸になりがちです。しかし口呼吸は体にとってあまり良い状況ではなく、鼻のフィルターを通さない分ウイルスなどがすぐ肺に入ってしまい、風邪をひきやすくなります。喘息の原因にもなりますし、口呼吸のために常に口が開いていると歯が前に出てきてしまい、なおさら歯並びが悪くなるという悪循環が起きることも。また口呼吸をする子は顔を前に出して呼吸することが多く、猫背にもなりがちなんです。ですので、歯列だけでなく、全身の健康も視野に入れてアプローチできることは大きなポイントと言えるでしょう。

Q矯正を受けるべきかは、どんな点から判断すればいいのでしょう?
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▲悪習癖など気になることがあれば早めの受診を

まず、通常とは逆に下顎のほうが上顎より出ている受け口になっている場合や、子どもの歯と歯の間に隙間がなくぎゅうぎゅうに詰まっている場合は、顎の骨が健全に成長できていない状態です。子どもの歯の正常な姿は歯と歯の間に隙間があるいわゆるすきっ歯ですから、それが達成できていない時は、一度歯科を受診されたほうがいいと思います。後は、指しゃぶりや唇を噛む癖、爪を噛む癖、舌癖などによっても歯は動いてしまうので、これらの癖があるようなら、既に歯列が乱れている場合もあります。悪習癖がありそうならまずは受診してもらい、早めに矯正を始めるのがお勧めです。

Q矯正後に気をつけることなどはありますか?
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▲予防の観点からも、矯正が終わったら定期検診を勧めている

顎顔面矯正においては、矯正が一通り終われば、矯正のために歯科に通う必要はなくなります。装置が外れた後も、第二大臼歯がすべて生えそろうまでは経過観察となり、必要に応じて装置を追加することはありますが、その間に特別なメンテナンスが必要なわけでもありません。ただ矯正をするしないに関係なく、問題が起きた際の早期発見と虫歯・歯周病予防という点から、6ヵ月に1回ぐらいのペースで定期検診を受けるのがお勧めです。なお、顎顔面矯正後どのように変わったかを測る方法として、当院では鼻腔通気度計を導入して術前・術後の鼻の通りをチェックし、数値として変化がわかるようにしています。

ドクターからのメッセージ

小池 慶院長

上顎の骨の成長が十分でないと、口内で舌の居場所がなくなり、舌が喉の奥に引っ込む舌根沈下が起こりやすくなります。舌根沈下が起こると、空気の通り道である気道が狭くなるため睡眠障害になりやすく、授業中に集中できなかったり、理由もなくイライラしたりといったことにつながります。このように、上顎の成長は子どもたちの健康と密接に関わるため、甘く見ることはできません。顎の形や歯並びは親御さんに似ることも多いですが、小学校2年生ぐらいまでに矯正を始められれば、将来的に、歯並びに関する悩みを解消しやすくなる可能性はあると思います。もしお子さんの歯並びや顎が気になるなら、早めに受診を考えてみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

顎顔面矯正/35万円~、調整量/月一回3000円、装置代/5000円、歯列矯正/35万円~50万円(税抜き)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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