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親知らず抜歯後3、4日から1週間ほど続く
痛みや腫れについて

あいおい歯科 池袋駅東口医院

(豊島区/池袋駅)

最終更新日:2020/10/14

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  • 保険診療

親知らずが虫歯や歯周病などのトラブルを起こしている場合や、将来的にトラブルを招くリスクが高い場合は、抜歯が検討される。親知らずの抜歯については「抜いた後に腫れる」「麻酔が切れた後が痛い」というようなイメージがあり、ためらう人も多いようだが、若いうちに抜歯するほうが、抜歯後の治癒も早く、トラブルのもととなる親知らずがなくなることで、他の歯や口腔内の健康を守ることにもつながるという。そこで、口腔外科出身で、親知らずの抜歯を積極的に勧める「あいおい歯科 池袋駅東口医院」益岡希衣院長に、親知らずの抜歯後の痛みや注意点、抜歯後に起こることもあるドライソケットについて取材した。 (取材日2020年9月25日)

親知らず抜歯後の痛みや腫れは1週間ほどで治まることがほとんど。抜歯箇所への刺激やドライソケットに注意

Q親知らずの抜歯後に気をつけることは何でしょうか?
A
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▲抜歯後は傷口に刺激を与えないように注意

親知らずの抜歯後は多少出血がありますので、30分ほどガーゼを噛んで圧迫止血を行います。ガーゼは入れたままにせず、必ず取り出して処分します。それでもまだ出血が止まらない場合はもう一度ガーゼかティッシュを噛み込み、圧迫止血します。唾液に混じって少し血の味がする程度ならば心配はありませんが、出血が止まらず、口の中がいっぱいになるというような時は歯科医院に連絡してください。また傷口に刺激を与えないように、抜歯後、2、3日は強いうがいを避け、歯磨きの際も傷口に触れないようにします。食べた物が挟まっても、強いうがいや、舌や指で取ることは避けてください。そして指示された抜歯後の消毒は必ず受診しましょう。

Q抜歯後の痛みや腫れ、避けるべきことについて教えてください。
A
2

▲痛みのピークは翌日

痛みのピークは抜歯翌日で、その後徐々に引いていくことが多いです。腫れのピークは痛みから少し遅れて2日後ぐらいです。抜歯後3、4日から1週間ほどで痛みや腫れは治まっていきますが、2週間ほどは若干の鈍痛が残ることもあります。また抜歯後、親知らずの部分に大きな穴が空いているために刺激が手前の歯に直接加わり、知覚過敏が起きることがあります。避けるべきことは、まず喫煙です。血流に影響し治りが悪くなる要因となります。飲酒は治癒を阻害するものではありませんが、腫れや痛みの原因となりやすいので避けたほうが無難です。入浴は構いませんが、長風呂は禁物です。激しい運動は出血につながるため、1、2日は避けてください。

Q鎮痛剤を飲んでも痛みが治まらない場合はどうすればいいですか?
A
3

▲指示どおりに歯科を受診しよう

通常は、抜歯後翌日の消毒、傷口を縫った場合は1週間後の抜糸のための受診を指示されますので、まずは指示どおりに歯科を受診して、歯科医師に相談してください。多くの場合、3、4日から1週間ほどで痛みや腫れは治まり、抜歯窩(抜歯後空いてしまった穴)がふさがるにつれて、鈍い痛みも気にならない程度になっていきます。それでも強い痛みが続く場合は、ドライソケットの可能性もありますので、歯科医院を受診してください。また、抜歯後にタバコを吸うと、タバコの影響で血行が悪くなり、傷の治りが悪くなることにより、ドライソケットのリスクを高めます。抜歯後、傷口が落ち着くまでは禁煙をお勧めします。

Qドライソケットとは、どのような症状ですか。
A
4

▲抜歯後の喫煙は控えよう

ソケットとは抜歯窩のことで、ドライソケットとは、抜歯窩の歯槽骨が血液で覆われることなく露出したままとなり、骨に細菌感染が起こっている状態をいいます。通常は、抜歯後、抜歯した部位から出血があり、その出血が固まって血餅となり、だんだん幼若な組織に変化して最終的には健全な組織となって抜歯窩がふさがります。しかし血餅が失われ、歯槽骨が露出してしまうとドライソケットになります。ドライソケットが生じると傷の治癒に時間がかかり、痛みがぶり返して、2週間ほど痛みが続くこともあります。対応としては、痛み止めなどを飲みながら安静に過ごすことで、長引きますがこの方法でほとんどの場合は対処できます。

Qドライソケットを予防する方法はありますか?
A
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▲口腔外科を専門とする歯科医師が常駐している当院

抜歯後、出血によって作られた血餅が、流れてしまわないようにすることが重要です。抜歯の直後、1日から2日は激しいうがいをしないようにすることを心がけ、歯磨きの際も傷口に触らないように気をつけてください。舌が少し当たるぐらいでは問題はありませんが、出血を気にして何度も舌で触ったり、指で傷口を触るのはやめましょう。特にドライソケットになりにくい抜歯方法や工夫はありませんが、抜歯するまでにたびたび炎症を繰り返しているケースでは、親知らず周囲の骨が硬くなり、血流が減ってドライソケットになりやすいと考えられます。また、タバコを吸うと血行を抑える作用があるので、ドライソケットは起こりやすくなります。

ドクターからのメッセージ

益岡 希衣院長

親知らずの抜歯後は、多少痛みや腫れが生じますが、それほど長く続くことはなく、我慢できないほどの強い痛みが生じることもほとんどありません。ドライソケットが起こるケースも実は少なく、もし起こったとしても治癒までの期間が少し延びる程度です。親知らずをそのままにしておくことによる虫歯や歯周病のリスク、それに伴う痛みのほうが大きいのではないかと私は思っています。抜歯が怖いという方にも、早期の抜歯をお勧めします。当院では、口腔外科を専門とする歯科医師が常駐し、難症例の親知らずの抜歯にも対応しています。平日はもちろん、土曜・日曜も夜19時まで診療していますので、気軽にご相談ください。

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