うすだ内科クリニック

うすだ内科クリニック

臼田 和弘院長

新規開院

20180926 bana

渋谷や新宿、吉祥寺からも便利な、明大前駅より徒歩3分。住宅地にある「うすだ内科クリニック」は、2018年4月に開院した新しいクリニックだ。同院は、日本医科大学付属病院で頭痛や脳卒中治療の研鑽を積んだ臼田和弘院長が、日常的な体調不良から専門的治療まで行う。エレベーターで2階に上がると、院内は真っ白で清潔感あふれるシンプルな設えが印象的。頭痛や物忘れなど、患者さんの悩み、苦しみに一緒に向き合って、笑顔で帰ってもらえるクリニックをめざしたいという診療への思いなど話を聞いた。
(取材日2018年9月10日)

「頭痛」に対しての適切な診断とそれに応じた治療を

―2018年4月に開業されたそうですね。

これまで約30年、日本医科大学付属病院の神経・脳血管内科で患者さんの診療や研究に携わってきました。主な専門は頭痛と脳卒中です。このクリニックでは、まず地域のかかりつけ医として風邪や生活習慣病などの一般内科から頭痛、物忘れ、めまい、しびれ、ふるえといった脳神経内科領域の疾患に悩む患者さんのお役に立ちたいと思っています。その上で、例えば30年来、専門としてきた頭痛については、開業後もずっと週1回、日本医科大学付属病院で頭痛の診療を行っています。大学で得た先進の知識に自分のこれまでの経験に加えて、このクリニックでの診療に最大限活用していきたいのです。

―頭痛は、どのようなお悩みが多いでしょうか。

そうですね、ひどい頭痛というのは、日常生活に支障を来してしまいます。日本の片頭痛人口は840万人、それを含む慢性頭痛人口は実に3000万人に及ぶといわれます。また、頭痛によって学校や仕事に行けず、集中できないことによる生産性の低下が日本経済に毎年2880億円の損失をもたらすともいわれます。そのくらい、頭痛に苦しんでおられる方はいらっしゃるのです。頭痛は一次性と二次性に分けられますが、一般的に頭痛治療ではまず、くも膜下出血や脳腫瘍など重大な病気が原因となる二次性頭痛を除外することから始めます。MRIなどの画像診断と神経学的な所見をもって、命に関わる病気がないことをまず確認するのですね。それらがなければ一次性頭痛として薬が処方されたりしますね。

―一次性頭痛というのは、どうすればよいのでしょうか。

そこからしっかり診断をつける必要があります。頭痛の診断名は150から200ほどもあるといわれます。適切な診断とそれに応じた治療をすべきで、そうすれば痛みや苦しみから解放されることにつながります。患者さんの中には、当面処方された鎮痛剤を飲んでも症状がなかなか改善せずに、いろんな医療機関にかかり、薬が増えている方もいらっしゃいます。その場合、薬物の使用過多によってさらに頭痛が引き起こされていることも少なくありません。また、痛みがつらくて薬をつい大目に飲んでしまわれることもあるでしょう。その悪循環を断ち切るべく、きちんと診断をつけて頭痛のタイプを見極め、そのための治療を行うべきです。薬も見直して、適切に減らしていく作業も必要でしょう。



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